戸定の昆虫 2024-3 (7~9月)July to September, 2024


 今年も暑いですね・・・更新が大変でも写真撮るのは楽しいものです・・・ 

 2024年 トップ

  929日(
 
  暑かったこの夏もようやく終わりそうです。どうも忙しく(毎度言い訳ばかりですいません),写真
 撮っても全然アップしていなかったのですが,このページも10月で更新するのでそろそろ秋の昆虫
 ということで撮影に出ました。
  
  ナツアカネ,真赤に色づいたオスはアカネトンボの代表格。交尾ペアを探しましたが,撮影前に
 大きく飛び去ってしまい,残念・・・
  
  赤というより濃褐色のノシメトンボ。彼らも個体数が多いトンボです。この日はアキアカネは見ま
 せんでした・・・ まだ暑かったから避暑地から帰ってきていない・・・?
   秋に産卵するアオイトトンボたちを撮りに行ったのですが,まだ暑いのか全然そんな雰囲気では
 ないようでした。あと1週間とかかかりますかね・・・
  
  アオイトトンボは♂♀いました。粉を吹いて成熟個体でしたが,交尾とかは全く見られず・・・
  
  成熟したアオイトトンボのオス。オスはアオイトトンボしかいなかった・・・
  
  
  だからといってアオイトトンボのオスばかり出してもしょうがないですが(笑)青い複眼が美しく
 ついつい撮影してしまいます。
  
  コバネアオイトトンボを撮影したかったのですが, 見つけたのはこのメスだけ,池の周りは荒れて
 いたので個体数の減少かも・・・と気になります。 美しいオスが見つからず残念。
  オオアオイトトンボはまだ繁殖時期ではないと思うので期待していませんでしたが・・・
  
   メスが1頭いました。今年も産卵とか撮影したい!
  トンボ以外だと・・・
  
  草むらを歩いていると蛾が飛び立ちました。先日ナカグロクチバを撮影しましたが,今回は
 オオシモフリクチバのようです。斑紋の変異が大きい種ですが,恐らくそうでしょう。
  
  少し斑紋が違いますが,これもオオシモフリクチバです。昼間でも隠れることなく明るい草むらに
  いるのは ナカグロクチバと似た性質です。
  
  ツチイナゴの成虫。羽化してそう時間が経っていない感じですが,羽化時に失敗したようで左の
 触角が折れている状態でした。
  
  クズの葉の葉脈に合わせて静止するセスジツユムシのメス。オスは背面にはっきりした黒い 筋が
 ありますが,メスは黄褐色の筋なので脚と共に葉脈のふりができます。
  
  帰り際に見つけたトックリバチ,ミカドトックリバチのようです。摂食痕のある葉を移動していた
 ので,狩りの獲物である ガの幼虫を探していたようですが,飛び去ってしまいました。
  ・・・秋を探しに出ましたが,まだ夏の余韻も残る撮影だったかもしれません。

  813日(
 
  7月最終週から8月中旬は毎年いろいろ忙しく・・・出歩いてもいるものの写真アップはできず・・・
 今日はお盆の一斉休暇で大学はほぼお休み状態ですが,私は仕事などで来ています・・・
  灌水のチェックもしたかったので外に出るついでに撮影も・・・
  
  クヌギの樹液には相変わらすアカボシゴマダラ。長い口吻で甲虫たちの上から蜜を狙います。
  ゴマダラチョウ,最近見ないなあと思った途端・・・
  
  裏側にいたではありませんか!久々に目撃しました・・・嬉しい。
  
  アカボシゴマダラ同様,黄色い口吻ですが,この写真からだと長さは短い! アカボシゴマダラが
 勢力を伸ばすのは残念ですが,ゴマダラチョウがいなくなってしまうのは,なぜなんでしょう?
 学内には食草はたくさんあるから,餌を巡る争いなんてなさそうですし・・・彼らが不利になっている
 ような原因があるのか?調べてみたいが・・・
  甲虫たちはシロテンハナムグリとクロカナブン,カナブンがいました。
  
  カナブンは,単独個体としてはアオカナブンしか撮影していないので,単独でいるクロカナブンを
 狙ってみました。でも動き回っていて,近づきすぎると飛んでしまいます。じっくり狙わないと
 難しいと思っていたところ,オオスズメバチが来たので,退散しました。

  811日(
 
  相次ぐ東北ツアーで,この連休は出かけるなんて無理・・・と思っていましたが,1日休んだら
 日陰の撮影なら可能かも・・・なんて欲が出て,トンボの撮影に・・・
  木漏れ日の中の細流で繁殖行動が見られる ハネビロエゾトンボと林の中にいるカトリヤンマを
 狙って出かけてみました。
  
  ハネビロエゾトンボは5,6頭かそれ以上のオスがテリ張りしていましたが,どれも動きが速い。
 1頭だけホバリング時間がやや長い個体がいてどうにか撮影できました。こんな感じで細流の
  すぐ上を飛ぶことが多いですが, やや上に上がったところを狙ってみました。
  
  少し上昇してくれると,背景も明るくなるので有り難いです。
  
  胸部の緑がかった金属光沢と明るく緑色に光る複眼が美しいですね。 飛翔は満足しました。しかし
 交尾態は数組見られましたが,どれも木の 上の方に上がってしまい写真には撮れず・・・またの機会
 ですかね・・・
  その後は場所を移してカトリヤンマ観察・・・
  
  林内には多くの個体がいましたが,まだ未成熟の個体が多く・・・交尾行動とかは
  まだ早いようです。
  
  この個体のようにまだ羽化したてのものもいて,あと二週間は先が良いですかね・・・
  
  と書きつつも,このように成熟した色合いに近いものもおり,1ペアだけでしたが交尾個体もいました。
 ただそのペアは,一気に木の上部に飛んでいってしまい,こちらも撮影ならず・・・
  暑いので日向での観察はする気も起きませんでしたが,他にカトリヤンマの交尾個体がいないかと
 少し歩き回ると,昼過ぎに急に目の前に数頭のトンボがやって来て休憩しました。
  
  ハネビロエゾトンボのオス達でした。近寄って撮影しても気にしません・・・色合いは未成熟とは
 いえないので,分かりませんが,まだ繁殖行動していないのか,暑くて休憩しているのか・・・
  
  この個体は成熟している色合いだから縄張りから一時休憩ですかね・・・
  
  間近で撮影できて良かったです。次は交尾行動狙いに・・・   

  725日(
 
  ここ何年も観察できていなかったエゴヒゲナガゾウムシ。エゴノキも上層の木が台風で倒れて
 明らかに環境が変わり,元気がない感じ,しかも今年は花は結構咲いていましたが,実がなって
 いるのは1本の木だけです。しかもこの時期暑いから,私も最低限しか外に出ていなかったのが,
 今年はハウスの仕事があったりで,出る機会もあり,今朝もカメラ片手に様子を見たら・・・
  
  いました!エゴヒゲナガゾウムシ・・・オス。本当に久しぶりです。 手前の実には産卵痕もある
 から繁殖も行われているようです。この樹だけやや影になっているのが良かったのか・・・
 そう多くはないが,実がついていました。   
  
  しばらくこの実にいたので・・・いろいろな角度から撮影(笑)
  
  久々に観察できて本当に嬉しい。
  
  朝の9時ぐらいはこの1頭だけだったので,またメスとかを確認したいと思います。

  724日(
 
  圃場に出ましたが,せっかくなのでカメラも持参,ベッコウクモバチのメイティングサイトは,
 やはりオスはいなかったものの,メスがウロウロしていました。でも動きが速い・・・餌探しだと
 思いますが ,やはりこの場所付近に巣が多いのでしょうね・・・
  
  他の場所ではメスがヤブガラシの花で吸蜜していました。やはり交尾時期は終わり今はメスの
 ハンティングの時期ですね。クモを運んでいるところを目撃した学生がいましたが,私は見て
 いないので少し探してみたいが・・・でも暑すぎます。
  
  この時期,ヤブガラシはハチたちの重要な蜜源です。幼虫のためにガの幼虫とかを狩るカリバチ等
 でも成虫の餌は花蜜ですからこうしてやって来ます。これはコガタスズメバチ。こうしているとき
 は近づいても全然怒りません。
  
   捕獲して麻酔をかけたガの幼虫を竹筒などに作った巣に入れ幼虫の餌にするオオフタオビドロバチ
  も吸蜜に来ていました。彼らも久々に見ました。やはり暑くても外に出ないと行けませんね。
  
  大きなハエがとまっていました。調べましたが・・まだ分からず・・・

  717日(
 
  圃場に出たのでカメラを片手に・・・ハウス横のトンボ池を見たら・・・
  
  クロスジギンヤンマが産卵していました。例年もっと早い時期に産卵が見られますが,今年は少し
 遅いのか?それともこれまで目撃していなかったのか・・・ 望遠レンズがなくてあまり良くない写真
 ですが,まあ証拠写真的ですかね・・・ ,
    
  このところアカボシゴマダラの夏型が多くなっています。この個体は縄張りを張っている
  ように思えました。  

  715日(月・祝
 
  もう7月も半分終わってしまい・・・速いものです。今日も天気が悪い予報だったのですが,
 雨が止んで明るくなってきたので一昨日と同じ場所に 出かけました。
  見られたのは同じ種が多いので 少しだけ紹介・・・
  朝に雨が降っていたので,交尾態はいないかと思いましたが 今日も結構見られました。
  
  アオモンイトトンボ。いつもの交尾態の状態ではないので,珍しいのではないですが,紹介します。
  未成熟のメスとの交尾も見られました。本種は体色が未成熟のメスでも交尾が見られます。   
  
  朝早くから長時間の交尾を行う本種ですが, 朝の降雨のため時間がずれているのかと思いましたが
  
  お昼過ぎに交尾をやめるペアが多かったので,時間のずれはないようです。
  
  交尾の時間帯後はオスもメスも摂食している個体が多いです。このオスの口が黒いのは餌である
 捕らえた小昆虫をかじっているので・・・
  
  メスも何か捕まえてかじっていました・・・
  
  このメスはオレンジ色から緑になって少し成熟した個体ですが,もう産卵しているので交尾を
 終えたあとのようです。
  
  アジアイトトンボも交尾態は結構見られました。
  
  水辺で産卵している個体を見つけました。カメラを低くできたので真横から撮影できて嬉しい。
  
  薄暗かったり草の間で産卵することが多いから,オープンなこの場所での産卵は嬉しい。
  
  向きを変えてでの産卵・・・ 1個体しか観察していないから同一個体です。
  
  曇っていたのでコシアキトンボは少なかった・・・でもこの争いだけは撮影できました。一昨日の
 ものより気に入っています!
  産卵も見られましたが,良い位置ではなかったり,連写しないからタイミングが悪く・・・また
 頑張ります。
  
  移動中に近くの樹から舞い降りてきたアカボシゴマダラ。個体数が多くなってきていますね。
  最後はまたニイニイゼミ・・・背景が明るく撮れたので・・・
  
  セミタカラダニが寄生していないから美しい・・・
  
  横に張りだしている枝にいました。ニイニイゼミも美しさがありますね・・・

  713日(
 
  このところ日帰りで出かける忙しい日々が続き,三連休も予定が入っていたものの,天気が悪く
 キャセルとなったため,休養に充てました。大変疲れていたので良い休養になりそうです。
  それでも天気予報では13日だけ晴れそうだったので 近場に出かけました。
  
  昨日が雨天だったので,今日は多くが交尾しているかと思ったら,その通りアオモンイトトンボは
 数多くの交尾態が・・・これはメス型(異色)のメス
  
  こちらはオス型メスとの交尾態。アオモンイトトンボの交尾個体はたくさん撮影していますが,
 それでも撮影してしまいます。
  
  今日はオス型メスも結構見られました。発生数も多いという状況なのでしょう。
  
  メス型のペアももう1組・・・今回も撮影を楽しみました。
  
  アジアイトトンボもアオモンイトトンボほどではないですが,姿が見られ交尾個体もいました。
  
  アジアイトトンボの場合は,未成熟メスが交尾しているのを見たことがありません。突然黄色い
 個体が・・・
  
  ここにもいたんですね!キイトトンボ。嬉しくなりました。詳しい人に連絡すると数は少ないが
 昨年もいたとのこと。メスや交尾個体も見たいですが,増えてほしいものです。
  
  シオカラトンボが交尾していました。この場所では結構交尾態も見られます。
  
  池ではシオカラトンボの他に,ショウジョウトンボ,オオシオカラトンボ,コフキトンボや
 コシアキトンボ,ウチワヤンマなどが見られました。ギンヤンマは飛翔しているのを見ただけ。
 ここでは隣接するショウジョウトンボとシオカラトンボが,お互いを意識しつつとまっていました。
 一方が飛ぶとちょっかい出したり していましたが,たいていはこの位置に戻ります。
  
  ウチワヤンマは交尾と産卵も見られたものの良い位置ではないから撮影できず・・・そこで撮影
 し易そうな場所に行って見ました。
  
  産卵している個体がいましたが,コシアキトンボに邪魔されていなくなってしまいました。粘液は
 写っていますが卵は見えませんでした。
  そのコシアキトンボ・・・
  
   これまで動きが速くて撮影は諦めていましたが,この場所は近くでじっくり見られるので撮影も
 してみました。結構いい感じで撮せることもあって良かった!
  
  少し高いところで縄張りを主張するオス。 背景がスッキリして嬉しい。
  
  たまに2頭のオスが争います。こうして近くで飛翔して・・・
  
  上昇していきます・・・勝負がどう決着したのかが良くわかりません。
  
  メスが入ってきてすぐにオスが捕まえて交尾態となりました,しかし数秒で離れました。写真は
 この1枚だけですが, オスの顔面にピントは合っているものの正面なので微妙な写真に(笑)
  
  その後メスは水面から出た 構造物に産卵しましたが,これもそう長い時間ではなくすぐに離れて
 しまいました。でもひととおりの行動が写せて良かったです。
  水辺を離れて水草の茂る小さな池に行くと・・・
  
  もう午後だったのでアオモンイトトンボが産卵していました。アオモンはこうした部位に産むことが
 多いですが,次に位置を変えて
  
  180度 向きを変えて産卵を続けたので面白かったです。
  次にオオシオカラトンボがいる小さな流れに行くと,産卵が・・・
  
  オスが飛翔しながらメスの産卵を促しているよう・・・
  
  上にいるオスは,体全体に粉をふいています。 周りにはオスが近づいてくるのでこの警護は
  うまくいっていました。
  気が付いたらトンボばかり(笑)セミはニイニイゼミが優占しているので,探してみると・・・
  
  低いところにもいました!この個体はダニが多くついていますね。
  
   この個体は緑色が濃いですね。
  
  この個体はやや薄い色で緑の部分が広い・・・個体差がありますね。
  最後に公園を出るときに・・・
  
  前より少なかったコフキトンボ,オビトンボ型のメスはサクラの樹のてっぺんにいました。
 天気が良ければまた撮影に出ますが,どうなることか・・・

  77日(
 
  天気予報は猛暑日になるということで,こういう日はヤンマのぶら下がりにいいのでは?と
 有名スポットに行きました。ところがいつも見られる人だかりがなく,明らかにヤンマを狙って
 いると思われる方々も,浮かぬ顔で歩いたり探している感じ・・・声をかけた人の話だと
 気温がまだ35℃にはなっていないし,蒸し暑いから,条件としてはあまり良くないのでは・・・
 もう少し気温が上がるお昼以降がいいのでは?・・・ということでしばらく他のトンボ撮影
  
  池に架かっている橋の上から覗くと,チョウトンボがとまっていたので久々に翅の反射を
 撮影することができました!
  
  太陽光によって一部影になってしまいましたが,美しいですね・・・
  
  キイトトンボもいましたが,このオスしか見なかった・・・見つけると撮影したくなります。
  これまで全然気が付きませんでしたがモノサシトンボが結構いました。
  
  池から結構離れたところにいたメス。今日は繁殖行動はお休みなのかもしれません。
  
  池の畔にいたオスは池の外を向いてメスを待っているようです。
  
  昼を過ぎたところで,通りかかった人からマルタンヤンマのメスがいる!という情報が・・・
  
  ようやく撮影できて嬉しい限りです。こうなるとオスとかはいないのか!欲が出ます。
  池の畔で何頭か飛来個体が現れた,という情報が入り行ってみると・・・
  
  オスもいました!いつ見ても複眼の色が美しすぎます!
  
  ネアカヨシヤンマも開けたところにとまりました!この個体は翅がクモの巣で白っぽくなっています。
 この種とかアオヤンマは,造網性のクモを捕らえる習性があるので。クモの糸が翅に付いています。
 一度この捕獲シーンとかを撮影してみたいものです。
  
  ヤブヤンマも最後に見られました。前回見たときはヤブヤンマ多かったので今回は少なくてびっくり
 でもこの種もまた複眼の水色がきれい。
  そして最後に見たマルタンが美しかった・・・
  
  最初はどうなることかと思いましたが,充実した時間を過ごせました。

  75,6 日(金・土
 
  他研究室の先生から,施設の入口付近にたくさんのハチが飛んでいて学生が近づけない,と相談を
  受けました。 写真を見せていただくとベッコウバチの仲間のようです。早速行ってみると・・・
 予想より多くのハチがたっくさん飛んでいます。10頭以上はいました。どうやらベッコウクモバチの
 ようで,飛んでいた個体は全てオスでした。
  
  触角の先が黒くオスです。観察するとオス同士で追いかけっこしているだけで,しばらく見ましたが,
 メスは登場しませんでした。では朝の方がメスもいるかな,と翌日も暑かったが観察しに行きました。
  
  朝から見ていたら1頭だけメスが出てきました!触角の先も黄色く,メスであることがわかります。
 でもこのメスにオスが殺到することなくメスは飛んでいきました。
  
   一休みなのかオスがとまったら早速他のオスが降りたって、マウントしたりします。やはり繁殖
 行動を行うサイトになっているようです。
  
  一度だけ騒がしくなりこのようにオスが群がって団子状になっていました。写真で確認できるだけでも
 オスは6頭はいるようで,この中央?にメスがいるのだと思いましたが,残念ながら確認できず,しかも
 右往左往しているうちに防草シートの下に入ってしまい交尾とかの確認もできず・・・残念です。

  ベッコウクモバチってこんな交尾行動なんですかね?暑すぎて長時間観察できませんでしたが
 来週がちょっと難しいから,また来年観察してみたいなあ・・・ 研究室の先生にはスズメバチでもないし
 しかもオスだから全く刺さないのでご安心くださいと伝えることができたので,これからも観察できる
 といいなあ・・・

  もう一つ嬉しい写真が・・・
  
  この施設の隣はクズが繁茂しており,なんかカメムシ臭がしたから見上げたらいました!先日撮影
 したムネアカオオクロテントウです。今回の個体はしっかり赤に近いオレンジ色で,マルカメムシの
 幼虫を捕食しています。恐らくこの幼虫が出した匂いだったのでしょう。匂いのおかげで気がつくこと
 ができました。本種が捕食している写真は意外にないので,自分で撮影できて嬉しい。

  74日(
 
  今日も夜間採集したが,目的種は採れず・・・
  
  ベニスズメだけ少し撮影・・・でもややブレていて,イマイチでした・・・
  
  あ,でもこの写真はグライダーのように翅を広げていてなかなか嬉しい・・・

  7 3日(
 
  夜間採集をしました。目的種は採れなかったが,またスズメガ君達が・・・
  
  ホシヒメホウジャクと思われますが,翅の裏側からだとわかりにくい(笑)
  
  コスズメは良い感じで撮れました!
  
  飛び方もゆっくりで撮影し易いですね。
  いると嬉しいと思っていた種が!
  
  ベニスズメです。赤い色が美しい。白い花が好きなようでした。
  この個体しかいなかったので,また狙いたいです!   

  72日(火) 3日(
 
  そろそろ出ているのではないか・・・と訪れた河川敷・・・
  
  絶滅危惧IB類種であるヒヌマイトトンボ。汽水域という特殊な環境で生き延びている小さなイトトンボ。
 今年も生息地が確認できて嬉しい限りです。まだ未成熟個体が多かったです。
  
  未成熟のメスは,こんな鮮やかなオレンジ色です。小バエを捕まえて一気に食事終了。
  
  緑色や腹部の色などからこの個体もまだ未成熟的かな・・・まだ食欲の方が旺盛!大きな獲物を
 捕らえましたが,さすがに一気に丸飲みはできず,少しずつ食べる感じ・・・。
  
  この日は1組だけ交尾が見られました。もう少し交尾個体が多い方が嬉しい(笑)
  
  写真撮っているとメスが結構嫌がります。ペアの移動が多くなり敏感な方です,またメスには
 オス型がいるようですが,私はまだ見たことないです。
  
  また来週でも行って見ようと思います。


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