戸定の昆虫 八重山2021 (4月7日〜15日)


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  4月7日(水)
  朝早い飛行機で石垣島に到着、早速供試虫の採集を行いました。昼まで採集して昼休みにトンボが
  いそうな場所に行ってみました。湿地になっていたところでしたが、降り立ってみると・・・
  
  いきなり見たかったコシブトトンボを発見!写真で見て大きさも分かっていたものの、第1印象は
  『意外に小さい!』でした(3センチ弱)。まずは見られて嬉しい!この個体は目が少し灰色っぽく
 なっていましたが・・・
  
  水に近いところにいたこの個体は、成熟個体のようで、目がスカイブルーに輝いていて綺麗!
  
  近くにメスもいました。時々飛んでは、単独で打水産卵をしていました。 この個体も眼が上部は
 少し濁っているので完全に成熟しているわけではないのかもです。
  ハラボソトンボもいました。腰太と腹細・・・特徴をそのまま示した名前ですね。
  
  このように地面にとまることが多かったです。まだ少し気温が低いということなのか・・・夏頃に
 観察しないとわかりませんね・・・たしかに腹部が急に細くなっていますね。

  ヒメトンボもいました!これも小さなトンボでした。
  
  このトンボも青みがかっていて美しいですね。
  
  彼らも地面にとまっていることが多かったです。
  昨年自宅近くでたくさん見たトンボもいました・・・
  
  アオモンイトトンボです。今年もたくさん見るでしょうけど、会えるとうれしいイトトンボですね。
  
  オスの腹部第2節背面の紋が紺色で 、関東とは違う気がします。
  
  ベニイトトンボが、縄張り張っていました。さすが八重山!もういろいろなトンボが見られますね。
 午後は再び供試虫を採集して初日は終了。

  4月8日(木)
  今度は与那国島に移動しました。
  
  着陸のため島の西端から侵入するところです。

  この日は良い天気で、個体数は多くなかったものの、採集も捗りました。 採集中の昆虫写真撮影は
 ありませんがトンボ撮影の時間を取ってもらいました(笑)
     
  小さな流れにコフキショウジョウトンボがいました。石垣島で見たことがある種でも、先島諸島に
 しかいないので、テンション上がります。
  与那国島には水系が少ないので先ずはそこに行ってみました。
  
  天気が良かったのでアカスジベッコウトンボがたくさん飛んでいました。石垣島では少数しか
 見ませんでしたが、ここではこの時期でもたくさん飛んでいました。
  
  この場所の優占種になっていました。こんなにいるんだと感動。
  ショウジョウトンボと一緒にいる個体
  
  ショウジョウトンボの沖縄亜種個体は腹部背面の黒条がはっきりしているそうですが、うえに写って
 いるこの個体はそんなに濃いイメージがないですね・・・
 
  
  ハラボソトンボも結構飛んでいました。これはオスですね。何やら食事中。
  池の方にも入って見て探してみます。
  
   少し先の枝にハラボソトンボがとまったので写してみたら、何とイトトンボを摂食しています。でも
 よく見ると眼後紋が円く大きくて・・・ひょっとしてこの島にしかいないアオナガイトトンボ!?
 未成熟なので断定できませんが・・・
  
  と思ったら、頭から食べ始めたので腹部が伸びました。 腹部が長いのでほぼ間違いないでしょう。
 いた!と思うとともに、食べられてしまう!という衝撃の初見でした!でも他に必ずいるはずですね!
 出会いを楽しみに!探したいと思います。そんな時間があるのか(笑)
  
  リュウキュウベニイトトンボもいました! 昨年九州でも見ましたが、沖縄で見るのが嬉しい(笑)
  
  また採集となったので、トンボ撮影は終了、採集と被る昆虫はあまり撮影できませんでしたが、
 たくさん鳴いていたイワサキクサゼミは撮影しました。

  4月9日(金)
  天気予報はずっと晴れだったのに、どうも違うようです。朝から雨で採集できないので宿にいましたが
 イトトンボなら撮影できるかもと水場に行ってみました。
  白い小さなものが飛ぶので見たら・・・
  
  コフキヒメイトトンボです!雨の中やってきて正解でした!初めて見るので嬉しい!
  
  雨で薄暗いなかに胸部の白が目立つので 、ワタムシが飛ぶような感じに見えました。
  
  ヒメイトトンボ!と思いましたが、少し粉をふきかけている未成熟のオスでした。尾部の下付属器が
 長く出ているのでコフキヒメイトトンボだとわかりました。
  
  2センチもないイトトンボなので、雨の中の撮影は大変でした(笑)
  
  前胸背面に突起があったので、これはコフキヒメイトトンボのメスですね。真横から撮りたかったが
 いまいちでした。
  
  一方突起がないからこれはヒメイトトンボのメスです!これも見ることができて嬉しいです。 腹部
 先端がオレンジ色というのが良いですね。
  
  これは真横から撮影できたのですが、胸部背面に水滴があって突起があるのかないのかわかり
  づらいですが(笑) 恐らく・・・ヒメイトトンボのメスですね。
  真横から取れたけど、水滴のせいで、良いショットにはならず残念(笑)
  
  これはヒメイトトンボの未成熟のメスのようです。雨天ですが、イトトンボ類の写真が撮れました。
  昨日も撮ったリュウキュウベニイトトンボもいました。
  
  他のトンボは隠れていてよくわからず・・・明日は、もっと撮れるかな・・・

  4月10日(土)
  朝起きて、天気は良くないものの、はじめに宿の近くの湿地に・・・
  今日も予報はあまり良くなくなってしまいましたが、採集に出ました。
  
  ヒメイトトンボのオスがいたものの、写真的にはいまいちでした。
  
  天気が良くなるまでは、水場に行ってみました(笑)
  魚を捕っていた人が池に入ったところ、飛び立つ青いイトトンボ!
  「深いですよ」とウェーダーのその人に言われましたが、長靴の浸水も関係なく、近づきました(笑)
  
  アオナガイトトンボです!!見られるとは!感動!
  樹の陰の暗いところにいたので,夜の写真のようですが、良しとします(笑)
    
   でも明るい写真が撮りたいなあ(笑)

  ・・・しかし雨はおさまったので、採集に出ました。
  
  なぜか採集時に撮影するイワサキクサゼミ。鳴いているところです。
  
  夕方になって、また水辺に戻りました・・・やはりアオナガイトトンボ撮影したい。
  今回も長靴の中は浸水し放題の深さでしたが、樹に近づいたら 、見えました!
  
  でも敏感で樹の陰の方に移動してしまいました。 でも雰囲気があって良いイトトンボです。しばらく
 撮りましたが、残念ながらもっと奥の高い方に移動してしまい、これでおしまい・・・ また撮りたい。
  他のトンボも探してみたら・・・
    
  ハラボソトンボもいましたが、これはメスですね!もう少し前から撮りたかったがすぐに逃げました。
  
  ヒメイトトンボかなと思いましたが、 下付属器が大きいから未成熟のオスのコフキヒメイトトンボです。
 ヒメイトトンボの良い写真が撮りたい・・・
  
   こちらは成熟した個体です。
  
   この個体は胸部背面に突起があるのでコフキヒメイトトンボの未成熟のメスですね。真っ赤な
 ところがなかなか良いですが、ここまで赤いと目立つので、オスに対する未成熟アピールには良い
 ですが、 天敵等には目立つ気がします。
  リュウキュウベニイトトンボがじっとしてくれたので、ストロボをつけずに撮影してみました。
  
  この方が反射もなくてナチュラルですが、なかなかじっとしてくれないので、どのトンボでも
 簡単には撮影できませんね・・・でも良い写真になって嬉しい。

  4月11日(日)
  与那国島の最終日ですが、今日は最初晴れていたのに一転大雨でびっくり・・・結局雨続きでした。
  雨でしたが、昼頃少し湿地に行ってみました。
  いきなりいたのは、リュウキュウベニイトトンボのメス
   
   午前中に交尾や産卵をするみたいだったので、単独でいるからもう終わったのだと思っていたら・・・
  
  いきなりの単独産卵に嬉しくなりました。でもすごく敏感でこちらが動くとすぐに
 遠くに行ってしまいました。残念・・・
  あとは与那国島でもいました!
  
  アオモンイトトンボです。腹部第2節の紋が紺色なので、今度関東の個体でも注意してみます。
  
  メスも盛んに活動していました。
  そして交尾個体も見られました。
  
  今年もたくさん撮影しそうですが、メスも2型あって非常に魅力的なトンボですね。こうして
 与那国島でも撮影できて嬉しい限りです。
  
  こちらはメスがやや成熟していますね。水面に浮いている白いものが背景に入ったので 、不思議な
 感じになっています。
  ハラボソトンボが飛んでいましたが・・・
  
  これは交尾個体でした。 でもものすごく敏感でほとんど近づけず・・・。
  
  草の中なので、横からでもあまり明瞭ではなく、残念・・・
  雨天で短時間でしたのでじっくり見られず・・・
  
   ヒメイトトンボのオスの写真がようやく撮れました!嬉しい!
  ということであまり天候に恵まれなかったけど、与那国島をあとにしました。
    
   4月12日(月)
  今日と明日は天候が良いようなので、石垣島から離島で採集します。本日は小浜島です。
  採集に追われていたので途中でトンボがいた場合のみ撮影というパターンでしたが・・・
  
  キチョウの採集場所にいた スジグロカバマダラです。南国のチョウという感じがします。
  
  シジミチョウがたくさんいたので撮影して、ソテツシジミかなと思ったら全然違います(笑)
 タイワンクロボシシジミでした。やや翅色が薄くなっているのかな・・・先島では最普通種のようです。
 アカメガシワなどを食するようなので、温暖化で分布域が拡がっているのもわかります。
  
  翅は大きく傷んでいましたが、コノハチョウもいました。採集しているところにいたチョウ達でした。
  
  上空を飛びながらテリ張りしているオオキイロトンボです。もっと大きく写せず残念・・・
  
  ベッコウチョウトンボが草むらにいました。近くで撮影したのは初めてで嬉しいです。でもその後は
 ずっとヒラヒラ飛んでいてほとんど休まず・・・
  
  一度とまって横から撮影しましたが、他のトンボと違って真横から撮ると翅の模様が活きません。
 でもこれはこれで良い感じですけど・・・
  
  小さいトンボがいましたが、あとでよく見ると胸部の紋が黒くなっているもののウスバキトンボ
 ですかね?もうすぐ関東でも多く見られるトンボですが、八重山だとちゃんと周年発生している産地と
 なっています。
  【追記】ウスバキトンボで胸部の紋が黒いのはいないようなので図鑑とにらめっこしたら、大きさ
   や紋なども一致したのでウミアカトンボのようです!やや若いメスですかね・・・この島にいるという
    記録はあるのか・・・そうとわかっていたら、もう少し探したり撮影したと思うので残念でした。
   念のため、翅を持ち上げている写真も出しておきます。
   
   嬉しい記録となったかも・・・
  
  石垣島に戻ってから、夕暮れ時のトンボ観察ができました。
  
  コシブトトンボは何度見ても嬉しい(笑)
   オスの体の水色とスカイブルーの眼がいいですね!
  
  そしてメスも、ややグリーンというのも美しい!(やや未成熟みたいですが)好きなトンボに!
  
  メスの複眼は完全に緑色にならないのかしら・・・
  未成熟のリュウキュウベニイトトンボがいました。
  
  複眼の色がまだ緑とは言えない やや灰色がかっています。
  湿地上にうごめく昆虫を見つけました。
  
  ハンミョウがいました!乾いたところにいるイメージでしたが、こんなところにもいるんですね。
 でもよく考えたら河原や海岸にもいたので、こういう泥地でもいますね・・・ 調べたら図鑑によって
 「乾いた土地」と書いてあるものと「湿ったところ」と書いてある ものがありましたが、コハンミョウ
 のようです。こんなところで何を食べているのかと思いましたが・・・
  
  このように泥に大あごを突きつけてゴカイのような生物を食べていました。でも動きが速く
 獲物を捕獲した写真などのピントが合わず掲載できず。残念・・・   
  
  よく見ると、胸部や脚部など輝いて綺麗でした。
   
  だいぶ薄暗くなってきました。
  
  ストロボ当てると、ベニトンボが紅に染まり、これも美しいですね。
  スイレンの葉の上に 青いイトトンボがいました。
  
  ムスジイトトンボです。関東で何回か見ましたが、複眼が青くて気に入っています。残念ながら少し
 遠いので大きく撮影できませんでした。
  
  もっと離れたスイレンの花に、ムスジイトトンボのペアが集まっていました。 もちろん花の蜜を
  吸いに来たのではなく、産卵しに来ているようです。葉に比べて花びらが柔らかいからなのでしょう・・・
  
  1ペアだけ残って花びらに産卵しています。良いところに目をつけたな、という感じですね(笑)
  
  少し産むと移動して、条件の良い花びらに産卵しています。
  
  だんだん暗くなってきています。花の中で産むのも絵になります。少し離れているのでこの大きさが
 精一杯なのが残念・・・
  
  トリミングしても、これくらいまでですね・・・ 真横からの撮影も難しかったです。
  
  ますます暗くなり、とうとう花も閉じてきました。外側の花弁で産卵し
  
  花の上に来たら、雌は「もう産卵しない」というポーズのようです。 水面にも映っています。
  
  そしてオスは去って行きました。
  
  他の花にも同じ様なメスがいたので、これも産卵後のメスなのかもしれません。お疲れ様。
  ムスジイトトンボは夕方〜暗くなるまでに産卵するのですね、関東でも気にしてみます。
 
   4月13日(火)
  今日は西表島です。魅力的な島なので、チョウが飛ぶ前に始発の船で渡りました(笑) 
  
  コナカハグロトンボがいました。これまでも見たことあるものの、綺麗に写せなかったので、嬉しい。
 ストロボがあたると綺麗に輝きます。
  でも自然の色合いを写したいとストロボなしでも撮影。
  
  でも思ったほど変わりませんでした。美しい派手な色合いですね。
  川の石の上には・・・
  
  ミナミハネナガヒシバッタも歩いていました。
  チョウもいたので撮影・・・
  
  ナミエシロチョウオスの4頭での吸水こちらを向いている3頭の眼がはっきり写ったので満足して
 います。集団吸水にもっと出会いたいものです。
  
   リュウキュウヒメジャノメです。やや暗いところだったので、そんなカットになってしまいました。
  これは毎年撮影していますが・・・
  
  イヌビワオオハマキモドキです。輝く翅を見ると、ついつい撮影してしまいます。
  小さな流れがありました。
  
  陸地に上がって休むハゼの仲間・・・なんとも可愛らしい・・・このまま両生類になるのか・・・(笑)

  そして・・・次に見つけたのが・・・
  
  ぎゃー!!!アカナガイトトンボです。このイトトンボにも出会いたかったので、いきなり見つけ!
  嬉しいです。
  イトトンボの仲間で体もそして複眼も綺麗に赤い種はこれだけだと思うので・・・見とれました。
  
  しかもこの小さな流れに複数いて日向ぼっことかしているので、アオナガイトトンボより撮影し易く
 感激でした。警戒心はありましたが・・・
  しかも・・・
  
  ぎゃー!タンデム個体もいるではありませんか!でも警戒心が強い。
  
  移動したと思ったらいきなり産卵開始・・・少し離れていたが良い角度で有り難い。
  
  そして、いきなりの潜水産卵! メスが水中に潜っているのがわかりますかね・・・感動の1枚に!
  左に見えるのは他のオスの腹部です。でも警戒心が強く、近づこうと少し動いたら飛び去った(涙)
  でも本当に感激!いくらでも撮影したかったですが、ちょっとアクシデントもあって戻りました。
   美しいイトトンボです。
  
  今回はトンボ的には運がついていますね・・・
  このあとは採集をしました。目的種は林道とかにも多いので、少し撮影もしています。
  
  キイロハラビロトンボも初めて見ましたが、残念ながら背面からとかの写真を撮れませんでした。
 でも南国のトンボは良いですね。
  
  ヤエヤマサナエも何頭か見ました。でも写真はこの個体だけで、もう少し前から撮影したかったが
 あっさり逃げてしまいました。気配を出し過ぎるようです(笑)
  林道の脇に良い雰囲気の流れがありましたが、ガガンボだらけの中、1匹違うのがいます。
  
  ぎゃーーーーー!
  た、大変です。ヤエヤマトゲオトンボがいました!ま、まさか本当に見られて写真が撮れるなんて!
 か、感動です。ただ、トンボ用に長い望遠しか持っていなかったので横からとかの撮影は無理でこの
 ショットだけでしたが・・・ でも感動してしまいました。嬉しい(涙)
  トンボ撮影も充実した西表島でした。

   4月14〜15日(火〜水)
  長かった採集もこれでおしまい、また天気が悪くなり大雨も降ったりしたので、離島は諦め石垣島で
 過ごしました。あまり行っていない林道とかでも採集を試みるとともに撮影も少し・・・
    
  マダラチョウの幼虫がいました。でも図鑑で見てもよくわからず・・・え?普通種じゃないの?もう少し
 調べてみます。と書いたら学生が調べてくれて、ツマムラサキマダラの中齢幼虫のようです。終齢になる
 ともっと美しい配色になるので、それを見られず残念でした。

  
  雨だからかセマルハコガメが歩いていました。見られると嬉しい。
  
   道の脇にいたコシブトトンボ。雨天の中休んでいました。近くにダムはあるので少し離れていますが
 飛んできたのでしょう・・・
  
  葉裏にミヤコキンカメがいました。 これはストロボなしで撮影。
  林道脇の側溝にカワトンボがいました。
  
  クロイワカワトンボでした。八重山にいる カワトンボ科のトンボはこれだけなので見られて嬉しい。
  
  西表島にオスがいたけど、後からしか撮れなかったので、今回はメスを前から写せて嬉しいです。
  
  翌日も雨だったので、見つけた溜池?に行ってみました。
  
  池の周りに本当にたくさんのムスジイトトンボがいました。ほとんどがオスでした。綺麗なイトトンボ
 だから帰る前にたくさん見られて嬉しいです。
  
  20頭以上はいたので、ちょっとびっくりしました。
  
  ブルーで綺麗だし複眼も青いので写真の撮り甲斐があります(笑)
  
  
  ストロボ使わないで撮影してみました。
  
  光っていなくてもブルーが美しいのがわかりますね!
  
  翅をやや開いて、クリーニングをしている個体がいました。
  
  
  
  この写真を確認して気が付いたのですが、腹部の先の方に緑色のダニがびっしり付いています。 
 初めて気が付きました。
  
  後方から見ると全部で15匹ぐらい、くっついていますね。 びっくりしました。
  
  まだ羽化ばかりの個体もいました。これにはダニは付いていませんね。
  
  メスも少数いました。この個体は腹側にダニがいるようです。
  
  付いている個体はそう多くなかったが、複数は見られました。このオスには付いていないようです。
  
  数が多いのでこうして近くにとまります。このまま午後に交尾行動などがあるのですかね・・・今日は
 帰ってしまうので見られなくて残念。
  
  この個体はダニが多いと思ったら先ほどのクリーニング個体と同じですね・・・
  
  ムスジイトトンボがたくさん見られて嬉しかったですが、写真的にはしつこくてすいません。
  
  これは突起があるようなのでコフキヒメイトトンボのメスですね。
  
  これは突起がなさそうに見えるのでヒメイトトンボの未成熟個体かな・・・なかなか難しい・・・
  ムスジイトトンボのメスがもう1頭いたので撮影
  
  この個体は脚の付け根とかにもダニが付いているようでした。いつ頃寄生するのとか、様々な
 疑問等が浮かびます。
  他のトンボがいましたが・・・
  
  ショウジョウトンボのメスですね。やや未成熟個体か・・・沖縄亜種は腹部背面の黒条が濃いと書いてアリアMSい
 ありましたが、確かに結構濃いですね。オスのちゃんとした写真が撮れず残念でした。

  最後の日にも見られて嬉しいのがいました。
  
  コシブトトンボです。黄色くなったこの個体がメスの成熟個体のようですね。
  
  スカイブルーのオスもいました!
  
  最後にも見ることができて嬉しい。
  
   リュウキュウベニイトトンボも見られました。
  で、やはり最後は(笑)
  
  マクロレンズで撮影したムスジイトトンボです。関東でも産卵とか撮影したいものです。
  トンボばかりですいません、最後まで見ていただきありがとうございました。


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