戸定の昆虫 2020-4 (10~12月)


 大変な1年だった今年もついにあと3ヶ月、少しずつでもコロナ禍が改善されていきますように!


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  12月 12〜13日(土〜日)
  出先で昆虫撮影しましたが、トンボは期待できないのにどうも水辺に行ってしまう・・・(笑)
  小さな流れにアメンボがいましたが、シルエットが違うので写してみると・・・
  
  丸いアメンボというより、この独特な模様が印象的なので、シマアメンボという名が付いています。
 かなり俊敏に動くので、なかなか良い写真がないですが、いくつか出しておきます。この個体は羽化
 したカゲロウだかを食べているようでした。
  
  
  各個体は一定の距離を保っていますが、けん制している感じでした。
  
  胸部が発達しており腹部は短いものの、そこが横縞に見えるからこの名があるのか・・・でも体全体の
 模様を表しているのでしょうかね・・・
  
  回転したりするので水面に波紋が広がります。またの機会にもっと良い写真を撮りたい(笑)

  チョウもまだ見られました。   
  
  結構暖かくなったのでキタキチョウなども飛んでいましたが、ヒメアカタテハがいたので撮影しま
 した。陽が当たらなかったので開くことはなく残念。ヒメアカタテハは成虫越冬する個体もいるよう
 なので、今後どうなるのですかね?
  
   日が射したところではヤマトシジミでしょうか?開帳してくれました。
   13日は、やはり水辺に(笑)でもいました!!
  
  小さな石の上にいたミヤマアカネです。
  
  陽が当たっている石の上にいました。今年見納めですかね・・・
  
  時々、食事なのか、ちょっとだけ飛びますけど、また戻ります。他個体はいなかったのでこの石の
 周りでしか飛んでいませんでした。
  
  上方から撮影・・・他の場所にはトンボはいなかったので、これで見納めになりました。
  
  キタキチョウが道ばたをヒラヒラ飛んでいました。そろそろ越冬するでしょうね。
  
  ここでもヤマトシジミがいました。キタテハは撮影できず・・・でも、昆虫撮影が楽しめました。
  望遠レンズをもっていたら、鳥の撮影もできますね!
  
  
  種名を調べるまで同じ種のオスメスとはわかりませんでした。ジョウビタキだそうです。昆虫が
 多くない冬場は鳥の撮影とならないように気をつけます。

  12月 8日(火)
  トンボの写真はもう期待できないので(笑)、他の昆虫ですが・・・
  
  大型のトリバの仲間で12月まで見られるというと、エゾギクトリバかなと思いましたが、似ている
 ものの、斑紋が薄いです。擦れてしまったのか、近縁種かですが、この仲間はわかりません・・・ 一応
 エゾギクトガリバか?としておきます。
  ゴンズイの実はすす病になっていました。
  
  この、ゴンズイノフクレアブラムシ がびっしり付いているからですね。秋から春はゴンズイとかに
 いますが、夏はキスゲの花とかに付いているので、またの名をキスゲフクレアブラムシというようです。
 この写真、あとで見て気が付きましたが、左上にアブラバチがいて産卵しています!わかっていれば
 アップで撮影できたのに・・・大変残念です。こんな時期でも寄生蜂が活動していることを知りました。
 春になるまではアブラムシの体内で過ごすのかな?気になりました・・・

  あ、オオアオイトトンボの産卵痕も紹介しておきます(笑)。
  
  クサギの樹皮が傷だらけです。これでは痛みがひどい場合もあるかもですね。
  来春の樹の生長期に どうなっているのか見てみたい!
  
  最初の写真だけではこれが本来の樹皮だと思われるかもなので、この写真も出して
  おきますが 右の枝は無傷なので違いがよくわかります。右の枝は水の上にはなかったので
 避けたのだと思いますが、見事な観察眼です。来秋も撮影したい!

  12月 6日(日)
  とうとう12月になってしまいました。先週いろいろなイベントが終わったので、少しゆっくりしよう
 かと思ったものの、今年は12月になってもトンボを撮影できるのでは?と、出てみました。
  
  アキアカネがいるのかと思って近づいたら、全身が赤いので ナツアカネですね!関東でも12月に
 見られるとは思わなかったので、感動しました。
   この時期はどのトンボも低いところにとまりますね・・・この個体はアスファルト上でした。
  
  オオアオイトトンボは予想通り見られましたが、オスが数匹いて小競り合いをしていましたが、
 この場所にメスは来ない感じで、連結個体もいませんでした。また産卵していた場所には気配がなく
 産卵は見られませんでした・・・
  何頭かいたオスですが、同一個体も含まれますけど、撮影したものを出しておきます。
  
  
  上の2枚は、同一個体を左右それぞれから写したものです。 すっかり枯れ葉の中にいる様子が
 わかります・・・ 交尾や産卵が見たかったので残念・・・
  
  陽が当たっていたものの、やはり光は弱く、彼らの発生も終わりに近づいています。
  
  他の場所でようやく見つけたメス。逆にここにはオスがいなかった・・・個体数もどんどん減って
 いるのでしょうね・・・
  
  アキアカネも見られました。 午後に着いたので交尾や産卵には遅かったと思います。そういう写真は
 来年に取っておきます。今日は記録的な扱いです。
  
  そのうち数匹いたオスも消えてしまいました・・・とうとうこれが今年最後かな・・・また来年ですね。
  そして、冬を迎えた越冬態の昆虫たち・・・
  
  低木の上部に付いていたカマキリ(チョウセンカマキリ)の卵囊。久しぶりに目撃しました。
  
  同じく湿地のハンノキに付いていた イラガの繭。多くの昆虫はこうして越冬中です。今月、そして
 来月も昆虫たちの活動を写していけたらと思います。  

  11月28日(土)
  予定が詰まっているものの・・・後輩とトンボ撮影に出かけてしまいました。案内してくれた
 大学の後輩に感謝しつつも、無事に全部のイベントを終わらせられるのか、ドキドキでした。
 (今は全部終わったので、こうして写真をアップできます・・・(笑))  
  目的のトンボは・・・
  
  いました!キトンボです。 千葉では見られないので、見られると感動します。
  1例だけでしたが、産卵も見られました。
  
  タイミング悪くやや逆光です。でもきれいに止まってくれました。前がオスです。
  
  産卵も見られましたが、草が前にあるのと、やや逆光です。 ただこの前より動きも止まって良い感じ!
 これは打水産卵してメスの腹部先端から水がしたたり落ちているところです。
   この1ペアしか見られなかったので残念・・・来年を楽しみにします。
  
  ミヤマアカネもいました。これも千葉では見られないから、嬉しいです。
  
  
   そして産卵個体もいました。
  
  少しゆったり飛翔したのでストロボ撮影ができました!これでこちらを向いていたら素晴らしかった
 が、まあ良しとします。よく見るとメスの腹部先端から糸状の構造物が出ています。
  
  後ろ向きが残念ですが、打水産卵しています。
  
   そして浮き上がった時、やはり糸状に尾を引いているのがわかります。ウチワヤンマと同じように
 粘着物質が出ているのでしょうか?知りませんでした。
  
  この写真でも糸状の物質がよく見えます。卵?が付いているようにも見えますが・・・
  
  
   キトンボよりゆったりしているので写真は撮りやすかったが、これも1ペアだけだったので残念。
 また来年ゆっくり撮影したいものです。
  
  マユタテアカネも見られ、産卵も撮影できました。
  
  やや遠くて離れていたので小さいですが、連結飛翔していました。
  
  今回は比較的オープンな場所で撮影できましたが、それでも草のある方を好むようでした。
  
  泥に打ち込んでいる産卵スタイルは、他の場所で見たものと同じでした。 マユタテアカネも
 また産卵シーンを撮りたい!
  また他の昆虫ですが、ここでも1頭だけ・・・
  
  ここから見ただけだと種名の同定には至らないですが、クヌギカメムシの仲間です。越冬モードの
 配色に変わっているところなのか・・・
   そして帰り際にまた見つけました・・・
  
  オオアオイトトンボのオスが1頭だけいました。水に張りだした枝とか結構探しましたが、
 産卵しているような個体は全く見られず・・・これが最後かと思いますが・・・

  11月26日(木)
  茨城の池にコバネアオイトトンボを探しに行きましたが、やはりもう遅かったのでした・・・来年
 また出かけます。いた昆虫を紹介すると・・・
  
  やはりオオアオイトトンボがいました!数も多く産卵もとか思いましたが・・・
  
  メスもいました!
  
  あちらこちらで見られたので、どこかに集合しないかと思いましたら・・・
  
  湿地的な場所に連結個体がいると同行した学生が教えてくれました。
  
  樹にとまったと思ったらもう産卵していました!ハンノキの幼木でした。
  
  午後1時過ぎでしたが、寒くなってきたのか産卵時間も早まるのですかね・・・背景が明るい写真が
 撮影できて嬉しい。
  
  ここでは集中産卵はしていませんでした。またここのオオアオイトトンボは、前の場所と違って
  近づくと逃げるなど、警戒心もありました。まだ明るいし寒くないからからかもしれませんが、
 以前の場所とは 勝手が違って逃げられたのでびっくりしました。
  
  オオアオイトトンボが集まっている水辺があったので、そこでも産卵していないかと確認しましたが
  そこでは連結個体だけでした。
  
  また戻ってハンノキで撮影。まだ幼木なので主幹に産み付けたりしています。いつ見ても嬉しい光景・・・
  あとはアキアカネしかいませんでした。
  
  この時期になると皆枯れ葉や石の上にとまります。気温を感じているのですかね? 面白いけどあまり
 絵にならない状況(笑)

  この場所にいた他の昆虫は・・・
  
  越冬準備に入るカブトムシの幼虫です。
  
  朽ちたサクラの樹を起こしたら、結構たくさんいました。
  
  もう一カ所、他のトンボがいる場所にも寄ってみましたが、全く見つからず・・・
  
  この場所でもオオアオイトトンボが見られました。今年はこれが最後かなと思いましたが・・・

  11月19日(木)
  学内と週末に戸定邸で行われる「科学と芸術の丘」の下見をしたので、大学付近での写真を出します。
 学内の写真は結構久しぶりかもですね・・・
  
  今日は汗ばむくらいの陽気ですが、季節はだんだん冬に向かっているので、ハラビロカマキリの
 卵鞘とかも目に付きます。ちょうどコムラサキシキブですか?の実もあって少し芸術的(笑)
  
  イチジクの木にキボシカミキリがいます。普通11月中旬にはいないと思うので、ひょっとして
 暖かいから出てきてしまったのか?この時期には見られないような種がいるとびっくりします。
  
  戸定邸の周りにアキアカネが何頭かいました。完全な逆光なのでストロボを当ててもこんな感じです
 が、胸の斑紋がわかるので、アキアカネであることは確認できました。
  トンボつながりで・・・
  トンボ池を見たらヤゴの脱皮殻が見られました。特にギンヤンマ?クロスジギンヤンマ?の脱皮殻は
 結構大きかった・・・
  
  大小2つの脱皮殻がありますが、 大きい方は少し伸びてるかもですが終齢幼虫並です。そうなると
 来春早々には もう羽化してしまう気が・・・いつもの年はどうなんでしょうね・・・
  
  あちらこちらに脱皮殻があり、池でのヤゴの成長が実感できます。

  11月17日(火)
  所用で出たがすぐに用事は終わったので、思い切ってオオアオイトトンボの撮影場所に・・・
  
  夕方近いので場所を探したりせず前回のこのクサギで撮影。背景が明るい写真も撮りたかったので
 目的は達成しました・・・これは絞りが浅い写真です。背景は良い感じにぼけるが、フォーカス甘い。
  絞ってフォーカスが翅にも合うようにしようとすると・・・
  
  背景がうるさくなるので、個人的には背景がボケた方が好きですが・・・難しいもんですね・・・
  
  
  産卵痕がたくさんついた枝にさらに産むのですごいことになっていますね・・・
  
  反対側から撮影したら直接ではないけど夕陽がかった色合いの写真になりました・・・
  
  今回は2ペアが産卵していました。クサギは生長が早いから枝とかは柔らかいので産卵には適している
  ようです。他にも条件が合う樹があるのか?周辺では産卵していませんでした・・・
  
   今回はⅠ時間くらい撮影しました。また来年このクサギでの産卵風景を撮影したいです。池の周りの
  樹でも産卵している写真が撮りたいですけど・・・他の産卵場所を見つけたいものです・・・
  新たな驚きはなかったものの撮影できて良かった・・・

  11月14日(土)
  暖かくなったので、どうしてもオオアオイトトンボの産卵とか撮影したくて出かけてみました。
  まず池までの道のりを歩くのですが・・・
  
  池に続く道沿いの水路にオオアオイトトンボがいました!「こんな所にもいるのね!」と思い撮影
 気が付いて良かったです・・・
  
  動きは速いが何頭かいたので、「ここもポイントね」と思ったのが、あとで幸いしました。
  池に到着しましたが、イベント?をしていて池の周りは多くの親子連で賑わっており・・・
 更には湖畔の草を買っているので騒音もあり・・・・トンボ撮影には難しい感じでした・・・
  
  水辺にいたのもオスですが、日の当たるところとかにいないし、数は少ない感じ・・・
  
  仕方ないので池の周りを回ってみることに・・・
  そしたら連結個体が飛んでいました!池に張りだした枝にとまります!
  
  角度は悪いものの、初めてつながった個体を撮影できました。
  これでは良い写真にならないので、反対側に回り池に足を入れて撮影。長靴に水が入るも写真の
 ためなら仕方がありません(笑)
  
  もう1ペア来ましたが、すぐ移動してしまいます・・・
  しかし、1ペアが交尾してくれました!!なかなか交尾しないという記述もあったので、嬉しい!
  
  片足は浸水しつつも撮影できた オオアオイトトンボの交尾です。感動しました。
   その後交尾を終えて・・・
  
  交尾終了後に、一度連結状態となり・・・
  
  メスが枝につかまったので、ここから産卵するのかと思いましたが、飛び去りました・・・そう簡単に
 産卵しないのですかね・・・
  その後も連結しているペアを何組も見ました。明らかに先月よりも交尾活性が高まっているようでした。
 でも残念ながら、人が多い今日の環境は、ある意味最悪です(笑)
  
  交尾を写したあとは、メスも多く見つかりはじめました。 因果関係は説明できませんが・・・
 この個体はお食事中。
  
  この個体はクリーニングを始めました。 メスもするんですね・・・
  
  手順はオスと変わりませんでした。最後に腹を前に曲げて脚で掃除する感じ・・・
  
  連結個体が樹の高いところに行きましたが、オスに比べてメスが大きく、オスはメスを
 コントロール できないようで、その後去って行ったようでした(姿が見えなくなった)

  その間も池の周りを人が行き来するので,連結個体も樹の高いところや池に大きく張りだした
 枝にとまり、しかも葉の影で見えない・・・ 今日は諦めて帰ることにしました・・・残念・・・

  池からの帰り道、いつもならまっすぐ帰るのに、行きにオオアオイトトンボがいた水路が
 気になりました。ポイントだし、覗いてみるかと・・・

  そしたら葉に隠れた枝に翅が見えるではないですか!!
  しかも水路に張り出した低い樹の枝です!こんな感じの所・・・あとで植物の先生に聞いたら
 クサギだそうです。葉を持ち帰ったら匂いもした。生長が早いから枝も柔らかいから産卵する
 のに適しているようですね。
  
  張りだした枝にいたのは・・・
  
   今年の目標だったオオアオイトトンボの産卵でした!本当に嬉しい!
  だいぶ日が落ちているのでストロボを使うしかないのですが、そうなると結構薄暗い・・・
  で、枝をよく見ると・・・
  
  撮影した個体以外に2ペア産卵中。合計3ペアが産卵していました!!!感激です。
 夢が叶った感じです。
  
  産卵中は近づいても逃げないので、望遠ではなく接写レンズで撮影できました。接写しても全く
  動じなくて普段の警戒とはまるで違います。他のトンボでこういう産卵時には無警戒な種もいるの
 だろうか・・・今年撮ったトンボはどれも産卵時でも警戒は怠っていなかったので・・・

  上の写真だと少し暗いので、カメラのISOを上げて撮影してみると・・・
  
  こんな感じに見えますが、逆にこれは明るすぎて、これも目で見た状況ではないですが・・・
 でもどのメスも固い枝に産卵することから木の枝に直角に産卵管を突き立てるのですね・・・でもよく
 こんな枝に産卵できるものです。
  
   枝の上部に産卵することも・・・孵った幼虫にとっては水と反対側に出てきても、すぐに下に落ちれば
  良いかと思うので、死亡率は変わらないでしょうし・・・
  
  このペアは枝の横に産んでいたので、上方から撮影しました。もう少し明るければ背景に水面が見える
 ので少し残念・・・結局は 時を忘れて暗くなるまでいました・・・産卵していてくれて、ありがとう!
  
  クサギの枝に付いたオオアオイトトンボの産卵痕です。 傷つくなら木も傷むということで、昔は
  害虫扱いにされたときもありました・・・集団で産卵するし今より個体数も多かったと思うので・・・
  でも 産卵をみられて本当にうれしい。ずっと願っていると叶う時が来ますね。行きにこの
  場所に気が付いて良かった!嬉しい撮影でした。

  11月8日(日)
  関西出張の最後は、友人とトンボ撮影(笑)
  
  キトンボがたくさんいて、産卵しているという夢のような場所でした。 ただ足場が悪くどうしても
 逆光になってしまうのが・・・残念・・・
  
  これはまだ色が出ていますが・・・ 撮影できて嬉しいものの・・・
  
  
  シャッタースピードを速くするためストロボが使えないから逆光だとシルエット状態ですね。
  
  良い写真になりそうなだけに光の状態が残念・・・
  連結して移動しているのも感動ものでした。
  
  
  またの機会に今度は順光で撮影したいものです。でも嬉しかった・・・

  隣の池の少し暗いところでキトンボがテリ張りしていました。
  
  やはり動きが速いのでちゃんと止まらず・・・でも幻想的な写真で気に入っています。
  この池には他に・・・
  
  ヒメアカネは多くいました。これはオスです。
  
  メスも少しいました。
  
  交尾個体も何ペアかいましたが、産卵シーンは撮影できず
  
   どうも草の上とかでとまるから写りが良いのは限られます・・・
   あとはマユタテアカネも多かった・・・
  
  ヒメアカネと似たような所に多かったです。
  
  石とか地面にいる個体が多かったです。だんだん気温も低くなっているからですかね・・・
  
  マユタテアカネもオスが目立ち、メスは少なかったです。
  
  交尾個体もみられましたが、こちらも産卵シーンには出会えず・・・
  
  周囲の池に向かってみましたが、湖畔?で羽音が・・・
  
  カトリヤンマのメスが産卵していました!でもここは池から少し離れているが・・・大丈夫かな?
 撮影できてとても嬉しい!
  
  動き回ってあちらこちらに産卵していました。やはり孵った幼虫が陸上を歩いて池に入るのは危険
 だからいろいろな場所に産むのですかね?
  
  これが一番わかりやすいかな・・・地面に産んでしまうんですね・・・
  
  もう1カ所池に行きましたが、アオイトトンボなどいましたが、構図が悪すぎて断念・・・
  
  オオアオイトトンボだけ良いところにとまってくれました!
   でもその後いなくなったので、交尾や産卵などはここでも残念・・・

  11月3日(祝)
  1日に観察した場所ならアオモンイトトンボの産卵がみられると思い、帰る前の時間を希少種探し
  ではなく、確実に撮影できる機会としました(笑) 
  水辺に着くと1日より多くのベニトンボがテリ張りしていました。
  
  Ⅰメートル間隔ぐらいにきれいに陣取り盛んにお互いをけん制しています。時には3〜4頭が入り
  乱れていますが、飛翔が速すぎるので、そんなシーンは断念・・・
  水面の植物に目を移すと・・・
  
  クロイトトンボが交尾していました。晴天だと個体数も多くあちらこちらで水面上を飛翔して
 います。つがいも多いので撮影してみました。
  
  産卵しているペアも多かった。このペアもメスは異色型(普通型)ですね。
  
  クロイトトンボも、今年はこれが最後の撮影だと思うので、ついついたくさん撮ってしまいます。
  
  
   どのメスも普通のメス型でしたが、もう少し探してみました・・・
  
  たまに産卵をやめて連結姿勢のまま休んだりしています。
  
  クロイトトンボもずいぶん撮影したと思ったら・・・
  
  青色メス(オス型メス)もいました!交尾していました。
  
  オスが盛んに腹部を上下させているのでご覧下さい。右のオスの腹部の位置に注目
  
  オス型メスの撮影も出来て嬉しい!
  両タイプの産卵を少し・・・
  
  産卵しようにも葉の上だ、とアピールするように葉面をトントンするかのような行動をするメス
  
  オス型メスも産卵していました!個体数も多かったのでニアミスも・・・
  
  オス型メス産卵中のすぐ上を飛翔するノーマルメスのペア!まるで威嚇するかのようでした。横切る
 瞬間にシャッターが切れて、3頭のフォーカスが合っているから結構嬉しいが 動きは素早いですね。
  
  産卵もやや密になっています。オス型メスが奥で手前は普通のメスのカップルが産卵する・・・
  さすがにどちらかにしか ピントが合いません・・・
  
  オス型メスの青色がきれいです。
  
  どちらのタイプのメスも複数みられて嬉しい!
  
  
   両タイプの連結個体です。晴天時の個体数は多かった!
  
   ベニトンボのいざこざも活発でしたが、いきなりメスが登場し、1頭のオスと空中で交尾し、その後
 オスの警護を受けながらメスは産卵していましたが、どれも動きは速いし写しづらいところに産卵する
 から・・・撮影は無理でした・・・
  
  警護飛翔を終えたオスです。
  
  産卵を終えたメスはしばらく水辺の草にいましたが・・・
  
  水辺から少し離れた石の上に移り、その後いなくなりました・・・ やはり行動すべてが速いので
 撮影するにはまだまだ修行が・・・
   一方でテリ張りしているベニトンボのオスグループに他種を発見・・・
  
  ミヤマアカネです。でもこの個体だけ追いかけられるとか、そういうことはありませんでした。その
 後は いなくなったので仲間がいないから?穏やかに撤退したのかもしれません。

  さらにベニトンボのとまっている石の上で見つけました。
  
  ハネナガヒシバッタです。これまでミナミハネナガヒシバッタしか撮っていなかったと思うので
 撮影したのは 初めてかもしれません。

  13時頃となり、そろそろアオモンイトトンボの時間です。
  
  周辺の植物に交尾個体がいました! 交尾時間が長い種は撮影チャンスが多いからありがたい。ここも
 オス型メスが多いのか?図鑑には北方に行くほどオス型が多い傾向とありますが、その割合に変動も
 あるから南でも多い時もあるのでしょうね・・・
  などと考えながら産卵個体を探してみました。
  
  水草上にも既にメスが現れ始めています。これもオス型ですね。
  周囲を探すと・・・
  
  成熟したメスもいました!そしてその個体が少し移動して・・・
  
  産卵しはじめました!ここは良い場所ですね(笑)
  
  普通のメスだと枯れた植物に紛れて見つけにくいです。撮影できて嬉しい。その後その個体は奥に
 行ってしまったようなので・・・長靴履いているので奥の水草に近寄ると・・・
  
   あちらこちらで産卵個体が・・・!!
  
  向かい合わせで産卵している個体もいました!!感動・・・
  
  この場所は良いポイントのようで3個体がいました。真ん中の個体は後の個体が後ずさりしたせいか
 産卵やめてしまいましたが・・・
  
  隣に移って3個体が同じ向きで産卵!!!アオモンイトトンボのシーズン最後に良い写真が残せました。
  さらにさらに・・・ 
  
  ここでは、オス型メスと向かい合わせで産卵していたり!!!!感動・・・この1枚で奥のメスが
 移動したので 真横から撮影できませんでしたが、来シーズンは真横から複数の産卵写真も狙いたい(笑)
  
  シーズン最後にアオモンイトトンボの産卵シーンがちゃんと撮影できました。

  少し離れた場所で、メスが水面から少しだけでている水草に産卵していました・・・
  
  このあと移動するのだろうと気楽に見ていましたが・・・
  
  茎に沿って後退しはじめました。良い産卵場所のようでしばらく産卵するみたいです。
  
  水中の様子も少し見えますね。この茎に沿って産卵するようです。じゃあ潜水しないかなと期待
 して撮影していると・・・
  
  腹部は潜ってきましたね。
  
  頭胸部も潜りはじめました。
  
  少し翅をばたつかせました。
  
  ここまでは潜りましたが、これ以上は入らず出てきてしまいました。完全な潜水とは言えないか・・・
  
  近くにあがってきたところ・・・お疲れ様でした。 
  ということでアオモンイトトンボの産卵は満足いたしました。
  撮影場所を移動してみました。他の場所にいたベニトンボ  
  
  石の上よりは様になるかな・・・
  
   やはり他の場所でクリーニングしているアオモンイトトンボがいました。腹部の動きは迅速です。
  ということで、今シーズンのアオモンイトトンボの撮影は、これでおしまいかな・・・。

  11月1日(日)その2
  1日にもう1カ所行った場所はきれいな水でいろいろ撮影したので、写真を紹介します。 
  今年は・・・トンボばかりですいません・・・
  
  午後早くに到着しました、水辺をよく見たら 浮いている葉の上にアオモンイトトンボのメスがいます!
  
  何匹かとまっています。他の葉を見たら・・・・
  
  オスもとまっています。周りにあった草が刈られていたので水草を拠点としているかもしれませんが
 どの個体も成熟しているし産卵しないかな・・・
  
  さらにクロイトトンボもいました 。 まだ暖かいので、交尾とか産卵も見られたらと思い、この
 場所で少し 粘ろうかと・・・
  
  と、アオモンのメスが少し移動し始めました。一瞬腹部を曲げたのに飛び去ってしまって、がっかり
  していたら少し先の枯れた植物体に・・・いました!
  
  アオモンイトトンボのオス型メスの産卵です!初めて見ました。撮影も出来て涙です。
  
  午後になってすぐに産卵しているんですね・・・ これまでなんで見られなかったのでしょう?でも
 どの個体もオス型でした。嬉しい!
  
  この光景を夢見ていた?ので、大変嬉しかったです。
   他のトンボもいたので撮影しましたが・・・  
  
  石にとまっているから様にならないがベニトンボです。
  
  この個体はヨコバイ?らしきものを食べていました。
  
  図鑑等でよく見かけるアオモンイトトンボの産卵写真。こんなふうに水草につかまって産卵する
 場面も撮影できました。
  
  3時を過ぎると産卵個体は見られなくなりました。他の場所でももっと早い時間にしっかり観察する
 必要があったのかもしれません。
  これは休んでいるオスですけど・・・アオイトトンボのように翅が開き気味だったので撮影。
  他の場所も見てみたら・・・
  
  ハグロトンボも数頭見られました。この種が11月までいるというのはやはり南方だからですかね・・・

  11月 1日(日)
  違う場所にも行ってみましたが、1か所目はイノシシに荒らされていて、今後も大丈夫なのか不安に
 なりました・・・
  
  「唯一いた」と言って良いほど、これしか見なかったマユタテアカネです。しかもオスだらけ・・・
 他の種がなぜいないのかは不明です・・・
  
  
  縄張りを張っているのはどれもマユタテでした・・・イノシシがぬた場にしてしまったのと関連が
  あるのかは 今年初めて訪れたので不明です。
  
  もう一種圧倒的に多かったのはタテハモドキでした。しかもどの個体も新鮮でした。
  
  光の関係なのか、この個体は 青みがかっていて美しい。10頭ぐらいが集まっているのを初めて
  見ました。どんどん増えているんですかね・・・
  
  マユタテアカネを見ていたらメスが現れ、オスがメスを取り合って交尾にいたる光景が見られました。
  
  その後連結したまま産卵が始まりましたが、水草の陰に入ってしまうので良い写真は撮れず・・・
 いくつか紹介しますが、記録的な感じですね・・・
  
  ピントが甘いのとシャッタースピードももっと上げないと・・・ですね。
  
  もう1ペア写せましたが、こちらは飛び去ってしまいました。
  でも飛び去った周辺を見たらメスが単独でいました。 同じメスかはわかりません。
  
  少し経つとなんと単独産卵をし始めましたが、周辺は薄暗すぎてストロボで撮影しないと・・・
 腹部の先に泥が付いているメスです。残念ながら産んでいるところは撮影できず・・・
  
  これも産んだあとに飛び上がったところです。 ゆっくり飛ぶからフォーカスはバッチリでしたが
 泥に突き立てているところは残念でした。また来年の課題と言うことで(課題だらけですが)
  ここでも水面にいました・・・
  
  結構水面で餌にありつけることが多いんでしょうね・・・厳しい世界です。
  さて、花に目を向けると・・・
  
  チョウはもう1種、新鮮なキタキチョウの秋型もいました。 今年は秋に調査に行けず残念でした。
 来年度はキタキチョウやミナミキチョウの調査に行けることを願って・・・

  10月31日(土)
  週末に出かけました。遠出での撮影もそろそろおしまいですね・・・
  
  コノシメトンボのメスがいきなりいました。きれいな水源地でコバネアオイトトンボが目的でしたが
 残念ながら見られず・・・
  
  ノシメトンボもいました。胸部の斑紋の他いろいろ違いますね。
  
  ノシメトンボはオスもいました。腹部の上部にさびが付いているような赤色が入るのが特徴的です
 ね。意識していないと見逃しそうな特徴です。
  
  マユタテアカネも数はそれなりにいました。
  
  メスもいましたが、頭を動かしているので、ちょっとおかしな表情?になっています。
  アカネトンボの仲間はもう1種いました。
  
  リスアカネです。マイコアカネとか期待しましたが、いませんでした。
  チョウも少しいましたが、キタテハがいたので撮影・・・
  
  道の脇で日光浴していましたが、ちょうどレンズと同じ位置だったので翅がわかりづらい・・・
 チョウとトンボの撮影流儀が違うことがわかります(笑)
  
  これくらいの角度の方が良いですね。またもっと表が見えないとダメですね。トンボの流儀から
 戻れるだろうか・・・(笑)
  
  タテハチョウの仲間なのにタテハモドキという和名は本来は間違いですが、この名が付いている
 チョウです。分布もだんだん北上しているようですが、今回はきれいな個体ばかり見られました。
 成虫越冬する秋型が出てきたということなのでしょうか・・・
  ため池のようなところなのに河川敷のように石がゴロゴロしていました。歩いてみたら・・・
  
  ハンミョウが数多くいました。望遠レンズなのであまり苦労せず撮影できたものの、マクロレンズの
  方がきめ細かいイメージがあります。
  
  でも石の上から異性もしくは餌を探す姿は様になっています。
  
  太陽の向きに関係するのか、同じ向きのポーズばかりでしたね・・・
  
  太陽を背にしてレンズを向けたら1頭近づいてきて正面から撮影できました!真っ正面からは初めて
  撮影したかもしれません。
  
  さて、目的のコバネアオイトトンボはいませんでしたが、 いそうな場所?を見ていたら・・・
  
  オオアオイトトンボがいました!でもオスばかりでした。産卵も見られず・・・
  
   やや薄暗いところにいましたが、今回はメスを見ることがなかったのが不思議です。
  
  緑バックの秋ではないような写真になりました(笑)
  
   太陽が当たると胸部背面の茶色っぽい金属光沢も緑色になるのが美しいです。交尾、産卵とかの撮影も
 次年度狙うしかないですかね・・・

  10月26日(月)
  学内の蜻蛉池に行ってみたら・・・
  
  
  池内のブロック塀で交尾してから産卵という状況でしたが、打水産卵は速い!しかもあまり定着
  してくれない・・・ということで大変ですが、1枚だけまずまずだったので公開しておきます。
  
  もう1匹オスも来ていました。来年は賑やかな池になって欲しい・・・
  水中を覗いたら、ちょうどヤゴがやってきました。
  
  横からだとわかりづらいですが、ギンヤンマかな?という体型です。来年度が楽しみです。
  
  今日は学生実験で我孫子市の湿地に行きました。
  
  薄暗いところにオオアオイトトンボもいました!ぬかるみで場所が悪く良い写真には
 なりませんでした・・・
  
  やや下からになってしまった・・・連日見られてそれはそれで嬉しい(笑)
  お食事中のこのトンボはノシメトンボでした。見られて嬉しい!
  
  毎回トンボ以外も1種だけ出していますが・・・
  
  眼の良い学生が見つけてくれて鳴いているところを撮影できたササキリです。位置は悪かったですが、
 久々に撮影できました。

  10月25日(日)
  朝から快晴だったので7月に行った茨城のため池に行ってみました。オオアオイトトンボの産卵が
 目的でしたが・・・
  
  目的地に向かう途中で、アキアカネの交尾個体を見つけました。幸先良いぞと期待も高まります。
  
  
  池の下はアキアカネが多かった、来る途中の道でも交尾個体が何ペアもいたので、最盛期なのかも
 しれません。でも交尾は最初の個体だけで、産卵も見られなかった・・・
  
  マユタテアカネも見つけましたが、個体数は少なかったです。
  さて、池に着いたらお目当てのオオアオイトトンボは・・・
  
  たくさんいました!林に囲まれているのでいると思いましたが、日当たりの良いところにたくさん!
  上の個体は立派な産卵管があるメスです。
  
  メスは少し池から離れた場所に多くいました。
  
  また、池のすぐ脇にもいて 近くを通りかかるハエ目の昆虫を捕まえてバクバク食べていました。
  一方オスも多かったです・・・
  
  オスはメスの倍近く目撃しました。20弱ぐらいかな・・・日当たりの良いところに集まっています。
  
  オスは初めて撮影したので嬉しい!
  
  狭い範囲に集まっていて、メスを待っているように見えて、配偶行動も見られるかと思いました。
  
  時々飛んでは他のオスとかにちょっかい出したり出されたり・・・という感じ
  
  でも2時を回っても行動に変化はなく・・・
  
  水辺にいるような個体も、じっと日向ぼっこという感じ・・・
  もう1匹水辺にいたオスは・・・
    
  静止していましたが・・・
  
  クリーニングをはじめました。
  
  結構高いところまで腹部を持ち上げ、腹部の付け根までしっかり掃除ということでしょうかね・・・
  
  その後腹部を前に持ってきましたが、軽く掃除なのか・・・移精はしませんでした。
  他の個体は・・・
  
  
  3時を回っても池から離れた場所でお食事中だし・・・
  
  同じ場所でメスも日に当たっています・・・
  
  うーん・・・時間が早いのか・・・時期が早いのか・・・でももう10月終わりなので早くはない
  ですね。となると時間?
  
  結局4時になっても日当たりの良い場所にいるか、多くは移動してしまったので、どこか私の
 思ってもいないような場所で交尾しているのか?ちなみに池に張り出した木の枝などもよく見ました
 が、確認できず・・・
  
  多くの個体を撮影できたけど、産卵はもちろん交尾個体も確認できずで残念でした。 でも撮影は
 出来たから満足しました。
  あと、もうⅠ種、何頭か確認しました。
  
  池の周辺では、ホソミオツネントンボも何頭かいました。 きれいに撮影できて嬉しい!
  
  自分の体色が紛れる枯れ枝にとまることが多いですね。オスメスとも数頭確認。
  
  5月に来たら色が変わった個体の産卵が見られるかもなので、期待したいところです・・・
  
  ということで日が暮れそうになったので池をあとにしました。どこで交尾しているんだろう・・・
 経験を積まなくては・・・
  あ、トンボ以外も1種(笑)
  
  久々に見たショウリョウバッタモドキです。夕陽の中で餌を食べていました。見られて嬉しい!   

  10月24日(土)
  久々に週末晴れましたが、土曜日は曇りが多く遠征は諦めました(笑)でも書類作成の息抜きに
 少しだけ外出・・・
  アオイトトンボの産卵が目的でしたが,そのような個体は見られず・・・何でだろう。
  

  夕方近いと水辺にも成熟したメスがいたので、まだまだ産卵の時期だと思いますが・・・でも上の
 個体、細かいゴミ?がたくさんついているように見えますが、クリーニングしませんでした。一方で
 先日アオイトトンボで見た腹部と翅をすりあわせる個体もいてやはりクリーニングだと実感。
  
  この個体は胸部が緑色なので成熟途中といった個体ですが・・・こんな個体もいるのだし・・・産卵
 個体がいなかったのは疑問です・・・
  
  オス型のメスもいました。すいません、結局はアオモンイトトンボばかり掲載することは変わらなく
 明日は遠征するので変わると思いますが・・・
  
  ということで開き直ってオスも掲載・・・
  
  クリーニング中でしたが、頬杖ついているようにも見えるから・・・
  
  これはただ上の個体と向きが違うだけで、これまで出した写真と変わりなくてごめんなさい。
  ということで、もうシーズン終盤なのに産卵していなかった・・・午後早くとかに行く方が良いのか
 なかなか奥が深いです。
  近くにカマキリもいました。
  
  少し小ぶりだったのでチョウセンカマキリかと思って確認しようと思ったら、逃げてしまい・・・
 これからは確認して掲載したいので残念・・・

  10月19〜21日(月〜水)
   学内の新しい管轄地?蜻蛉池(仮称)には、普通にトンボがやってきています。
  
  アキアカネも池の壁ではなく、止まり木にとまらせたいので、 何本か立てます(笑)産卵にも
 来てくれたが撮影できず・・・
  
  これは元から住んでいる住人、ヒゲナガヤチバエです。触角が独特で口吻があるようにみえるので
  ハエに見えない。初めて認識しましたが、これからも観察の機会が多くなりそうです。
  
  ここには・・・ 近所から導入したトンボもいるのですが、オスは午前中はいますけど
 メスは全然見ない・・・
  
  まだ懲りずに・・・・アオモンイトトンボです(笑)
  
  
  産卵とかしないかなと思っているのですが、オスしか見ないなあ・・・
  

  10月18日(日)
  学内外でカマキリを探しました。
  
  オオカマキリは、新しい卵囊が見られるようになっているものの、まだ元気にしています。
  学外で他のカマキリを見つけました。
  
  恐らく初めて撮影したチョウセンカマキリです。でもこの個体は大変大きかった!大きさでは区別
  できません。ということで、この写真ではオオカマキリと区別がつきません。
  
  同じ個体を前から写しましたが、カマの付け根がオレンジ色です!もちろん後翅の色も薄かったです。
 初めてちゃんと確認しました。嬉しい。
  
  学外・・・たくさんいたので・・・つい・・・アオモンイトトンボ♂です・・・
   以下は学内です。
  
  急に飛び立って上方にとまり,これを撮ったら さらに飛んでしまいこの一枚だけ・・・今度はメスが
 いましたが、ホソミオツネントンボです。いつかもっと良い写真を撮りたいです。
  
  大きいハナアブがいたから,これがオオハナアブだっけ?と 写しましたが、調べたところ、オオハナ
 アブではなく、アシブトハナアブという種類でした。都市周辺でもよく見られるようなので、あちら
 こちらで 普通に見られる種類なようです。
  
  学内の一角にある池の管理を任されたので、虫好きの学生2名と池の整備を行いました。
  整備が終わったところに、お客様第一号が!
  
  コノシメトンボが産卵にやってきました!嬉しい。このような写真をもっとうまく撮らないと!
 満足いくような打水産卵写真を この池で撮影します!でもなかなか難しいだろうなあ・・・
  さて、この池を整備中に網ですくったら、何種類かヤゴがいました!生態写真ではないが、記録と
 して、ここに残しておきます。
  
  ギンヤンマのヤゴです。学内で発生していたのですね!
  
  ギンヤンマの若齢のヤゴは、パンダ配色です! しかも体が透けているので気管とか消化管など
 見ることができますね!
  今度はアカネ系のヤゴもいましたが・・・
  
  調べたらショウジョウトンボのヤゴのようです。
  あとはイトトンボ系のヤゴもいました。
  
  これも体が透けていて、観察とか講義で説明するのに良いですね! 調べたらアジアイトトンボの
 ヤゴと形態は似ているので、多分そうかな・・・?
  面白いので、春になったらまた撮影しようかと・・・  今後種類が増えることを祈って! 

  10月16日(金)
  虫こぶ採集とかで多摩森林科学園に行きました。久しぶりの訪問です。採集がてら・・・やはり
 昆虫が気になる。
  
  黒い体に空色の紋が美しいアブがいました。よく見るとブルーの斑紋は内部が透けていて気管が透けて
 見えます!調べたらマルヒラタアブという種類でした。近縁種にヘリヒラタアブという種もいるので、
 特徴からマルヒラタアブということがわかりました。

  もう一種の気になったハエ目の昆虫です。
  
  カメムシに寄生するハエにこんなのがいるなと撮影しましたが、そのマルボシヒラタハナバエよりも
 黒っぽく毛が多く、調べたらセスジハリバエという種でした。寄生バエですが、彼らはチョウ目の幼虫に
 寄生する  ようです。

  カラスウリの虫こぶ採集でしたが、葉が一部萎れていたのでウリキンウワバがいると予想したら
  
  やはりいました。明日とか冷えるようなので無事に成虫になれるのかな? でも休眠性は持っていない
 から、これからは厳しい生活が待っています。

  そしてやはり、トンボが・・・(笑)
  
  薄暗い池があったのでトンボがいないかと思いましたが、晴れたら登場してくれました。みたかった
  オオアオイトトンボです。このメスしかいませんでしたが、オスはまたの機会に会えるでしょう。
  でも写せて嬉しい。
  反対側からの同一個体です。
  
  産卵しているところも撮影したいものです。
  ということで、他にいたトンボも・・・
  
  マユタテアカネとアキアカネが多くみられました。 前方から写せたので眉が写せて良かった。
  
  すぐ飛んでしまいましたがオスもいました。眉というよりは口ひげに見えるような(笑)
  
   アキアカネもオスメスいたが、両種とも交尾行動などはみられず・・・時間的には朝から日中の
 ようですが、タイミングですかね・・・上はオスで、下がメスです。
  
  千葉では局所的にしかいないネキトンボがいました!
  
  人工物の上なので フォトジェニックではないが、撮影できて嬉しい。
  この時期に多いアサギマダラもいました。
  
  アサギマダラは南に移動するというのが有名になっていますが、全部が全部長距離移動するのでは
 ないから、この個体は恐らくこの地で産卵して 世代個対だと思います。
  
  数個体いました。
  
  頭部に向かって細まる形態のスズメガの幼虫がいました。 ブドウスズメの幼虫が似ていますが、
 この植物はちっともブドウっぽくない・・・となると?ハネナガブドウスズメだとブドウ科以外の植物も
 食草にしているので・・・ちょっとペンディングです。
  
  きれいに 頭部や腹脚が格納され、見事なフォルムです。でも何に擬態しているのか・・・ちょっと
 わからなかったりします。
  
  アオマツムシがとまっていましたが、逃げたもののすぐに落ちてしまい、これは助け上げてとまらせた
 から自然状態ではないですけど、もうそろそろ寿命ですかね・・・秋も深まってきた感じです。
  さて、この地は外来のムネアカハラビロカマキリが優占種になっています。
  
   前脚(カマ)の腿節部の黄色い突起数が多いことが、一番わかりやすい特徴です。あと人がちょっかい
  出したり動いたりしても我関せずで良い写真にならないことも特徴か(笑)
  
  この個体は採集して置いたものですが、威嚇のポーズなどとりませんね・・・愛想がないというと
 変ですが・・・あとハラビロカマキリより一回り大きいです。

  10月13日(火)
  学内の片隅に池的なところがあり、以前は水が溜まっていましたが、今は放置されています。
 せっかくなので、整備してトンボを呼ぶ池にしようかと思います・・・
  晴れたので行ってみたら、やはりこの場所に目をつけている?アキアカネがいました。
  
  日当たりが良すぎるから水草などを導入して様子を見てみます。
  
  他の場所にいた真っ赤に成熟したコノシメトンボのオス。うーん・・・本当にコノシメトンボ
 しか見ない・・・
  たまにはトンボ以外も撮影しないと・・・
  
  ヨコジマオオヒラタアブかなと思う個体がいました。盛んに前脚を掃除していました。   

  10月11日(日)
  台風の影響が薄らいだので、こちらでもアオイトトンボが出ていないかと探しに行きました。でも
 途中で雨になったりで結局は見つからず・・・いつものメンバーとややプラスです・・・
  
  午後に行ったから、今日は産卵シーンとか見られないかと思いましたが、相変わらず多くの個体が
 いるアオモンイトトンボ です。
  
  まだ交尾している個体も見つけました。午後なので交尾はこの1ペアのみでした。
  
  メスが時々羽ばたいて、連結をはずしたがっているようでした。
  
  今日はアキアカネが多かったです。やはり秋が深まりましたね。
  
  何気なく見たら、これはオス型メスの未成熟個体ではないですか!まだ尾部の青い紋などが 色づいて
 いませんね!最初は灰色なんですね。複眼も灰色でした。
  
  オスは結構多くいましたが、未成熟個体はいませんでした。どうしてだろう・・・
  
  どの個体も痛んでいないので、数多く羽化しているのでしょうね・・・
  
  アジアイトトンボも、個体数は多くなかったがいました。
  
  でも交尾個体を見つけると、ついつい・・・
  
  メスが緑色で爽やかなイメージがあります。
  
  同じ個体ですが、面白い穂の植物にとまったので、思わず・・・
  
  この個体はオス型メスですね。産卵管が確認できるので、識別できるようになったか・・・(笑)
  
  まだショウジョウトンボがいるのですね・・・調べたら10月中旬までは数多く見られるようで、意外
 でしたが、メスの写真とか交尾など今年は全然撮っていないですね・・・
  まだアオモンイトトンボがいるので・・・
  
  こんな感じで密にいるところもありました。
  
  上の写真の奥の個体はこれです。午後なので交尾行動ではなく休憩や食事みたいですね。
  
  アオモンイトトンボは、もう今日で最後にしようかと思うくらいいたので 出しておきます。
  
  こうして未成熟のメスもいるので、まだ羽化シーズンなんですね・・・
  
  この場所はイトトンボが多いですが、付近にはアキアカネも・・・これもオスですね。
  
  水辺そばにいたアジアイトトンボのメスですが、水辺に移動しなかった・・・産卵してほしい・・・
  
  水辺の石の上にいたシオカラトンボのメス。でもオスはいなかった・・・
  
  途中で雨が降ってきたので、木陰で休みましたが、近くにいたこれもアキアカネのようですね。
 でもタイリクアキアカネとかもいるので、注意しないと・・・
  
  この個体は良い感じに翅を上げていてくれましたから、胸部の黒条がはっきりわかり、アキアカネと
 だと同定しやすいですね。
  
  テリ張りしているがメスですよね?オスに見かりやすいように? あ、そしてコノシメトンボでした。
 もしかしてこれまで見ていた個体は皆コノシメトンボ?
  
  池の反対側は数は少ないものの、やはりアオモンイトトンボはいました・・・
  
  すっかり秋らしい風景の中で・・・たくさん撮影してしまった・・・
  
  先ほどと同じ場所でテリ張りしていて、さらにやはり翅を上げていたアキアカネ
  オス型メスも慣れると見つかります。
  
  産卵管から探すとわかりやすいですね、オス型メス・・・
  
  これもそうですね、食事中でした。うーん産卵はしないの・・・?
 もとの水辺に戻りました・・・
  
  水辺にいた未成熟の褐色メス・・・未成熟個体はいるけど、成熟した個体はいないので、恐らく
  アオモンイトトンボの産卵は午後と書いてあるので産卵中?離れた場所にいるのかな・・・
  と思ったら・・・成熟メスもいました。
  
  水の中に倒れて腐っている植物体の上に成熟メスが。..でもこのまま飛び去りました。
  
  30分後に他の個体?が来たので撮影したら飛び去りました。もう暗くなってきているので、ストロボは
 オフにできないから敏感だったらどうしよう・・・困りました。
  その後もう一匹来ましたが・・・
  
  この個体も撮影したらすぐにいなくなり・・・
  しかしその30分後、帰ろうと奥を覗いたらいきなり産卵中のメスがいました!
  
  付近にはアメンボが多いですが、少ないところにいました。
 結構敏感なんですかね・・・アオモンイトトンボは単独産卵なので、しかも枯れた植物と褐色メスの
  体色は紛れやすく・・・それで午後もかなり遅い産卵じゃあわかりませんね。
  
  少し上方からだけど、撮影できて嬉しい!
  
  アメンボが来たりして驚くと産卵やめてしまうし、 数枚撮ったら飛んでしまうので、やはり敏感ですね。
  その後、少し近くに降り立ったように見えたので、探したら・・・いました!
  
  今度はやや後方からですが、水に影が映るし感動的です。
  
  暗いので仕方がないですが、夜間撮影したように見えてしまいますけど、影もあって嬉しい!
  でもやはり数枚撮ったところでいなくなってしまいました・・・。
  
  このまま休む個体なのか、オスとメスが一緒にいましたが、少し経ってメスはいなくなりました。
 アオモンイトトンボの産卵は、結構遅い時間なのかな?天気の良い時などにまた撮影したいと思います。
 オス型メスはもっと明るい時に写したような写真が多いので,次回はこの地でねばろうかと・・・(笑)

  10月9日(金)
  トビイロウンカの視察は昨日雨天でしたがほぼ終わったので、最終日は試験場にお邪魔するとともに
 帰り際に湿原に行ってみました。 しかし、急に発生した台風により・・・あまり見られず・・・
  先ずは試験場近くの公園・・・
  
  アオイトトンボのメスがいました!でも雨天なので交尾行動や産卵行動などは見られず・・・またの
 機会に探してみたいですね・・・産卵は午後に行うみたいですが・・・
  
  秋も深まったので、オオアオイトトンボなどの近縁種の撮影もしたいものです・・・このオスは
 複眼の色はやや暗いので、もう少し成熟するのかもしれません・・・
  
  この個体も少し濃い色の部分がありますが、白粉は出ていますし個体差とかもあるのですかね・・・
 ここにはメスも結構いました。
  
  メスは複眼の色が褐色っぽいのと、植物体に産卵することから産卵管とかが立派です。今年はあと
 1ヶ月ぐらいで産卵シーンを撮影してみたい。
  
  やや天気が悪かったのが残念でした。でも楽しめました。
  兵庫をあとにする前に、湿原に行きました。
  
  遠くでとまっている位置が悪くこんな写真になってしまいましたが、ヒメアカネがいました。成熟した
 オスだったのでやや残念・・・
  
  メスの方が数が多く、最後に見た個体は良い感じでとまってくれました。
  
  同じ個体ですが、正面からも撮影できました。白い顔が印象的ですね。
  
  湿原の入口にもアオイトトンボがいました。今が成熟して水辺に戻ってきている時期のようです。
 自分の地元の公園にも行ってみようかな・・・
  
  ノシメトンボかコノシメトンボかと思っていましたが、翅の先の褐色紋が弱いし胸部の模様が違うので
 調べたところ、マユタテアカネのメスのようです。ということで初めて撮影できた種も多かったが
 天気が良い時にまた撮影したいものです・・・

  10月8日(木)
  今日は一日中ウンカの被害視察でした。
  
  典型的な「坪枯れ」の集まり
  
  なんと全枯れの水田もありました・・・
  
  そして葉や茎にはトビイロウンカがびっしり・・・本当に大きな被害でした。

  10月7日(水)
  今年はトビイロウンカの発生が大変な年で、農水省でも注意報を出しているほか、西日本の各県で注意報や
 警報が出されています。 このような年はめったにないので、坪枯れの調査に同行させていただきました。
 お忙しいところ本当にありがとうございました。
  トビイロウンカのことは、研究室の情報にも出しておきます。
  待ち合わせまでに時間があったので、近くの池に行ってみました・・・
  
  池の周りの草むらにはアジアイトトンボがいました。もうすっかりおなじみですが、それでも撮影
 していると楽しい。
  
  午後だったからメスはいなかった・・・今度は産卵行動を撮影したいが・・・
  
  アオモンイトトンボもいましたが、やはりオスだけ・・・メスは見ませんでした。

  池の周りはコンクリートで覆われているので殺風景でしたが、少し歩いたら大きなトンボが・・・
  
  タイワンウチワヤンマがまだいました。でも少し経ったら飛び去りました・・・
  その近くに少し小さな個体がいました。
  
  タイワンウチワヤンマの極小個体かと思いましたが(笑)、複眼の色も違うし尾部付属器が長く、
 調べたらオナガサナエでした。コンクリートにとまっているのが残念ですが、初めての撮影なので
 何枚か撮りました。
  
  何度か位置を変えていましたが、メスは現れませんでした。川に生息しているそうなので、大きな
 池にいたのは意外でした。
  大きな池だと撮影しづらいから付近の小さな池に行ってみました。関西はため池が多いのですぐに
 移動できるのは有り難いです。
  小さな池の周りには、草や樹が生えていて トンボが多い予感がしましたが、やはり何種かみられ
 ました。そして早速、やや大きなイトトンボが・・・
  
  ファインダーを覗くとブルーの複眼が!アオイトトンボのオスでした。久々に見ました。
  
  何匹かいましたが、ここではメスはみられなかった・・・
  
  改めて撮影すると、きれいなブルーにすっかり感動してしまいました。
  
  この個体は腹部を上下させていましたが、翅と腹部をすりあわせて汚れを落とす行動とされている
  ようです。見たのはこの個体だけでしたが、クリーニングする頻度としては低い気もしたので、それ
  以外の意味も何かあったりするのかと感じました・・・。
  
   腹部は少し速く動かしています。でも翅とすりあわせている音とかは聞こえず残念・・・。
  
  複眼の掃除もしていました。 この個体はきれい好きなのかもですかね・・・。
  
  アカネ系のトンボもいました。これは真っ赤に成熟したナツアカネのオスですね。
  
  少し離れたところにメスもいました。でも皆じっとしていた・・・
  
  これはアキアカネのオスのようですね。 待ち合わせ時間となったので、これ以上は観察せず出発しま
 した・・・

  10月6日(火)
  ちょっとだけ学内出たのでカメラ持参しましたが・・・
  
  コノシメトンボのようです。これまで学内にいるトンボはノシメトンボだと思っていましたが、
 今年見かけるトンボは全部コノシメトンボなので、これまでもちゃんと見ておかないといけなかった
 と思いました・・・

  10月3日(土)
  たぶん今年最後の水元公園、大学でオンライン講義の準備もあるので午前遅くから午後初めでしたが、
 成果はありました!
  
  前回クロイトトンボと思って、ほとんど撮影しなかった種ですが、今回もよく見たらいました!
 個体によっては複眼が青みがかる場合もありましたが、眼後紋がはっきりしており、セスジイトトンボ
 ではないかと思われます。この個体は複眼も緑色だから問題ない。
  
  オスは何匹かいて、水面の葉の上で静止して縄張り占有し、たまにメスを探していていました。そこへ
  メスが現れ争いなどもあり、Ⅰ匹のオスが交尾に至っていましたが、すぐに飛び去り撮影できず・・・
 来年の課題です・・・
  
  この個体は、複眼がやや青みがかっていますが、眼後紋ははっきりしているから、やはり
 セスジイトトンボですね。
  
  この個体は全体的に青みが強いけど、やはり眼後紋からセスジイトトンボだと思います。
  
  セスジイトトンボは、撮影したことなかったから嬉しい。
   同所的にいるクロイトトンボですが・・・
  
  彼らは水面上で交尾、産卵しているから撮りやすいですが・・・
  体色が青いメス個体(オス型)を撮影できていませんでした・・・
  
  産卵しているペアを見たら、メスが青いではないですか!やっと確認できました。
  
  もう少し横から撮影できると良かったのですが、良い位置取りができず・・・ようやくこの地でも
  オス型メスが存在することを確認したため、来年にもっと撮影かな!

  さて、クモが水面の水草上にいることを紹介しましたが、トンボを襲うことがあるのかは、正直
 目撃しないと断定できないと思っていました。 ところが今回見つけてしまいました。
  
  連結しているクロイトトンボを襲ったようで・・・オスもメスも動けなくなっているのは、どちらも
 かまれて毒液が回ったからなのでしょうか・・・ もしくは交尾中で?ひと噛みで毒が両個体に回った
 とか・・・・・・いずれにせよ、ずっと水草上にいるのは 危険と隣り合わせなんですね・・・
  
  水辺に張りだしている枝にいたアキアカネのメス、上空にはウスバキトンボが舞っていました。
  
  ベニイトトンボもまだ見られました。今回はメスはいなかった・・・またウチワヤンマはとうとう
 1頭も確認できませんでした。もうトンボの季節は終わりに近づいていますね・・・
  そしてこの前確認したアオモンイトトンボが多く見られた場所に行ってみました。
  
  午前中に行ったので交尾個体も多かったです。先ずはアジアイトトンボのペアです。
  
  数は少なかったです。
  
  個体によりメスの褐色みに差がありましたが(つまり成熟度合いですかね)、今回も撮影できて嬉しい。
  で、アオモンですが、アジアイトトンボより個体数は多かったです。
  
  逆光になってしまうことが多い場所でしたが ストロボがあるときれいに色が出るので良かった・・・
 まだ成熟しつつある異色型のメスでした。
  
  これは最初と同じペア個体でした(笑)
  
  まだあちらこちらに交尾個体がいました。
  
   異色型が多かったのですが、密度は比較的高いのでもう少し探してみました。
  
  いました!この場所でも同色型のメス個体!
  
  
  2ペア見つけましたが、写真は重複しています(笑)
  
   この場所にも同色型メス(オス型メス)がいることがわかって嬉しい(笑)来年とかもまた撮影
 したいと思います・・・そうなると一日がかりか・・・(笑)
  
  午後になったので帰り際にもう一度立ち寄りましたが、もう交尾個体はいませんでした。お食事中の
 オスです。オスはたくさんいましたが、メスは未成熟個体しかいなかった・・・
  
  
  やはりメスは産卵しているのでしょう・・・でもオスがいるような場所にはいませんでした。
  と思ったら・・・
  
  1匹だけメスがいました。しばらく様子をうかがっていたら・・・
  
  いきなり葉に腹部先端をくっつけました。 産卵管は入っていないのですぐ右の亀裂のところに入れる
 予定が入らなかったのか・・・ 少し謎ですが、産卵行動の一つだったのかも・・・でもその後は飛び
 去りました。アオモンイトトンボやアジアイトトンボの産卵写真も来年の課題ですね。

  10月2日(金)
  圃場に出たらトンボ好きの学生が見つけて捕獲していたホソミオツネントンボ。私もその見つけた
 場所で 探したら・・・
  

  やや暗いところに、いました!学内で越冬するのでしょうかね?まだ未成熟のオスですが、成虫で
 越冬して来春成熟します。成熟して青くなった個体の写真を撮りたいが、それは水辺なので学内ではない
 と思うので・・・移動性が高いのかもしれませんね・・・また冬とかも探したいと思います。


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