戸定の昆虫 2018-3 (7~9月)


どうもバタバタしていますが、今年もいろいろアップしていきたいものです・・・


 2018年 トップ

 9月26日 (水)

  学内を歩きました。久々です。
  
  ちょっとした水たまりにいたヤゴを撮影したら、意外にちゃんと写せました。この時期のヤゴなので
 ウスバキトンボだと思います。
  
  他の個体、こうして写すときれいな色をしていますね。
  
  ビロウドハマキがいましたが、上に写っているのはもしかして卵塊?だとしたら感動
  
  クワゴがいました。もう最後の発生ですね。
  
  温室内に迷い込んだイチモンジセセリ。キュウリの花の蜜を吸って、普通にに生活していました。
  
  あまり虫がいなかったので、同じ個体をもう一度撮影。

 9月14〜16日 (金〜月)

  卒業生のタオさんを訪ねてベトナムに行きました。9月に入ってから妙に忙しく慌ただしくなり、
 昆虫の写真も全く撮れていませんでしたが。ベトナムでは撮りまくりでした(笑)
  ハノイ空港で迎えてくれたドク先生の案内で、先ずはベトナム国立農業大学へ!
  挨拶のあと圃場を見せていただきました・・・
  
  イネにとまっている何気ないトンボも日本では見ない鮮やかなブルー!ただ残念ながらマクロレンズや
 ストロボをカメラに装着していないため、せっかくの昆虫の写真はいまいちです・・・
  
  やはりベトナムの水田でも問題になっているジャンボタニシ!卵塊が集中しています。
  
  キマダラカメムシのようなカメムシがいましたが、近い種類かもですが別種のカメムシです。
 図鑑とかあれば名前もわかりますが、今回は何もなく種名不明が多そうです。
  カメムシはもう1種いましたが、これは名前を教えてくれたのに忘れました・・・
  
  何かの害虫でしたが、何だったかな・・・
  
  腹側は白いんですね・・・うーん、種名思い出したら挙げておきます。
  
  タテハチョウもいましたが、すぐに逃げてしまいました。
  
  恐らくムネアカハラビロカマキリだと思うのですが、ハラビロカマキリ系の幼虫がいました。9月で
 この大きさだとすると日本より遅めなので、周年発生的にいるのかもしれませんね。
  
  日本のイボバッタ的なバッタがいました。ピントがオスに合っています。

  翌15日は農業大学のドク先生の案内で国立公園に行きました。わざわざ車も出していただき
 お昼もごちそうになり恐縮でしたが・・・昆虫はいろいろ見られました。

  まずは熱帯らしい色や形態のバッタから・・・
  
  こんなバッタの写真を撮りたかったので、いきなり感動です。

  
  公園内の林道を車で走っていましたが、一角だけ大量にチョウが群がっていました。ここではクロアゲハや
 モンキアゲハと思われるチョウがいました。
  
  その奥ではウスキシロチョウのようなチョウとあとは日本にはいないチョウが吸水していました。特に
 オレンジ色のシロチョウが感動でした。
  
  また集団ではなく単独でいるチョウには、美しいチョウも・・・これはフタオチョウの仲間ですかね・・・
  
  尾状突起的な構造物があるタテハチョウ。日本にはいない種ですね。
  
  翅を開くとこんな斑紋をしていました。日本のどの種とも近くない模様ですが、強いて挙げるなら
 イワサキタテハモドキという感じですかね・・・でも翅の形は違うか・・・ヒョウモンチョウ的なのか・・・
  
  やや翅がぶれていますが、クロアゲハ的なチョウですね。
  
  シロチョウの集団は結構大きくなっていました。多くはウスキシロチョウに似ているチョウですが、
 数種類が混じっていますね。
  チョウの吸水地点から少し奥に入ったところに洞窟があるので行ってみました。
  
  洞窟そばにいたセセリチョウの仲間ですが、翅を開かなかったので何に近いか
 わかりませんでした。
  で、また吸水地点に戻ってきたら・・・
  
  人に驚いて飛び回るチョウに遭遇!まさに乱舞という状態で感激しました。
  
  高速でシャッターを切ったので一応止まっていますが、やはり目で見たものより少ないしある意味迫力が
 ないですねえ・・・
  
  こうしてみると、実物を見たものとしては物足りないものの・・・それでもたくさん飛んでいるようにも
 見えますね。次の機会があるならば、今度は違うレンズで頑張ってみたいものです。
  
  尾錠突起の長いセセリチョウかと思いましたが、よく見たらアゲハチョウの顔をしています。それで
 調べたらwhite dragontail, Lamproptera circusというアゲハチョウの仲間でした。日本には全くいない
 タイプのアゲハチョウなので感動しました。
  
  感動したので何枚も出しちゃいます(笑)
  
  White Dragontail という英名がよくわかる1枚。tailの白が印象的に見えるからこの名前があるのだな
 と感じました。
  
  何がいても嬉しくなるので撮影しましたが、シャクガだと思うが、あとは全くわかりません。

  森を入っていきました。ハイキングコースのような所でしたが、いる昆虫が日本と違うので
 興奮しまくりでした。やはり熱帯は良いなあと実感・・・
  
  特にナナフシ類が多い!これはかなり大型でした。脚も入れたら30cm弱ぐらいありました。  
  
  これも同種なのかな?
  
  カメムシの幼虫もいました。体の縁にある突起のようなものが発達していて
 不思議な雰囲気に思えます。
  
  このナナフシは、枝の先が折れているような配色で驚きです。
  
  腹部先端のフォルムは枝が折れたとしか思えない色です・・・感動!
  
  2匹いるのがわかりますか?・・・至る所にナナフシがいます。
  
  その近くにはキリギリスがいましたが、どこにいるか・・・わかりますか?
  
  アップにしたらわかりますよね?おとなしくしているので、本当にわかりづらい・・・
  
  木の幹をふと見るとカマドウマ的なキリギリスが!アメリカとは正反対で、とにかく林道を
 少しでも見たらたくさんの昆虫に出会えます。
  
  アリも数多く見られました。これは日本にもいるような感じの種でしたが・・・
  
  こちらは明らかにアグレッシヴな奴らでした・・・
  

  
  自分たちの巣の繭を抱えて歩いていますが、大きな繭を抱えているというのに、長い脚を使って結構
 素早く移動できます。
  
  これはミミズを襲っていましたが、日本のアリだとミミズを浮かせて運ぶような光景は目にしませんが、
 このアリはミミズを浮かせて、しかも足並みそろえて進んでいくので、思ったよりも本当に早く視界から
 消えていきました。衝撃的でした。
  
  本当にあちこちにおりました・・・
  
  低いところを飛び回りじっくり写真撮れなかったこのタテハチョウ、一瞬とまったところを撮影でき
 嬉しかったが、翅表とかも見たかった・・・
  
  
  これは大きなカメムシでした。3センチはありました!脚もがっしり!硬そうです。
  
  もう1匹いました。上からしっかり撮れて嬉しい!しかしすごい風格です。似た種が浮かび
 ませんが、雰囲気的にはホオズキカメムシを3倍ぐらいにしてもっとがっちりさせた感じ・・・
 うーん、あまり同意を得られそうにないか・・・   
  
  葉の上にいる個体は脚を大きく広げ、葉脈のようにしているのがすごいです。
  
  葉裏から撮影していますが、透けて見えたとしてもわかりづらいですよね・・・
  
  少し小型のタテハチョウですが、縦縞というあまり見ない斑紋です。
  
  またこれはツバメエダシャクみたいなガに見えますが、明らかにチョウです。
  
  これもタテハチョウの仲間ですね。
  
  やや翅が痛んでいますが、いろいろ見られると嬉しい。

  
  トンボの仲間もいました。やや大きめなイトトンボの仲間ですが、種名はわからず・・・

  トゲナナフシの仲間もいました。
  
  多くの棘が目立つ形態でした。
  
  オスメスのペアも見られました。

  
  かなり脚が長い種もいました・・・
  
  バッタも見つけました。最初にご覧に入れたものに比べ、かなり地味な色彩の個体でした。
  
  さらにこの個体はハネナガイナゴかその近縁種だとは思います。
  
  
  コオロギもいました。結構大きめでしたがまだ幼虫なのかしら・・・
  
  真ん中に渦巻き模様があったクモの網、しかも主はこの渦巻きと同じ色の体色でした!お見事!
  
  赤ら顔の?シリアゲムシがいました。日本にいるヤマトシリアゲとかよりは小型の種類でした。
  
  
  ベトナムジガバチ(という名前ではないが)がいました。黄色い紋が印象的です。

  
  ハマキモドキの仲間がいました。とまり方や動きで彼らだとわかりますが、図鑑が
 あっても載っていなさそうですね・・・
  
  小さな流れがあったのでトンボもいました。いずれもイトトンボの仲間です。
  
  
  トンボもいるとテンション上がります。
  
  流れの中にはオタマジャクシもいました。尾のところが色が薄くツートンカラーでした。
 こういうオタマは日本にいるのかな?
  
  ちょっと見たときはクモ?ムカデ?とか思ったのですが、よく見たら小さなガガンボが
 交尾しているところでした。でも単独でいるならクモとかザトウムシのように見えるかも
 しれません。
  
  これもハエの仲間ですね。こちらはしっかりした脚を持っていました。
  
  アワフキムシの仲間ですが、図鑑がないから種名はわかりませんね。
  
  
  これはハムシの成虫ですが、こんなに素晴らしい斑紋ですが、やはり種名は
 わかりませんね・・・図鑑探したい。
  
  
  日本では全く見ない斑紋なので感動します。1cm程度の比較的大きいハムシでした。
  
  
  トンボもいましたが、こちらはあまり熱帯ぽくない?ですね(笑)
  
  バナナかバショウのような植物に付いていたこの昆虫・・・コウチュウとかカメムシのように
 見えますけど、顔は完全にハエの仲間ですね!ドク先生も"Diptera"とおっしゃっていたので
 間違いないですが、一体何でこんな形!恐らくこの殻?の中に隠れることができるかもしれません。
 確認すれば良かった・・・しかしこれはすごいものを見ました!確かにシラミバエとかハエ目の
 昆虫でも翅が退化しているグループはいました。でも彼らは寄生生活はしてなさそうですから
 本当に飛翔を失ってどういう生活をしているんでしょうね・・・
  
  これはアシナガバエかな・・・これならハエ!とわかりやすいですね。
  
  これはキリギリスの幼虫ですね。でも翅が妙に発達しているので終齢なのかもう成虫なのか
 ちょっと断定できません。やはりいろいろな昆虫がいるんですね!
  
   まだナナフシが出てきます(笑)  
  
  オスメスのような2匹
  
  
  日本では林道を歩いていてこれほど多くのナナフシに会うことは全くないので、かなりの
 驚きでした。
  
  クズのつるにいたゾウムシ、マメにいるのでシロコブゾウムシに近い種類だと思うのですが、
 翅の後ろの方に突起などがないから恐らく別種ですが、種名はわかりませんね・・・
  
  緑と黒のツートンカラーのコオロギの仲間ですが、クロヒバリモドキとかに近縁な種かな・・・
 コオロギとキリギリスの色は混ざっている配色は斬新です。
  
  ベトナムでもヒラタアブのホバリング写真を撮れました!
  
  網を張る蜘蛛の体色も緑のラインが鮮やかでちょっと感動します。
  
  こちらは交尾中の個体でした。ストロボを当てないと(左)影に隠れてよくわからないですね。
  
  これはミスジチョウとかの仲間ですかね、 でも色が茶色でそれが感動的です。
  
  同じ個体ですが、胸部背面の構造色が緑色ですね。
  
  これはハキリバチの仕業のようです。でもこんな仕事するハキリバチを見たことが
 ありません!クワズイモ系の葉だから少し肉厚なので、大きなハキリバチなのかな・・・

  これは嬉しいベトナムのカマキリです!
  
  こんな特徴的なのもいるんですね。でもまだ若虫かな・・・

  
  4cmはあるかという金属光沢のあるカメムシでしたが、残念ながらこんなに大きいのに警官心が
 強く、この写真を撮ったらすぐに飛んで行ってしまいました。また出会いたいです。
  
  すいません、ナナフシはこれが最後です(笑)何種いたのだろうか・・・
  
  上で紹介したアリですが、ミミズに襲いかかっていました。やはり相当力が強いのか、のたうち回るミミズ
 を押さえつけて、振り回されてもしがみついているので、だんだんとミミズは弱ってきました。日本では
 ここまで元気なミミズが襲われることは少ないと感じたので、相当どう猛なアリですね。
  
  ハネナガヒシバッタのようなバッタ?(でも2cmくらいはあった)です。眼が上を向いていて
 天敵は上から来るのか?とか気になりました。日本ではここまで上向きに眼がついていなかった気が・・・
   
  カギバの仲間かな?黒白だが唇のようです。
  これも驚きの・・・
  
  ふと見たときはクモかと思って撮影したら、なんとカミキリムシではありませんか!でもコガネグモ
 とかの系統の配色だし、触角の曲がり具合も前脚のように見えなくもない・・・すごいです。   
  
  調べたら Macrochenus isabellinus という種類でしたが、クモに似ているという記述はなかった・・・
 いや、絶対そうだと思っているので、どこかに書いてないかもう少し探してみようかな・・・

  他にもタテハチョウが2種
  
  かなり翅が薄いですね・・・
  
   これは完全にツマグロヒョウモンに見えます。多分そうでしょう。
  
  最後にシジミチョウをみました!しかもあとで調べたらキマダラルリツバメに非常に近い裏面!
 翅は開かなかったが・・・粘ったら開いたかな・・・でも最後にいいもの見ました。

  9月17日はホーチミンの熱帯生物研究所に行きました。タオさんの職場でしたが、その周りにも昆虫が
 いるよと出てみたところ・・・
  
  赤いトンボがいましたが、とまったときに翅を見たら黒と白の紋が!アメリカのトンボで見て以来の
 翅の黒と白の紋です。良いですね。
  
  でも上空にいるトンボたちは翅の紋がないようですね。

  
  カノコガの仲間がいました。
  
  これも大きなカメムシでしたが、ハノイで見たものとは別種でした。
  
  オオカマキリと思われるカマキリがいました。ここではnativeなのかしら・・・
  
  タオさんと研究所近くのシロアリの巣。1メートルはあったかな・・・
  
   使っていないようにもみえたが、表面を見ると・・・
  
  これはアリですね。
  
  これはケースの中で暮らしている蛾の幼虫かな・・・
  
  そしてご本尊もいました。使っている巣なのですね。
  
  コオロギが道ばたにいましたが、黄色い紋が大きい大型の種でした。
  
  このバッタは見たことない配色でした。茶色系の色の差がyつくしい。
  
  セミの声は聞こえなかったが、抜け殻はありました。頭部の額片?にあたる部分が
 妙に突き出しているようにみえます。
  
  シロチョウ科の蝶が飛んでいました。うまく静止写真は撮れなかったが・・・
  
  静止だと何とか撮影したが面白くないですね・・・
  
  
  これは他のシロチョウですけどスジグロシロチョウの近縁種?
  
  ハエトリグモの幼体かと思いますが・・・
  
  Soldier beetele(和名だとベニボタル)の仲間かなと思いましたが、
 残念ながら羽化失敗。でもいた証拠写真として残しておきます。
  
  ミノムシですが、すいません、詳しくないので種名や何の仲間かとか
 ちゃんと書けませんね・・・
  
  これはハナグモ系のクモですかね・・・どうもクモになるとグループがわかりません。
 まだまだ勉強しないと・・・
  
  ハノイ近郊の国立公園で見たアリとは違って、こちらではこのアリがあちらこちらに
 いました。大あごの大きい凶暴そうにみえるアリです。
  
  ツユムシの幼虫ぽいですが、こうして写すとわかりづらいですね。
  
  ストロボ当てると少しは浮き出ますが、脚を伸ばして葉脈的にしているのがやはりすごいです。
  
  この地でもハラビロカマキリがいました。これはムネアカにはみえないが若虫だからですかね・・・
  
  種名がわからないのをずっと載せるのも申し訳ないですが、これはガガンボの仲間ですね。
  
  リュウキュウアサギマダラの近縁種?がいました。
  
  活きの良い?カタツムリがいたので、ついつい撮影しましたが、やはり種名はわからず・・・
  
  キンバエの仲間かしら・・・
  
  トガリチャバネセセリかその近縁種という感じの種ですかね?南方の種であることは
 間違いないと思いますが、はっきりしません。
  
  メスアカムラサキかその近縁種です。左はちょっとボロかったが久々に見たので・・・右はやや遠かったので
 残念でしたが、メスの姿はなかった・・・
  同じ場所に似た斑紋の個体がいましたが・・・
  
  これはリュウキュウムラサキのオスですね。やはり南方だと実感します。
  
  これはリュウキュウムラサキのメスで、大陸型というタイプのようです。雌雄が見られて嬉しいです。
  
  翅裏しか見なかったが裏だとオスメス区別つきづらいなあ・・・
  同行した卒業生が、最後に素晴らしいものを見つけてくれました。
  
  種名はわからないがツノゼミの仲間とそれに随伴するアリ。大あごの大きな立派なアリが随伴しているので
 このツノゼミは捕食者から守られることでしょう。
  
  そんなに甘露出すのかなと思うぐらい、アリが群がります。
  
  アリに随伴されているシジミチョウの幼虫もいました。日本のアリより
 遙かに強力なアリなので(たぶん)随伴する関係も強固になりそうですね。
  
  他の場所にも同じ種のツノゼミがいました。ここにはアリが少なく一瞬手薄に(笑)
  
  でもすぐに集まります。蜜はお尻からではないのかな?
  
  この樹は素晴らしい!他の種のツノゼミがいましたが、オスメスなのかな・・・
 もう少し探したかったが、昼食に招待されて時間がなく断念しました。それでも相当
 観察していたから予定時間を大きく遅れたようですが・・・(笑)

  これからもベトナムや熱帯に行きたくなります・・・うーん、クセになりそうで怖い。 

 9月11日 (日)

  キンウワバ夜間採集に、学生と出かけました。採集の合間に撮影してすいません。
  
  でもミツモンキンウワバのこんな奇跡の写真が撮れて、嬉しい!
  他にはスズメガがいたので追ってみました・・・シモフリスズメです。
  
  
  やはりなかなか思うような写真にはなりませんね。
  
  
  最後の1枚が一番満足かもしれません。
  
  これはイチジクキンウワバですが、顔も見えないし、いまいちですね・・・
  目的のウワバはそれなりに採集できたので良かったです。  

 8月26日 (日)

  今年の北富士演習地は暑すぎるのか、昆虫が大変少なかったです・・・花に来ている個体も少なく
 チョウは吸水個体が一番多かった。そして他の昆虫は昨年よりも季節が早いのか、ほとんど見られず
 残念でした・・・
  
  ミヤマシジミとツバメシジミがいました。ミヤマシジミはここにいた1頭だけでした。
  
  これはウラナミシジミですね。秋にうちの圃場に呼ぼうと思っているので、楽しみです。
  
  影になっているところでのキタキチョウたち・・・
  
  ヒメシロチョウですが、彼らだけはとってもたくさん見られました。でも彼らの生息する環境は
 減少しているので、他の場所では減少傾向にあるチョウなので、貴重です。
  
  花にも来ていますし産卵個体などもいましたが、ずっと飛び回っているので写真は吸水個体だけです。
 もっと他の場面も写したかった・・・
  
  産卵中は写せなかったが、卵は撮りました。こんなふうに隣接して産むのですね・・・
  
  今の時期のメインはヤマキチョウだそうですが、今回はこのスジボソヤマキチョウが見られました。
 

 8月10日 (木)

  栃木の農業試験場に案内してもらう前に、卒業生に頼んで緑地に出かけて昆虫の写真を撮りに
 行きました。
  まずはきれいな昆虫から・・・
  
  ヤマボウシの実につくアカスジキンカメムシ、学内でもヤマボウシに来ているか探そうかと思いました。
  
  何匹か来ていました。この個体は角度悪く真横からの撮影。
  
  シオヤアブが何かを捕獲していました。
  
  イチモンジセセリですが、暑くて速く育ってしまうのかやや小さい気がします。
  
  このツバメシジミたちも結構小さかった・・・もちろん測定して例年と比べているのではないから
 個人の感想ですけど・・・

  チョウ目つながりで・・・
  
  アキノノゲシの葉に噛み痕があります。この植物も乳液状の汁が出るのでトレンチング行動かと
 思ってのぞいてみると・・・
  
  ホソバセダカモクメの幼虫がいました。幼虫はド派手なんですが、成虫は地味な配色の
 蛾です。

  少し郊外に行くとみられる原始的な昆虫もいました。
  
  無翅で無変態の昆虫、イシノミです。せわしなく動き回っていました。
  
  樹皮と紛らわしい配色ですね。
  
  杉の樹皮だと体表の色もやや異なった個体がいるようで、個体変異もあるようですね。
 
  杉の林があったのでスギならヒグラシ、そしてヒグラシならセミヤドリガと思っていたら・・・
  
  大きなセミヤドリガの幼虫を3匹も付けたヒグラシを発見!翅を閉じることができません。でも
 こんなに大きくなった幼虫を付けているのに飛翔可能でした。たぶん長くてもあと数日でこの幼虫は
 セミから離れると思うので不自由な暮らしも、もうすぐ終わります。でも寿命も近いし・・・頑張れ!
  セミつながりで・・・
  
  この樹にだけ、ツクツクボウシの抜け殻が何匹もついています。この写真以外にも、たくさんついて
 いました。産卵時に決まるのかわかりませんが、種によって好きな樹種があるようですね。こういう
 場所があるなら、樹ごとに抜け殻採集して樹とセミの種類を調べて・・・自由研究にどうでしょうか?
  
   初めて撮影する虫かも・・・
  
  ずいぶん前に大分で撮影したのと同じ仲間のテングスケバです。
  
  クルマバッタも久しぶりに見ました。翅が結構黒くてインパクトありました。

 8月3日 (木)

  7月にウワバの幼虫の採集に行く予定が、猛暑のためにやめたのですが、延期しても結局は酷暑でした。
 ゴボウ畑で採集したのですが、初めて具合が悪くなりそうになりました。
  最初は幼虫があまり見つからず・・・つい他の虫を・・・
  
  イネ科の雑草が出穂したので、斑点米カメムシたちが何種か見られました。これは
 クモヘリカメムシですね。
  
  たくさんの個体が見られました。
  
  マルシラホシカメムシも来ていました。
  
  こちらはホソハリカメムシです。もっと斑点米カメムシの写真を撮ろうと思いました。
  カメムシは他にもいました。
  
  でもこれは若虫だから種がわかりません。カスミカメっぽい気もするが・・・
  
  これはブチヒゲクロカスミカメですね。キク科植物につく、とあったのでゴボウもそれでなのか
 と思いましたが、どうなんでしょう・・・

  ゴボウの葉にこんな風に葉脈にに沿って丁寧に食べる食痕があったら・・・・  
  
  多くの場合、葉裏には・・・
  
  キンウワバの幼虫がいます。
  
  これは脱皮直前の個体
  
  キクギンウワバが多かった
  
  最後はバッタ目(キリギリス亜目)昆虫
  
  ウスグモスズの長翅型、近年あちらこちらでよく見る気がします。
  大物がいました。
  
  ゴボウ畑にいたからハタケノウマオイと言いたいが・・・鳴き声聞かないとわかりませんね。
 葉をひっくり返したらいたので撮影しましたが、警戒のポーズです。

 7月30日 (月)

  外に出る機会があったのでカメラも持参しました。
  
  ムクゲの樹にカブトムシが集結しています。どうしてなんだろう?この樹だけです。そしてオス率が
 とても高い・・・こんなふうに決闘も!左の個体が投げられる寸前。もう少し遅ければ宙に浮いていた
 ところでした・・・残念
  
  クズの葉には、オジロアシナガゾウムシがいました。久々に撮影・・・
  
  キュウリの葉の裏にウワバの幼虫が!ウリ科に寄生しているもののウリキンウワバではないので
 イラクサギンウワバかなと思っています。
  続いて斑点米カメムシたち・・・
  
  ホソハリカメムシです。
  
  そして千葉県ではこの種が問題な、アカスジカスミカメです。よく見たら脚が一本取れています。

 7月26〜27日 (木〜金)

  親族のお祝いの会で札幌に行きました。土曜日の午後にシンポジウムがあって帰るからゆっくりでき
 なかったのが残念ですが、宿の周りと北大植物園で撮影しました。
  
  イバラヒゲナガアブラムシのコロニーの中央に、ヒラタアブの幼虫がいました。珍しく?体を伸ばして
 いるのでよく見たら、アブラムシを捕食しています。だんだんと吸い込むように食べていました。
  
  マルハナバチがいました。エゾオオマルハナバチかな?と思いますが、言い切れません・・・でも
 セイヨウオオマルハナバチではないので、在来種で良かったです。
  
  ところが翌日の北大植物園では・・・
  
  いきなりセイヨウオオマルハナバチと遭遇・・・やはり北海道では定着しているんですね・・・
  
  真っ黒いタテハチョウがいました。やはり北海道、平地にいるんですね!
  
  翅を開くとクジャクチョウです。女神イーオの涙とされる水色の涙ががはっきりわかる個体です。
 以前も書きましたが、日本の亜種名はgeishaです。
  
  北海道では普通に見られるカラスシジミです。ニレの木を食草としているチョウなのですが本州では
 標高の高いところに多いようなので、園芸学部にはいませんね・・・
  
  ハッカの花に来ていましたが、葉の根元に花があるので、写真は撮りづらかったです・・・
  
  葉が食べられているところでは、犯人捜しをしてみました。このヤマブドウの葉は細かい穴が
 たくさん空いていましたが、ようやく見つけたのがセマダラコガネでした。でも犯人かどうかは
 わかりません・・・
  
  バラの葉でも休んでいました。
  
  札幌だし北方系のトンボかと撮影しましたが・・・どうもノシメトンボですね。全国的に最も
 一般的な赤とんぼですから仕方がない・・・

 7月23日 (月)

  エゴヒゲナガゾウムシは、もう活動が終わってしまったかのように姿が見えません・・・毎日大変な
 暑さなので活動も早まっているのだと思います。とっても暑かったですが、圃場作業とかもあるので
 夕方外に出たら・・・
  
  夕日が傾く時刻にエゴノキで休んでいるエゴツルクビオトシブミがいました。背景に夕日を入れてみました
 が、もっと赤くなる前にこの位置からは見えなくなってしまったので、色的にはいまいちですが、夕焼けの
 雰囲気が出ていると良いですけど・・・
  その後、樹液の場所に行ってみると・・・
  
  ノコギリクワガタのペアは、前回と同じかわかりませんが、オスがメスを守るように
 していました。
  
  またアキニレではコクワガタのペアも見られました。でも彼らを取り囲むようにしているホシアシナガ
 ヤセバエの存在がかなり気になります(笑)今度は彼らの写真を撮らないと・・・・
  
  セアカツノカメムシがキュウリの苗にいました。ちょうど灌水したので水滴もついていますが
 毎日雨も降らず大変な暑さです。

 7月22日 (日)

  エゴヒゲナガゾウムシの写真を撮りたい!と我孫子のエゴノキに行ってみましたが・・・全く
 見られず・・・1匹もいないのでは争い写真は難しいかな・・・探し回ったら足場が悪かったが1匹だけ
 見つけられたので、片足を用水路の泥に入れながら(笑)撮影できました。
  
  両方の触角ともピントを合わせるのは難しいので、これは嬉しい(笑)
  
  実に孔もあいていないので、個体数が少ない気がします。これから多くなるのか園芸学部がこの虫の
 天国なのか・・・まだはっきりわかりません・・・

 7月20日 (金)

  本当に大変な猛暑で驚きます・・・昆虫たちもどうなってしまうんだろうと心配です。彼らは
 変温動物ですからこう暑いと当然代謝も多くなり寿命が短くなるのではと思いますが・・・このところ
 撮影に時間を取っているエゴヒゲナガゾウムシも、どんどん産卵して死んでしまうのか・・・じっくり
 観察するには無理な温度ですし・・・
  
  今日はちょうど産卵孔の作りはじめのメスがいました。ちょうどかみ始めたところ。
  
  こうしてあっという間に深く掘っていきます。
  
  一部は食べているのかもしれませんが、こうして堀カスがたまっているので、種皮などは削るだけで
 食べないのでしょう。そういえば今年は腹部を挿入して産卵中のメスを撮影できていないなあ・・・
  たまには違う場所へ・・・でも暑すぎるので、長時間は無理です。
  先ずは採集した個体ですが・・・
  
  やはりいつ見ても美しい!学生が取った個体をエノキに置いたのですが・・・
  
  次の瞬間、飛んでいってしまいました。でも後翅が短く、折りたたむ必要はないものの、飛翔は
 あまりうまくありませんね・・・腹部も輝いて美しいです。
  次に・・・
  
  樹液のところではアカボシゴマダラが翅を開いていました。暑いのかもですね・・・
  もうすっかり真夏ですから、定番昆虫も!
  
  このクヌギ、あまり樹液は出ていないが、オスのカブトムシがいました。
  
  今年はクヌギの樹液があまり出ていない気がします。でもカブトムシは出てきています。
  
  ノコギリクワガタの大きめな個体がいました!メスの上にいて主張しているようです。
  
  大きめなコクワガタもいました。

 7月19日 (木)

  毎日暑いので彼らの寿命も短くなると思い、今日もエゴノキへ・・・
  
  産卵孔作りのエゴヒゲナガゾウムシのメス
  
  今日はイベントがあり、この2匹しか撮影しませんでした。

 7月18日 (水)

  このところ暑すぎて大変なことになっていますが、ふとエゴノキを見たらもう実に孔があいています。
 昨年は8月頭に観察したエゴヒゲナガゾウムシですが、今年はもう出ているんですね!
 早速撮影モードに!
  
  早くもオスを見つけました。長い触角をこのように前に伸ばすのを、初めて見ました!
  
  実のあちらこちらを歩きながらメスを探しているのか?ふと右を見たら別のオスが・・・ちょうど眼が
 完全に見える位置です。不思議な位置にありますね・・・後ろを見るような感じ・・・
  
  どうも右のオスは、左のオスが気になるような態度を取っていると思ったら・・・
  
  同じ実に移動してきました!
  
  しばらく動かずにいましたが・・・
  
  素早く動いて、いきなり押し合い!とっさのことでピントが甘く・・・残念です。でもどうして頭部が
 絶壁なのかかが、よくわかりました!こうやって合わせて押し合うんですね!感動しましたが、押し合いは
 一瞬でそのあとは、もうしませんでした。ああ、もう一度撮影したい・・・
  
  侵入者(上)はしばらく立ち止まっていましたが、実をあとにしました・・・
  
  残ったもとの主はもう一度実をチェックするような仕草・・・ああ、また争いを撮りたい・・・

  他の実にはメスもいました。
  
  産卵孔作り・・・
  
  結構深く掘っています。メスは普通の顔です(やや絶壁ですが・・・)。
  
  こちらはまだ何もしていない個体・・・
  
  こうやってチェックするような個体も・・・でもこの実は産卵済みだが・・・
  
  他にも実にいるオスを発見・・・いろいろ撮影できて良かった・・・
  
  オスの写真を多く撮影できて満足しました。オスの別名は、ウシヅラヒゲナガゾウムシです。

 7月12日 (木)

  もう7月も中旬で驚きます。学内はニイニイゼミが結構いて、たくさん鳴いています。あとはミンミンゼミが
 少し鳴いているぐらいでアブラゼミの声はまだ聞いていません。
  いつもは高いところにいるのに、雨がぱらついたせいかユリノキの低いところにいます。
  
  画面中央にいるのでそんなに見つけにくくないですが、配色的には樹皮そっくりです。
  
  近づいて撮影。ゆっくり近づいたら、鳴きやんだものの逃げませんでした。  

  午後にも低いところに1匹いました。
  
  横からきれいに写せました!
  
  バックの緑も映えて昼間の写真になりよかったです(笑)

 7月 7〜8日 (土〜日)

  所用で九州に行ったのですが、雨で写真など撮影できず・・・7日は雨の合間に少し撮影できました。 
  
  雨で薄暗く、日中なのにストロボの光量も最大にして、絞りも開放に近くてもこんな感じでした・・・
 ハグロトンボかなと思いましたが、腹部末端の腹側が白いのでアオハダトンボかなと思いますが・・・まだ
 未成熟だから翅の色も青く輝かないのかと思いますが・・・翅が細長くない感じだし・・・アオハダトンボ
 なら初めて見られて嬉しいです!
  
  嬉しいのでもう1枚(笑)翅の輝きも少しは・・・でも図鑑などに比べると輝いていません。
  
  
  こちらはカワトンボですが、以前も書きましたが、1個体だけ見てもどの種なのかさっぱり・・・
 ニホンカワトンボ?かなと思いますが・・・アサヒナカワトンボかもしれないし・・・
  
  少し北上したら天気が良くなりました。
  
  きれいな緑色のキリギリスを撮影したのは初めてかもしれません。現在の分類ではニシキリギリスに
 なる個体です。
  
  ヤブキリのメスがいましたが、九州だと分類がどうなっているのか・・・日中で鳴き声も聞こえな
 かったので、これもどの種なのかお手上げです。
  
  鱗翅類だと、分類が混乱しているのが少ないから何とかなります。これはハマキモドキのようですが、
 ちょっと種名はまだ行き着きません・・・2年前のバタフライガーデンでもこの仲間がいたことを思い
 出しました。・・・またバタフライガーデンを訪れたいものです。
  
  キタキチョウが蜜を吸っていました。網を持ち忘れ採集できず・・・
  
  この時期なのでニイニイゼミを撮影したくて・・・
  
  警戒心が強く、近づくと逃げてしまうので望遠で狙いました。これは鳴いているオスです。
  
  こちらはおとなしかったのでメス個体でした。
  
  翌日の朝は天気も良くなったので、クマゼミの撮影をしてみました。
  
  鳴き声もまだ数多くなく、成虫の出始めのようでした。抜け殻も数少ない・・・で、きれいな抜け殻を
 撮影できました。
  鳴き声のする方に行っても高いところで鳴いているのが多かったのですが、低い木にいる個体を見つ
 けることができました。
  
  まだ出始めなので、きれいな個体でした。鳴いているオス個体です。
  
  こちらは鳴いていなかったので、メス個体だと思います。きれいなクマゼミの写真を持っていなかった
 ので、個人的には満足しましたが、天気が良ければもっといろいろな種の昆虫を紹介できる予定だった
 と思うので、残念でした。

 7月 5日 (木)今日も午後の分を後日追加しています

  エサキモンキツノカメムシ、今朝?解散したようです。
  
  まだ幼虫が離れたばかりなのか、成虫は同じ位置でじっとしています。解散したらメス親もすぐに
 移動するのかと思ったら、違うのですね・・・
  それで付近を探したら・・・
  
  いました!付近の葉にいました!
  位置関係はこんな感じ・・・
  
  左下に成虫がいます。成虫がいた場所より先の葉に移動しています。しかしこの成虫が産卵した枝
 には実がついていないので、この子たちは苦労するかもしれません。
  
  他の枝を見ると、枝の先には実がついている場合が多いのです。彼らには枝先に行けば餌となる
 実がついていることがわかっていて、枝先に移動したのかもしれません。
  講義が終わってからまた見に行きましたが、成虫はそのままいたものの、幼虫たちの姿は見え
 ませんでした・・・他の枝に行ったのでしょうけど、近くの枝の実にはついていませんでした・・・
 もっと違う枝の方に行ってしまったのかもしれませんね・・・

  ハルニレ?アキニレ?の樹液を見に行くと・・・
  
  昨日のノコギリクワガタが日中もいました。吸っている樹液の位置は変わっていましたが、ずっと
 お食事なのかしら・・・
  
  下に置いてあった植木鉢をどかしたらコクワのオスが相次いで見つかり、どちらも威嚇しています。
 かわいそうなので元に戻してあげました。クワガタのシーズンですね・・・

  午後も圃場での仕事があり、カメラを持って出ました。
  
  なんと、これまで知らなかったアキニレの根元にクワガタがいるではないですか・・・この個体は
 今年一番大きいオスです。
  
  このオスも昨日からいたものよりは大きいですね。大あごも若干湾曲しています。今度は大型個体の
 全身を撮影したら載せます(笑)
  
  クヌギの樹液にはゴマダラチョウが来ていました。アカボシゴマダラばかり目立つので従来の
 ゴマダラチョウがいるとほっとします。
  と思っていたら・・・
  
  後ろからアカボシゴマダラがやってきてけん制し合いながらも一緒に吸っていました。一緒に
 撮影すると、黒地の色合いも異なりますね。
  サクラの試験で圃場にいましたが・・・
  
  「なんだこの生物は!」というものがいました・・・溶けた死骸かと思ったら元気で・・・
  
  何とハバチの幼虫のようです。調べたらオウトウナメクジハバチ Caliroa cerasi という種だそうで
 しかもヨーロッパ原産の外来種だそうで・・・ナメクジハバチ!!!こんなグループがいることすら
 知りませんでした・・・まだまだ勉強です・・・また撮影しに行きます・・・

  ハバチつながりで・・・先日成虫がたくさん出ていたニレチュウレンジの幼虫がいないかと・・・
  
  あっさり、たくさん見つかりました。まだ大きくはなっていなかったが、来週も撮影しないと・・・
  
  終齢のような個体もいたので・・・気がついて良かった・・・温度が高いので成長が早いから
 撮影する昆虫を覚えておかないと、すぐにいなくなってしまいそうです・・・
  ということでキアゲハの終齢幼虫はどうかとフェンネルを見たら・・・もう幼虫はいません!
 蛹を探してみたら・・・
  
  下の方に1個体だけ見つけました。良かった!次世代で卵の撮影をしたい!     

 7月 4日(水)夕方の分を加えました

  エサキモンキツノカメムシ、今朝見たら2齢幼虫になっていました。幼虫の体色も黒くなっています。
  
  2齢幼虫になると餌を食べるので、親から離れてミズキの実に移動します。だからもうすぐ解散しそう
 です・・・でもこの撮影でストロボが当たっても、まだ大丈夫だったので、今日ぐらいはまだ集合して
 いるかもしれません。
  
  光が当たると少し離れますが、またまとまります・・・1齢の時とは大きく違います。少し風も強いから
 今日はこのままかもしれませんね。 
  
  夕方でもまだ揃っていましたが、これから台風の通過もあり風が強くなっているので心配です。
  
  3枚の写真を見ても幼虫の位置にはそれなりに動きがありますね・・・
  
  圃場に用事があったのでついでに樹液の写真を撮ってみました。
  
  日中はいなかったクワガタが夕方になると現れてきます。これはコクワガタですね。
  
  ハルニレのスズメバチが削ったと思われる場所でもコクワガタがいました。
  
  こちらはクヌギの樹液バーですが、カナブンの集団にノコギリクワガタのメスが果敢に突進して
 いました。一時樹液を吸ったようですが、その後カナブンに押されて降りていきました。
  
  樹皮の凹みにもう1匹クワガタがいましたが、写真に撮ってみると体の割にメスより大顎が大きく、たぶん
 コクワガタのオスのような気がしますが、色も茶色いからノコの超小さいオスかと思ってしまいました。

  ノコのオスはサイズが小さいけど1匹いました。
  
  サイズが小さくても、見つけると嬉しくなりますね!また夕方に行ってみます!
  

 7月 2日 (月)

  ページが変わるので、朝早く大学に来たから写真撮ってみました。
  
  クヌギの樹液レストランは、あまり樹液が多くなく・・・カブトムシやクワガタも発生していますが
 タイミング悪く写真は撮っていません・・・アカボシゴマダラの夏型成虫がカナブンのところに割り込んで
 きていますね・・・
  
  フェンネルのキアゲハはどれも終齢になっていました。前は7匹ぐらいいたので少し減りましたが
 4匹は大きくなっていました!
  
  
  もりもり食べていましたが、フェンネルの葉は細いのでたくさん食べないとダメですね・・・
  次は蛹の写真が撮れるかしら・・・

  エサキモンキツノカメムシは1齢幼虫を守っている個体がいました。
  
  
  メス親の下で1齢幼虫がてんこ盛りになっています。脱皮殻があったのでまだ2齢にはならないかも・・・  
  


 2018年トップ