戸定の昆虫 2014-3 (7~9月)
暑くなってきましたが、あちらこちらで観察していきたいものの、忙しい毎日です。更新が遅くなりすいませんでした。
9月30日 (火)
西千葉屋上調査を行いました。はじめは屋上はらっぱです。
今年もマキバサシガメが見られました。この写真では種の同定は難しいですけどミナミマキバサシガメかな。
ヨコバイ2種・・・種の同定はもう少しお待ちください。
ニホントカゲが日光浴していました。定着してくれると良いのですが・・・
次はビオトープです。
カネタタキのオスが鳴いています。あちらこちらの植物にいました。
こちらはメスです。メスは隠れていることが多いですね。
このようにオスメスが集まっている場合もみられました。
セイタカアワダチソウについていたアワダチソウグンバイです。透明な翅と糞の色彩でもある黒色を
身にまとい、姿を見つけるのは難しかったです。
ヒロバネカンタンがいました。北海道で見たカンタン同様、花を摂食しています。
イチモンジセセリは、この10階でもコンスタントに見られるチョウです。飛翔力は強いですね。
ヤマトシジミは、最近になってこの10階の屋上でも見られるようになりました。
ヒラタグンバイウンカも、まだ元気にススキにいました。
9月23〜24日 (火〜水)
上越教育大学に行きました。昆虫の写真はほとんど撮らなかったのですが、24日に少し昆虫採集したので
そのときの写真を・・・同行していただいたT先生と学生さんに感謝です。
体色が黄色いシリアゲムシがいました。でも調べてみたらヤマトシリアゲの晩夏から秋に現れる個体が、こういう
体色だそうで、以前はベッコウシリアゲと別種になっていたそうです。こんなに違うとはびっくりしました。
まだまだ知らないことが多いです。(9月12日にも見ていました。あとからアップしています)
コバネイナゴです。最近撮影していないなと思い撮りました。
ハヤシノウマオイと思われる個体がいました。産卵管はまるで剣のようです。
こちらはエンマコオロギです。まだオスを撮っていないので、いつか撮影したいものです。
イチモンジセセリをここでも撮影しました(笑)
9月14〜18日 (日〜金)
今度はニューヨークに行きました。魅力的な街でした。
写真はそう多くないけど別立てにします。上の写真をクリックしてください。
9月12日 (金)
高尾の森林科学園に行ったのに、入れ忘れていました。12月29日と年末ですが挿入します。
いきなりイチモンジチョウがいましたので、撮影しました。たぶん撮影は、はじめてです。
美しい蝶ですね。撮影できて嬉しい。
これが今日の主役の巣です。中にいるのは・・・
ノミバッタです。ここで定期的に調査しようかとやってきました。
地面を見ているといろいろな昆虫がいます。これは先日園芸にもいたアリバチですが、種名は
わからないかも・・・地中に触角をあてて、何か関知しているようです。少し注目しましたが、
結局は立ち去りました。
小さなコオロギもいました。黄色いラインが触角の間にあるようなので、タンボコオロギかなと思い
ましたが、どうでしょうかねえ・・・
オナガアゲハの幼虫がカラスザンショウの幼木にいました。
小さい樹に2匹の終齢幼虫がいるので、もう少ししたら葉を食べ尽くしてしまうかも・・・
真っ黒いバッタでしたが、クルマバッタモドキのようです。木製ベンチの上にいました。
こちらの方が先に写真を撮っていたのに、上越市での個体を見ても忘れていました。ヤマトシリアゲの
夏型個体です。こちらがメスでした。でも上越のものよりは黄色っぽくないように感じました・・・
でも横から見ると黄色いです。
オスはこんな感じ、腹部後半がべっ甲色のようで、これが古い呼び名のいわれかもしれません。
なんと雌雄の求愛行動をみました。
下のメスは羽化して粗繭から脱出する所なんでしょうか・・・蛹化するときこんな繭を作るとは知りませんでした。
調べないと・・・
でもなかなか脱出できず、オスはその周りをぐるぐる回り翅を振るわしていました。何か信号を
送っているのかもしれず興味深い・・・でもこういう場面にはなかなか出会えませんからね・・・
ミドリヒョウモンが、日光浴したり吸蜜したりしていました。高尾付近でも普通にいるんですね。
これは昨年高尾山で見たシロオビクロナミシャクですね。年2化だそうなので、これは2化目の成虫でしょう。
ボーベリアに感染して死んでいるカミキリムシがまとめて2匹いました。クワカミキリかな・・・
ボーベリアは冬虫夏草ではないとされていましたが、近年は冬虫夏草と近縁であることがわかってきた
ようです。でも大きな子実体とか形成されないから、あまり魅力的ではないのかもですね。
センチコガネがいました。オオセンチかは不明です。
ノミバッタの幼虫です。腹部が黄色のが幼虫の特徴のようです・・・元から小さいので
なかなか分かりません・・・もっと撮影しないと・・・
木製ベンチの隙間に産卵しているフキバッタです。面白いところに産卵するんですね。孵化シーンに
巡り会いたいものです。
オオゾウムシがいました。のんびりゆったりしていました。どんな生活をしているのか気になります。
おお、これはクロハナムグリのようです。コアオハナムグリとは明らかに違うので北海道で見たのとは
全然違いました。撮影できて良かったです。
これはベニモンツノカメムシのようです。特徴的な斑紋ですね。カメムシもまだまだ知らないものだらけです。
9月11日 (木)
栃木に、縞葉枯れ病罹病のイネをいただきに伺いました。卒業生のH君に感謝です。またよろしく
お願いします。受け取ってから一緒に河川敷で野外観察しました。
アジアイトトンボです。(後日同定)以前はトンボは分かっていませんでしたが、2020年以降は大丈夫です(笑)
これはあまりそう見えなかったが、イチモンジセセリですかね・・・。良い感じで翅を開いていました。
橋の下は乾いているので、ウスバカゲロウの幼虫の巣であるアリ地獄が高密度でいました。これだと一つ逃れても
またはまってしまいそうです。
オオカマキリと思われるオス個体がいました。カマキリは好きな昆虫ですが、印象的な写真を撮影するに至っていません。
卵嚢から孵化するところを一度撮影したいのですが・・・
なぜか葉の上でべったり翅を広げるヒメウラナミジャノメのオスです。こう開いてくれると同定も楽です。
この種は裏側からでも同定可能ですが、ありがたい。
今回一番嬉しかったのは、このギンイチモンジセセリです。春型はやはり栃木で撮影しましたが、夏型は初めてです。
銀の紋があまり目立ちませんね。
カゲロウがいました。この状態だと亜成虫かな?全体に真白でもう一回脱皮しそうです。亜成虫から成虫への
脱皮の写真も今後ぜひとも撮りたいものです・・・
こちらは色も濃くて同じ種の成虫のように見えます。それなら嬉しいが実際はどうなんでしょうねえ・・・
亜成虫がわかる図鑑とかはないかもなのですが、一応調べてみます。
こちらはわかりやすいイチモンジセセリです。どこにでもいますが、撮影したくなるチョウです。
なんでだろう(笑)
9月10日 (水)
千葉市との共同研究で、天敵調査をしていますが、今日はゴボウなどを見に行きました。
ナナホシテントウは結構見られました。アブラムシが多かったのでそれを食べにきたのでしょう。
テントウムシでは、ヒメカメノコテントウもよく見られました。幼虫も確認できました。
交尾個体も見られました。まだ次の世代までは回りそうですね。
カスミカメムシの仲間も多かったです。高知でタバコカスミカメを見たのでこれも天敵かと思い
ましたが、この カスミカメは植物食のようです。
天敵に限らずいろいろ見ていましたが、これは知りませんでした。調べたらウスグモスズというヒバリモドキ科に属する
昆虫でした。あまり注目したことなかったので初めての撮影です。
オンブバッタが2匹いるのですが、わかりますよね?緑色の個体は葉の緑色の部分に、茶色の個体は
葉の褐色部分にいたのが驚きでした。ちゃんと自分の体色がわかりにくい位置に行くのですね・・・
オンブバッタの多くは成虫になっていたので、次世代を残す時期になってきました。これはオスがメスの上に
マウントしていますが、交尾はしていません。単にメスを他のオスから守っているという状況です。
これは交尾中のペアです。オスが上に乗っているのに交尾器の形態から交尾はオスがメスの腹部の下側になるので、
偽雄上位型という交尾様式を取りますが、この写真である程度はわかりますかね。
天敵が働いているところも撮影しないと・・・これはヤマトクサカゲロウがアブラムシを捕食しているところです。
大あごで挟んで体液を吸っています。
これは、アブラムシに産卵しようとしている寄生バチのようです。見かけはタマゴバチっぽいですが、
後ずさりしながら産卵管をアブラムシに射し込んでいました。興味深い!
ヒメハナカメムシもいました。 種名は難しい・・・いろいろ観察すると天敵も多い
のがわかります。もっと探したいものです。
9月9日 (火)
東葛園芸クラブ主催の講演会をしてきました。その前後の写真です・・・
ミンミンゼミが鳴いていました。近づけたのでまさに鳴いている瞬間を切り取る
ことができました。
もうモンクロシャチホコは、だいぶ大きくなりました。終齢幼虫たちです。
9月4日 (木)〜 9月7日(日)
北海道から今度はまだ真夏の石垣島に出向きました。こちらも写真は多くないもののそれなりに撮影
したので、別立てにします。
上の写真をクリックしてください(川平湾です)。
9月2日 (火)
大学に戻り学内で少しだけ写真撮りました。
アゲハチョウが追尾していました。この写真では上がメスで下がオスですが、くるくる入れ替わったりして
まるでふざけているようでした。
ほ場の花にオオスカシバが来て吸蜜していました。少し粘って撮影してみました。
シャッタースピードを高速にしてみましたが、それでも翅はとまりませんね・・・さすがに
ホバリングできる昆虫は違いますね。
8月30日 (土)〜 9月1日(月)
北海道の「十勝千年の森」で昆虫の調査をしました。写真も多いので別立てにします。
上の写真をクリックしてください。
8月29日 (金) ようやく8月までの写真をアップします・・・(12月11日)
西千葉の屋上調査がありました。まずは屋上はらっぱです。
オミナエシの花にチャバネアオカメムシが来ていました。花があると昆虫もやってきて私にとっては
いい光景です(笑)
ツトガの仲間のようなガがいました。よく見るとオレンジに黒いラインが渋いです。
ただ小さいので種名は少しお待ちください。
スグリゾウムシのようなゾウムシがいました。頻繁に見られる昆虫の一つです。
枯れ草にはショウリョウバッタのメスもいました。これが産卵すると嬉しいのですが・・・来年の状況を
見守りたいです。
次に自然科学のビオトープに行きました。
アジサイの葉にアオドウガネが来ていました。こんなに高い屋上なのにアオドウガネを誘引する
力があるのでしょうかねえ・・・アジサイならどこでもあるしなあ・・・どうも不思議です。
屋上ビオトープでしか見たことがないみどりグンバイウンカです。今度他でも探して
みようと思いました(笑)
クビキリギスの幼虫を見つけました。こうして屋上でも世代が回っています。
イチモンジセセリが休んでいました。恐らくアベリアの花に誘引されたと思われます。
花の香りの力も偉大です・・・
午後から柏の葉のセンターで打合せでした。帰りに寄ったクリ園です。クリシギゾウムシは
まだ早いようでした・・・いつか撮影したい・・・
夜は彼らがうるさく鳴いているんだろうなあと思われるアオマツムシがいました。この個体は
メスですが、オスや他の個体はもと高いところにいるのか見られませんでした。
クリに付いているクリオオアブラムシにクロヤマアリもきていました。クリオオアブラムシは学部時代に学生実験で
使用した懐かしいアブラムシです。そういえば写真撮っていなかったですね・・・
種名はわからないガガンボですが、平均棍がはっきり映っているので、ハエ目の説明で使用できそうです。
大きなガガンボなので種名もわかるかもしれませんので、少し調べてみます。
ヤマトシジミが休んでいたので、写しました。花でも食草でもないツツジの葉先でしたが、長い間
休んでいました。落ち着くのかな・・・
8月28日 (木)
親しくなった他学科のチョウ好きの学生さんが「公園にゴイシシジミがいる」という情報を教えてくれて、
しかも案内してくれました。どうも有り難う。雨も降ってきましたが、彼の案内で撮影できました。
タケの葉裏でアブラムシの甘露を吸うオスメスのペアです。一度撮影したかったチョウなので感動です。
数個体いました。こうして単独のものもいましたが・・・
やはりこのペアが良かったです!仲良く吸蜜する姿が非常に良かったです。
アブラムシは、ササコナフキツノアブラムシで、幼虫はこのアブラムシを捕食するので、来年は
是非ともその一生を撮影したいものです。可愛らしいチョウなのに幼虫は肉食とは・・・凄いです。で、成虫も
こうして甘露を舐めていて、まさに偏利共生ですね。アブラムシ側に良い点はあるのかな・・・
8月24日 (日)
21世紀の森と広場で昆虫観察会をしました。指導員でもある学生1名が手伝ってくれてありがたかったです。
皆さんを満足させるということで私の写真は二の次でしたが、少し撮影しました。
アスファルト上でしたが、イボバッタが交尾していました。観察会が始まる前だったのでじっくり撮影しました(笑)
オオカマキリの幼虫がシオカラトンボのメスを捕らえて食べていました。トンボが油断していたのでしょう。でも
一瞬の隙を逃さなかったカマキリもたいしたものです。
公園の花にとまっていたモンキチョウ・・・撮影しているようで意外に撮影していない昆虫ですね。
観察会は無事に終わりました。その後、松戸市の根木内の公園にも行きました。
真横から撮影したアブラゼミですが、光の加減も良い感じになり嬉しい1枚です。
ツクツクボウシも今年初の撮影です。
8月23日 (土)
近くでカミキリムシを見つけました。
ナガゴマフカミキリのようですね。ちょっとしたところでもこうした昆虫を見つけると嬉しくなります。
8月22日 (金)
都内の某庭園に行きましたので、少しですが撮影しています。
都会の庭園的な公園でもカブトムシが見られて嬉しかったです。遊歩道から少し離れた場所なので
誰にも見つからずにすむかもです。
カブトムシの横ではオオスズメバチのワーカーが樹液をなめていました。都内でも普通にいるんですね。
このような公園だと、餌も豊富なんですね・・・
サトキマダラヒカゲやイチモンジセセリも見られました。この辺は想定内ですね。
コミスジもいました。都内の公園も散策していて楽しいものです。
8月21日 (木)
都内で調査があったので、付近の昆虫散策記録です。
ハギの花や葉に黒いハムシがたくさん付いていました。トビハムシの仲間のようですが、どうもわかりません。
カミナリハムシの仲間かもですが、難しいですね・・・。
そのハギの苗にはキタキチョウがたくさん産卵していました。しかし高密度です。
そして葉を食べる幼虫も結構見られます。しかし大きな幼虫は少ないので、捕食圧があるようです。
そして周りにもうろうろキタキチョウの成虫がいました。そしてもう一つさらに卵の密度が高まります。
上空にいる個体もメスですが、縄張り争いなのかお互い牽制し合っていました。
あちこちの若葉に産卵していました。
建物の屋上に置いたプランターの花にイチモンジセセリが来ていました。
さらに付近の散策をしました。
ウスベニトガリメイガと思われるメイガが、コーリングしているような格好でとまっていました。
メイガの仲間はコーリングでなくてもこんな止まり方をするようですが・・・
アブラゼミの死骸が落ちていて、そこから筋肉などをはぎ取っているスズメバチがいました。
彼女は一生懸命なので、近づいても気にしないようでした。コガタスズメバチの配色でしたが・・・
緑色のカメムシがいましたが、すぐに種名が出てきませんでした。調べてみたらフトハサミツノカメムシ
のようでした。オスだと腹部末端にハサミがあるのでわかりやすいのですが、メスにはなくて、メスは図鑑に
載っていないのでわかりにくかったのでした・・・でも次はオスの写真を是非撮りたいものです。
ちょっとユーモラスな顔をしているこのヨコバイは、オサヨコバイという種でした。左がメスで右が
オスだと思うのですが、寄り添っていてほほえましい。
横から写すと、黒い横線が横長の複眼に入っていて、非常に特徴的ですね。今回初めて見ました。
黒っぽくて顔の一部が赤いこのトンボ・・・よくわかりません・・・オオシオカラトンボの黒っぽい
メス個体?恐らくそのようですが、少し詳しくなったあとでも、これはちょっとわかりにくい・・・。
このカメムシの幼虫も配色とか特徴的ですが、幼虫であることから図鑑の記載も少なく・・・ヘリカメムシかなと
思ったのですが、どうもミナミトゲヘリカメムシのようです。温暖化で分布広げているようですが、図鑑では
紀伊半島とかにいるとなっているものの、関東にもいるようです。カメムシの仲間もしっかり分布広げているの
ですね・・・
8月20日 (水)
恒例の3年生のための高尾での昆虫採集がありました。院生も参加して賑やかでした。私は採集より撮影
ということでカメラでの採集です。
貯木場のカミキリムシの幼虫があけたと思われる孔にハチが出入りしているのでカメラを向けました。 これは
脱出直前の顔を出したところです。
そして落下するように脱出していきました。アルマンアナバチのようです。
そして戻ってきました。コケを運び入れているので、仕切りを作っているようです。バッタを持ってくるところは
次年度の課題ですね。
キアシナガバチが、チョウ目幼虫を肉団子にしていました。ある意味残酷だが職人的な見方で見てしまいます。
ムラサキツバメの幼虫に、胸部前方が赤いアリが蜜をもらいに来ていました。胸部が赤いアリはムネアカオオアリしか
知らなかったので、奥が深いものですね・・・
アシナガバエの一種ですが、種名はわかりません。でも複眼は赤く美しい配色です。
クルミの実にアカスジキンカメムシの成虫がとまっていました。美しい色合いですね。
木の幹にクロクサアリが群がっています。よく見ると中央の1匹はアリではありません。
真ん中のアブラムシは、ヤノクチナガオオアブラムシという種でした。体長よりも長い口吻を持ちびっくりです。
この口でどうやって樹液を吸うのか気になりました。今度じっくり観察したいものです。アリたちがぴったり
ガードしていました。甘い甘露を出すのでしょうね・・・しかし口が長いです。撮影時に気がつかなかったので
気がついていたらアリを少しどけたのに残念です。また次の機会に撮ります。
シロスジカミキリがいました。姿を見るのは久しぶりで嬉しかったです。
逞し系のカメムシの幼虫がいました。オオトビサシガメの幼虫のようです。連れて帰って飼育すればよかった
なあ・・・やや大きな昆虫も摂食できたかと思うと、残念です・・・
管理棟の周りにいたハグロトンボです。地味ですけど、意外に美しい配色をしていますね。
8月 13日 (水)
お盆で夏休みでしたので、近所で虫探し・・・
見事なモンクロシャチホコのコロニーを発見しました。農薬の試験ができる!
その後、実家に出かけて、都内の公園で昆虫観察しました。
ミンミンゼミが盛んに鳴いています。
この個体はまさに鳴いているオスです。
正面からの撮影も出来ました。樹に口吻を指しているのがわかりますね。
上の個体はこんな位置関係でした。
公園の水場には、アメンボがいました。交尾している個体も多かったです。そういう個体の方が警戒心が
うすいのか、容易に撮影可能でした。
8月 11日 (月)
疲れた身体に鞭打って?二度目の香取に行ったのですが、今回はウワバ密度が低く残念でした。
しかし、なんと、なんと!ゴボウ畑でマメハンミョウを発見しました!
ふぇーん、嬉しいよう。初めての対面に泣きそうでした。マメだけではなくキク科も食するのですね。
狭い範囲に20匹ほどいました。ゴボウの葉を食べていましたが、糞は体にぶら下がっていることが
多く、餌の関係かもですが、だらしがない感じになっていました(笑)でも私はあこがれのマメハンミョウの
撮影成功にうかれておりました。
しかし、幼虫がバッタの卵塊に寄生というのは尋常ではない生活史です。どのように寄生成功するのか?
今はまだバッタの卵塊は少ない気がしますが、どうするのか?とか、いろいろ明らかになっているのか
気になるところです。古い文献にありそうですが、調べてみようと思います。
幼虫採集がメインですから、あまり撮影はしなかったものの、他にも撮影しています・・・これは
アシナガバエの仲間です。
飼料用のトウモロコシにびっしりくっついていたのは、ムギクビレアブラムシのようです。
ゴボウの葉裏にシャクガの幼虫がいましたが、葉脈に沿って静止するのは、やはり見つかりにくく
する隠蔽目的なのでしょう。
これもちょっと見ただけだとわかりにくいですよね・・・
黄色と青の筋が印象的なこのスズメガは、あれ、もう少しお待ちください。
キクギンウワバの幼虫と思われますが、背中に外部寄生蜂が乗っています・・・・どんなハチが出てくるのかな・・・
8月 6〜9日 (水〜土)
千葉市との共同研究で、天敵の探索を行っていますが、その一環で天敵の保護利用先進県である
高知県に視察に行きました。専門技術員のKさんがいろいろアレンジしてくださり、とても有意義な
視察となりました。生憎、台風11号がゆっくり接近中という中での行動でしたが、雨は9日と10日
しか降らず、ラッキーでした。少し昆虫も撮りましたが、視察の天敵関係中心です。
少し郊外の公園でいきなり目的のカメムシをゲット!でもケースに収まってしまったので、他に
見かけた昆虫です。これは調べたらセスジコブヒゲカミキリのようですが・・・。
次に桂浜付近に来ました。ここでもカメムシは採集できました。付近にベニシジミがいました。
黒っぽい個体でした。
ツチイナゴの幼虫ですが、黒いつぶつぶ斑点が目立っていました。
白い砂地が有り、そこにちょうどヒナバッタが着地してくれたので、撮影しました。
ハラナガツチバチと思って、調べたのですが、胸部の黄色い紋が違います。コモンツチバチという種のようです。
ハラナガツチバチと思って気にしていなかったのが、実は違っていたかもです。
今年もクロアナバチの季節が来たようです。今年も狩りの写真を狙おうかな・・・
7日と8日は視察でしたので、保護利用の天敵を紹介します。
ヒメカメノコテントウが、作物上にいました。天敵温存ハウスでも見かけました。
高知で有名になったタバコカスミカメです。米ナスと一緒に植えられている天敵温存植物の
クレオメについていました。
そしてナスの葉の上でも見られました。
そして咲いているナスの花には数匹潜んでいます。これではアザミウマが生き残れるわけありませんね。
見えるだけでも4匹いますね。凄い密度です。
次の日も施設の米ナスを見ましたが、やはり葉裏にはタバコカスミカメの幼虫が・・・
そして温存ハウスに行くと、ゴマにたくさんいました。
交尾個体も見られました。
視察を終えて移動中に大雨となり、雨宿りしたところにいた昆虫です。
クモヘリカメムシがいました。
そして「これは、セイタカアワダチソウグンバイですかね・・・調べますが・・・
最後の日は高知大学で飼育している天敵を見せていただきました。これは今、一押しの
クロヒョウタンカスミカメです。アリのようにも見えます。野外で探し出したいです。
高知大の道路脇の水路で、シオカラトンボが活動していました。
結構近い間隔で(1mくらい)オスのシオカラトンボが休んでいて、ライバルやメスの登場を待っています。
そこへメスが登場し、オスは追いかけて、あっという間に交尾成立。
その後、すぐにメスは産卵をはじめました。水面を叩くように生み付けます。オスは近くで見守りつつ
実はライバルの監視を行っています。何度か他のオスを見かけたら、追いかけ回していました。
以上です。高知の皆さん、台風前なのにもかかわらず、本当にお世話になりました。
8月 5日 (火)
数日前に学生たちが調査に行ったら、マメハンミョウがいた!という場所を、今日は我が儘言って
連れて行ってもらいました(車は私が出したので、案内されつつも私の力で行くという図式)。
でも予想はしていたが、マメハンミョウはいなかった・・・そのかわり、いろいろな昆虫を
撮影したので、紹介します。
行ったところは、オオブタクサがかなり繁茂しているところでした。そして当然ですが、
ブタクサハムシの幼虫や蛹(前蛹かな)がみられました。
そのほかにもオオブタクサを利用している昆虫は多かったです。
ナガメも利用しているのですね・・・・意外でした。
オンブバッタやツチイナゴの幼虫もみられます。
スケバハゴロモもいました。
他の樹ですが、アオバハゴロモの幼虫と成虫が並んでいたので、撮影しました。親子のようだと
思いましたが、いや、兄弟ですね(笑)
また周辺部には、上で紹介した昆虫たち補食するオオカマキリや・・・
ハラビロカマキリの幼虫もみられ、食う食われるの関係が形作られています。
ミカドトックリバチかな?彼らも獲物を探していました。
隠岐で観察したヒメウマノオバチがいました。カミキリの幼虫臭がするのか、盛んに割れ目に反応
しています・・・こうなったらウマノオバチも見たいが・・・・
クリオオアブラムシの集団とアリがいました。ゴチャゴチャ感がおもしろいですね・・・
タケカレハの幼虫もいました。ストロボに驚いたのか、このあと結構速く逃げていきました。
でも目的種がいなくて残念・・・マメハンミョウは、私の中で「いつか撮影したい昆虫」の筆頭なので 、
巡り会えると良いなあ・・・
7月 30日 (水)
園芸学部に新しいチョウが記録されました!!!!
学内の樹液御三家に行ったのですが、この樹にいた右上の個体が、「あれ?なんだろう?」
というものだったので、望遠レンズで確認しました。
でました!コムラサキでした。調べてみたら学内初記録のようです。少し山のチョウというイメージ
だったので驚きました。新品の個体です。近くで羽化したのでしょう・・・
コムラサキは1個体だけでした。これからもいろいろ探していかないと・・・分布が広がっている理由も
よくわかっていないようなので、今後もいろいろ記録していこうと思います。
せっかくだから、他のチョウも大きく紹介します。これはゴマダラチョウです。
ゴマダラチョウとアカホシゴマダラです。前も書きましたが、両種は一緒に吸蜜するというよりは、
小競り合いをしながら吸っている感じです。多くの場合はゴマダラチョウが優勢に感じました。
ニレの樹液には、シロテンハナムグリがたくさん訪れています。
もう一つの樹液どころは、カブトムシの天国でした・・・こんな光景見たことない・・・
子供のころにあこがれた光景が目の前に広がっている感動・・・
7月 29日 (火)
講義が終わる今週は、これまでの日程から、木曜日まで全部1限が講義で疲れました。昨日の夕方に
花壇をみたら、チョウトンボが7〜8匹群れていてびっくり!残念ながら写真が撮れなかったので、
翌日の夕方に狙いましたが、3匹しかいなかった・・・やはりシャッターチャンスは限られますね。
たくさん撮影しても、ずっと飛行しているので、ピントが・・・・でも青空バックの2匹です。
少し学内でも撮影してみました。
このくらいの大きさのスズメバチは、全部コガタスズメに見えますが、
図鑑とみてみたら、これは
モンスズメのようですね。アシナガバチの巣などを狩るようです。
ムクゲの花に、キアゲハがかなり頭を突っ込んで蜜を吸っています。でも翅を全く動かしていません。
近づくと、やはりクモに捕らえられていました。自分よりかなり大きなキアゲハを捕らえることが
出来るとは、このクモ(白いからアズチグモ?)はかなり敏捷で、そして毒の力が強いのだと思いました。
アメリカフウにいるヒロヘリアオイラガが大きくなりました。ウミウシみたいに見えなくもないが、
そんなこというと怒られますかね・・・
7月 24-27日 (木〜日)
島根と兵庫の友人と一緒に、隠岐に行きました。初めての隠岐に感動しましたが、もっと行きたかった。
隠岐独特の昆虫も少しだけ撮影しました。いくつか紹介します。
安来市の友人宅の入口付近に、たくさんのアナバチの巣が!そして作業していました。乗船時間まで
時間がなく、マクロレンズの装着はあきらめて、標準レンズでしたが、ピンが甘かった・・・種名は
よくわからず・・・キアシハナダカバチモドキに似た感じですが・・・また撮影に来年行こうかな!(笑)
隠岐は良いところでした。竹島に最も近い島なので、北部の展望台にはこんな物々しい標識が
たっていました。もっと穏やかな平和な時を迎えたいものです。
隠岐の自然は別立てて公開することにします。こちらか上の写真をクリック
7月 22日 (火)
講義のあとに、新3年生と一緒に学内に出ました。いろいろ撮影しました。
イチジクの樹に、今年もキボシカミキリが発生していました。葉をかじるばかりか実をかじっているので
幼虫どころか成虫も問題ですね。
ふと足下に目を向けたら、キボシカミキリの脱出孔がたくさん!これでは樹が枯れるか倒れるかですね・・・
ニレの樹にノコギリクワガタが来ていました。上の個体はなぜかササの葉を挟んでいたので、映り込んで
おります・・・また下の個体は交尾虫なのか、オスがガードしているのか・・・今年はノコもよく見かけます。
昨年はたくさんカブトムシが集まっていたモモ園ですが、今年は早々に収穫や掃除が行われて、昨年のような
昆虫人間には楽園(しかし果樹関係者には不評)的な光景は見られませんでした。
しかし一部の実にはアカホシゴマダラやカナブンがたかっていました。
そこで学内のクヌギに行ってみました。
こちらは、アカホシゴマダラとゴマダラチョウが一緒に樹液を吸っていました。でも仲良くという感じではなく
近づくと争っていました。体はアカホシゴマダラが大きいですが、小競り合いはゴマダラチョウの方が強く
見えました。競合によりゴマダラチョウが危ういと言われていますが、成虫同士の争いでは、それはないようです。
もちろん幼虫の発育状況と、餌を巡る競合などが、両種の今後に大きく影響するのでしょうけど・・・
もう1本の方が、甲虫の数は多いものの、まだ落ち着いています。
角の大きいカブトムシと小さいカブトムシがいたので、撮影してみました。昼間からたくさん出ていて、子供のころ
からの常識が、壊される気がします。
カブトムシのオス同士の喧嘩は、撮影したい光景ですね。このあと下の個体が投げ飛ばされたのですが、
その瞬間を撮るのは難しい・・・(つまり失敗しました)
隙間からおこぼれの樹液を狙おうとする、ルリタテハがいました。ブルーが鮮やかです。
7月 12〜13日 (土〜日)
1年生のクラス顧問なので、付き添いとして、伊豆熱川の海浜フィールドセンターに行ってきました。
実習をするので、撮影はあまり出来ず・・・でもそれなりに撮影しました。
ミカンの害虫シリーズ。これはナミアゲハですね。
実物はいないが、これはミカンハモグリガの食痕です。
ミカンの実の大きさは、まだ直径2〜3センチほどでした。そして茎にはアオバハゴロモ・・・
こうなると影響が出そうですね。
新芽にも寄生していました。
これはコミカンアブラムシ?そしてクロヤマアリがケアしていました。
階段下にまきを蓄えている場所がありますが、ここに発生する材を食べる幼虫に寄生する寄生バチも
みられました。こちらは体長1センチ程度で、産卵管が長い種。
こちらは青っぽく光る体長2センチほどの種。今回はセイボウの仲間はいませんでした。
あとはその他の昆虫など・・・これはテントウムシの幼虫かな?
チョウはいろいろ見られましたが、撮影したのはこのジャノメチョウだけでした。他のアゲハチョウなど
は、機会がなくて・・・(言い訳)
ツバメエダシャクの仲間が交尾していました。種名は少しお待ちください。
最後はゲホウグモの卵塊です。イセリアカイガラムシとベダリアテントウの写真を撮りたかったが、
いませんでした。というわけであまり写真がなくてすいません。戻ってきて14〜18日の1週間は、
忙しすぎて何も撮影できませんでした(15日のエゴノネコアシだけですね)。
7月 11日 (金)
本山先生からいただいた、マツの被害木から羽化したマツノマダラカミキリです。
逃がしたら大変なので、後翅を切り、写真撮ったらすぐに容器に戻しました。
7月 10日 (木)
今日も少し外に出ました(入室が決まった3年生にほ場を案内したのです)。そしたら学生から嬉しい情報が!
ミズキの大きな樹があるのですが、その樹にからまっているキヅタの葉裏に、エサキモンキツノカメムシが
いて、卵を守っているというのです。確認したらいました!もう幼虫が孵化していました。傍らにいるのは
オスなのか?もうすぐ解散かなと思ったら、台風通過後はいなくなっていました。来年はまた!
もう1匹、やはりキヅタの葉裏にいました。こちらは触角が傷ついていました。この個体も台風後はいませんでした。
カブトムシのいる樹に行ったら・・・
今日はオスとメスがいました。
校舎の植え込みのオオムラサキツツジからヤブキリの声が聞こえてくるので、探したら・・・
このように見つかり、カメラを向けても鳴いてくれました。
最後は、ちょっとびっくり写真です。ナナホシテントウがなんとツツジの樹上でムカデに捕らえ
られています。ムカデが押さえつけているものの、食べにくそうです。テントウムシはムカデの毒で
もう絶命しているのかもしれません。またムカデの体にはダニがついていますね・・・単純ながら
複雑な?生物間の関係でした・・・
7月 9日 (水)
学生と学内に出たら、クワの樹になんとクワコがいました!
野外で幼虫を見たのは本当に久しぶりで、写真に撮れて嬉しいです。こうしてみるとカイコと似ていますが
違うと言えばかなり違いますね。今度は成虫の写真を撮りたいな・・・
クワカミキリも見られました。
この個体は触角がちぎれていて、じっとしていて弱っているようでした。争いに敗れたのかも
しれませんね。
こちらは損傷のない、元気な個体です。複眼と重なる位置に触角があります。
ニレの葉を食べるハバチが、毎年大量発生しています。ちょうど発生のピークのようです。昨年とかは
餌がわからず種名がわかりませんでしたが、ニレチュウレンジのようです。来年は幼虫の写真も撮影します。
学内の樹液の出る樹では、カブトムシがたくさん出始めました。やはり子供のころから
変わらず、見つけるとわくわくする昆虫ですね。
7月 7〜8日 (月〜火)
徳島で行われた、農林害虫防除研究会に出席しました。研究会に出ていたので昆虫写真はほとんど
ありませんが、始まる前に、昨年教えていただいた、ビワキジラミのいるビワの樹を見てきました。
昨年は見つからなかったものの・・・
いました!葉裏の葉脈に沿って結構見られました。よかった!結構小さいキジラミでした。
大きくするとこんな感じです。セミっぽい外見ですね。
接写リングをつけているものの、これぐらいが限界です。
葉の表にいる個体は本当に少ないです。葉表に降り立ってもすぐに裏に回ります。
こうしてみると、ビワの葉裏に合わせたような色合いですね。
こんな感じでございました。
翌日も研究会にいるので撮影はせず・・・しかし昼休みから戻った会場の外のツツジにルリチュウレンジの
群飛が・・・
飛翔写真は撮影できず・・・ちょうど発生のピークなのか、オスもメスも見られました。
少し小型の個体がオスのようです。
産卵中のメスです。腹部末端で葉を挟んで、産卵するようです。産んでいる葉の左の葉には、挟んだ
痕的な褐色の紋が見られました。
交尾している個体も見られました。これは嬉しい!下はストロボ無しの明るいバックの撮影。
ということで、徳島観光もしなかったので、この2種の写真だけでした・・・。
7月 2日 (水)
千葉市との調査でニンジンほ場に行きました。しかし、ニンジン畑はヒョウタンゾウムシに
かなり加害されていました。
大きくなった幼虫です。ニンジンに穴をあけて潜り込んでいます。
横から見るとこんな感じ・・・でも嫌がって出てきてしまいます。月並みですが、防除について考えないと
いけないなと思いました。
その後周辺の空き地で採集しました。
これはクルマバッタモドキの幼虫ですね。学内でも多く見られました。
そしてこれはもう成虫になったトノサマバッタですかね?7月頭でもう成虫とは驚きました。
ヒメムカシヨモギ?から鳴き声が聞こえましたが、探してみたらヤブキリでした。この個体は
長く鳴かず、短く鳴いていましたが、長く鳴くのと別種かどうかは検討の余地がありそうです。
7月 1日 (火)
新しいページになるので、撮影しに外に出ました。途中から3年生と合流して観察などしました。
アオバハゴロモの幼虫が、ムクゲ(左)とベニカナメモチ(右)についていました。害虫防除の
本を作っているときに、写真の無さを痛感したので、今後のためにもいろいろ撮影していこうと
思います。
ヒイラギモクセイのヘリグロテントウノミハムシは、相変わらずの食害状況で、新芽などが
たくさん落葉しています。
これは、久々に見たトビイロトラガの幼虫です。キヅタの葉をかじっていました。今年は
成虫も見られるかな・・・
スグリゾウムシかな?という個体がいました。いろいろな植物の葉を食べるようなので、これからも
かじっていたら撮影していこうかな・・・今回はかじり痕はなかったが・・・
ゾウムシつながりで、次はコフキゾウムシです。クズの葉に今の時期はたくさんいます。
さらにクズにつくゾウムシで、オジロアシナガゾウムシです。茎をかじったところなのか、汁などが
出てきていました。またあちこちの茎が萎れていましたが、あちらこちらにはびこるクズを食べる
このゾウムシは益虫?かと思ってしまいます。
移動始めました。下のメスの口吻が白く汚れているのは、上の分泌物のせいですかね・・・
葉の上で休む個体もいました。この時期、このオジロアシナガゾウムシもたくさんいます。もう一種
クズにつくシロコブゾウムシは、今日は見られず残念。
マガリケムシヒキも、まだあちらこちらでみられます。
これは明らかにハラビロカマキリ、という個体です。先日見かけたのは、やはりコカマキリでしたかね・・・
まだ小さなオンブバッタもいました。これからどんどん目立ってきます。
サビキコリらしき、コメツキムシがいました。休憩中ですかね・・・
エノキの若い樹をみると、至る所にアカボシゴマダラの幼虫がいます。若い樹に多く産卵する傾向があるのかも
しれませんが、やはり最近になって目につきます。関東の個体は、神奈川で放チョウしたとされる人為分布ですが、
園芸でも多くなってしまいました。
プラタナスの樹を見たら、目が大きな顔をしたように見えるシャクガの幼虫がいました。種名は
少しお待ちください。6センチ程度の大きな幼虫でした。
学生から、夜の水元公園でガの採集をしたいと言われて、行ったのですが、無計画だったので
びっくり(笑)。当然どこに何があるのかわからず、目的種の採集は出来ませんでした。これは
他で見つけたのを葉においたカミキリモドキです。
置いたアカメガシワの花外蜜線に、アミメアリがたかっていました。
こうしてアリが植物を見回ってくれるのかな・・・とおもいますが、蜜一直線のような気も・・・
最後は夜の学内にいた昆虫ですが、嫌いな人も多いかもですから、一番下に提示します。
あちらこちらで見かけました。