戸定の昆虫 2013年 4〜6月


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  いよいよ梅雨もあけてくると嬉しいですね。本の仕事にかかりっきりで更新遅くなりごめんなさい。
 少しずつですが、アップしていきます


6月 27日(木)

 このところ天気はぐずついていましたが、この日はきれいに晴れて、昆虫たちの活動が活発でした。いろいろ
チョウもみられましたが、どれも写真撮影できました。
 
 
 アオスジアゲハは素早いので、なかなか撮影できませんが、吸蜜時にあたるとこうして撮影することが
できます。空腹だったのか長い間吸蜜していました。

 
 やや後ろ向きですが、アゲハチョウも撮影できました。でもこの個体は翅はくたびれていますね。
でも尾状突起は両翅ともついていました。

 
 
 ヒカゲチョウは翅の痛んだ個体と、新鮮な個体の2匹みられましたが、どちらも
とまってくれました。

 
 ひらひらとジャコウアゲハが舞っていましたが、降り立ってくれたので撮影できました。今日は
どのチョウも近くに来てくれるので、有り難い日でした。こういうことが外に出たときもあると
いいのになあ・・・

 
 いろいろ蝶が撮れたので、モンシロチョウも撮影しておきます。園芸ではいつもみられるチョウです。

 
 ヤブガラシにはいろいろな昆虫がやってきますが、スズメバチも多くみられます。これはコガタスズメ?
茂みの奥にいたのでもう少し近寄りたかった。

 
 狩人バチっぽいハチのオスが、メスにマウントしていましたが、メスは嫌がって振りほどこうと
していました。何枚か撮影しましたが、動いてしまい、この1枚くらいしかお見せできません(笑)
種名もわからないから調べておきます。

 
 シオヤアブのオスです。オスは顔にひげが生えているような印象と、一番わかりやすいのはお尻の先端が
白いことです。メスは黒いので、いつか撮影してアップしますね。

 
 ショウジョウトンボが花にとまっていました。今年は多いので、使われなくなったプールで発生している
のだと思います。これは嬉しいですね。
 
 こうして未成熟の個体がみられることも、近くで発生していることが伺われます。トンボもいろいろ
撮影したいものです。

 
 駐車場近くにアキニレがあることは知りませんでした。國分先生にクワガタがいると教えていただき
行ってみましたが、メスが落下してしまい、裏にいたオスを下から寝転ぶように撮影しました。でもあとで
よく見たら、なんと2匹いました。でもどちらもオスのように見えます!?どういう状況なのかしら・・・
いよいよクワガタなどのシーズンですね。

 
 ツマグロヒョウモンがいました。オスだけがいたのですが、そこにメスが現れて2匹で追いかけっこを
はじめました。のんびり飛んでいましたが、あとでみてもピントはあまりあっていないので、残念です。
でもいくつか紹介しましょう。
 
 
 
 
 
 オスが一方的に追いかけるというよりは、オスメスでじゃれ合っている感じでした。でもこのあと
奥に行ってしまったので、どうなったのか確認できませんでした。ちなみにやや黒っぽい方がメス個体
です。 

6月 24日(月)

 ほ場から戻る途中で、チャドクガの成虫を見つけました。幼虫はたくさん撮影していますが、成虫は初めてでは?
で、よく見たら交尾中でした。
 
 
 下から見たらこういう感じでしたが、雌雄で色がもう少し違った覚えがあるのに、記憶違いかなあ・・・

 
 アキニレに小さいですがオナガバチの仲間がいました。産卵とかするかと思いましたが、せわしく動くだけでした。
産卵とかいろいろな行動を撮影していきたいものです。

6月 21日(金)

 マイマイガの採集で学生と筑波に行きました。その前に未練タラタラでミドリシジミの場所にも行きましたが、
メスが一匹いました。
 
 遠いところだったので、望遠です。でもレンズを付け替えているうちに翅を閉じてしまいました。あーあ・・・
やはり次年度持ち越しですね・・・

 
 
 
 付近にいたベニシジミですが、翅の濃淡があったので撮影しました。他にも後翅の
青い紋の発達度合いも違いますね。個体差があるんですね。

 
 くずのゾウムシが見られました。オジロアシナガゾウムシは、脚が長いところがわかりづらいので
この個体のポーズは有り難いです。脚が長いことがよくわかりますね。

 
 
 近いところで、シロコブゾウムシが2ペア交尾していました。そばにコフキゾウムシも多かったのに、撮影し忘れ
ました・・・

6月 20日(木)

 梅雨らしい感じだったので、アジサイの花を撮影しましたが、ほ場のほうのアジサイには、カミキリムシが
きていました。これも一度撮影したかったので、嬉しいです。
 
 
 ヨツスジハナカミキリですね。花粉を食べているようでした。正面からも撮影できて満足しました。

6月 17日(月)

 筑波と我孫子に行って、ミドリシジミの撮影をしようと企みましたが、どちらも全然いなくてガッカリ
しました。一応見つけた他の昆虫をアップします。

 
 金属光沢が美しいこのコガネムシは、「コガネムシ』という和名でした。私は初めて認識したかも。
写真を眺めたら彼の頭上にはシャクトリムシがぶら下がっていました!

 
 今度はミダレンミテントウがいました!斑紋異常のナミテントウと認識していますが
10日のナナホシといい、多いです。

 
 我孫子に移りましたが、ここでもミドリシジミはおらず・・・エゴノキにエゴノネコアシアブラムシのゴールを
みつけました。この樹はオトシブミもいたので次年度撮ります。

 
 これが、エゴツルクビオトシブミのゴールです。切り口がすっかり変色しているので、5月に行かないとダメですね。

 
 ハンノキにはハンノキハムシが大発生していました。こうやって表面を削り取るように食します。
 
 ですから、こんなふうに、ところどころ葉が透けています。成虫の時期にも行きたかった・・・

 
 ハンノキの葉上にオオメカメムシがいました。野外個体は久々に見て嬉しくなりました。

 
 
 帰るときにハグロトンボがいました。静止していますが、時々翅を広げますので、そのときに撮影しました。
ミドリシジミの撮影も次年度に持ち越しです。・・・先送りが多いなあ・・・

6月 10日(月

 香取市のゴボウ畑に、ウワバを探しに出かけましたが、あまりいませんでした。カメラだけは持って出たので、
他の虫も探しましたが、あまりいなかったので残念・・・
 
 ナナホシテントウがいましたが、斑紋が乱れている個体でした。あまり見ないので、記録に残して
おきます。

 
 ゴボウの葉の上を歩くゾウムシですが、ヤサイゾウムシ?ヒョウタンゾウムシ、もう少し調べます。

6月 9日(日)

 高校の科学部の同窓会で、高尾山に登りました。久々に行きましたが、観光地化していて、あまり昆虫は
見られず残念でした。
 
 ウツギの花に、マルハナバチが来ていました。コマルハナバチのオス(左)と働き蜂(メス:右)のようです。マルハナバチは、社会性を
持っているので、巣の運営は働き蜂が行ない、オスはこうして花蜜に来ているものの、それは自分のためであり、オスの役割は巣から出てくる
新女王と交尾することだと思うのですが、コマルハナバチのオスは、妙に早くから見られる気がします。他種と違う生活史を送っている
のでしょうけど、気になります。調べないといけませんね。

 
 これは、かなり気になる蛾です。飛んでいる感じでダイミョウセセリと思ったのですが、少し違う感じなので、とまったところを
みたら、なんと蛾ではありませんか!調べてみたら、シロオビクロナミシャクのようでした。ダイミョウセセリと似た斑紋になる
メリットは何だろうと、考えてしまいました。

 
 
 コアカソの葉に、オトシブミのゆりかごが付いていました。ヒメコブオトシブミがそばにいないかと探したところ、
近くにいました。作り主がいたので嬉しくなりました。

6月 5〜7日(水〜金)

 今年も対馬に出かけました。植物および昆虫の採集や調査ですが、天候にも恵まれよかったです。
個人的には、ホタルの撮影がいまいちで、残念でした・・・・

 
 ナナホシテントウの紋が小さいのはともかく、色が薄い個体が多く、そこが気になりました。この
個体はやや紋も乱れています。

 初日は少し他も見ましたが、夕方からはホタル観察会です。
 
 水田の夕焼けです。

 
 今年はホタル乱舞風景は、うまく撮れず残念・・・・次年度持ち越しかな・・・

 
 個体も、ゲンジボタルはいまいちでした・・・ツシマヒメボタルは撮影できました。森林性のホタルで
林道沿いで観察しました。この個体はじっと動きませんでした。

 
 これはメスグロヒョウモンでした。黒いメスは1回見ただけで撮影できず残念・・・
その時はこのチョウは何と思っただけで、あとでこのオスを調べるまでピンときませんでした。
ヒョウモンはまだ全然わかりませんね・・・

 
 空色が美しいイトトンボがいました。ムスジイトトンボのようです。イトトンボもきれいなものが多く、
いろいろ撮影したいですね。ムスジイトトンボは初めて認識しました。

 
 対馬でも、ショウジョウトンボを見つけました。やはりきれいな色をしていますね。

 
 
 昨年もいたようなこのハムシは、オオアカマルノミハムシのようです。写真で見る個体より
やや暗い色彩をしていました。

 
 クロオオアリが、口移しで餌を交換しているのかと思ったら、死体も転がっていたりして、雰囲気が
ちょっとおかしいです。どうも上と下の個体は巣が違うようです。こんな風に争っているのを自然では
見たことがありませんでした。
 
 動き激しく、あちこちで小競り合いをしていました。餌を巡る争いなのでしょうか・・・
 
 見た時は小競り合い程度でしたが、迫力がありました。

 対馬では、あちらこちらに、ニホンミツバチの巣箱がおいてあります。でも昨年は、巣箱にハチが入っているのを
見られませんでした。今年も期待していなかったのですが、琴のオオイチョウ近くの巣箱には、入っていました!
 
 巣箱の全体図はこんな感じです。ハチが少し見られますね。

 
 素の下にいる個体は何をしているのか?

 
 こうやって入口では、たくさんの個体が出ていて、飛び出したり戻ったりしていました。

 
 いくつも巣箱があり、皆入っていました。ハチは卒論でやっていませんでしたが、研究室ではメインの昆虫でしたから
こうして見かけると愛着があります。

 そして今日もホタル観察でしたが、写真は・・・うーん・・・もう少し明るく写ればよかったが・・・
 
 
 数は多かったですが、写し方が・・・まだまだ修行です。

 
 ゲンジボタルの写真も撮りたかったが、いまいちでございました・・・来年頑張ります。

 
 続いて林道奥のヒメボタル生息地ですが、これまた暗いですね。でもゲンジとは光の感じが違いますよね?
 
 近くにいた個体にカメラを向けたら飛び立ちました。ピントが合っていてよかった。体は胸部と同じオレンジ
なんですね・・・

 初日に、ホタルを撮影したところは、こんなところです。また来年来ます(笑)
 

 
 対馬のマメコガネですが、本州と変わりないようです。

 
 対馬のベニシジミですが、これは斑紋の変異などがあるかな・・・

 
 ツシマナナホオシテントウ(笑)、この個体もオレンジでした。

 
 
 対馬には、ラミーカミキリがたくさんいました。で、とっても嬉しくなりました。

 
 ウバタマコメツキ!初めて見ました!休んでいましたが、結構迫力がありました。

6月 3日(月)

 久々に屋上の調査を行いました。いろいろ昆虫も見られて、いよいよシーズンといった感じです。

 
 
 
 ビオトープには、ツユムシの幼虫がいました。定着種です。

 
 ヤブキリの幼虫もいました。長い産卵管でメスです。ヤブキリも屋上に定着しています。

 
 屋上にはクモも多いですが、すいません、種名不明です。

 
 未成熟のショウジョウトンボのように見えます。池で羽化したようで、抜け殻がありました。池のおかげで
多様性も広がりつつありますね。

 
 ガマズミのサンゴジュハムシと、ナナホシテントウも毎年見られる定着種です。

 
 このコメツキムシも、毎年確認されます。右のマルカメムシは、ハギについていました。

 
 
 カマキリはまだ1齢幼虫でした。セイタカアワダチソウアブラムシを捕らえて食べていました。
カマキリが屋上に定着すると、屋上のバッタ類などの生物相も、変わってくると思います。

 ビオトープから、エディブルガーデンエリアに移動しての調査です。
 
 ホソヒラタアブがいました。後ろ向きだが、ホバリングです。ナミテントウも見られました。

 
 ハナバチやベニシジミがいました。でも全体的には少なめですね・・・

 最後にB-roofに行きましたが、だいぶ青青茂ってきていました。
 
 発芽したナノハナに、モンシロチョウの幼虫がついていました。大きくなるかな・・・

5月 31日〜6月2日(金〜日)

 大分県の姫島に、北上中のアサギマダラが立ち寄ると聞き、思い切って行ってみましたが、天気が悪く
しかも個体数は例年より少なく残念でした。まだ次年度以降にチャレンジです(笑)

 
 姫島に渡るフェリー乗り場近くに、神社があり、時間があったので立ち寄りました。ホシベニカミキリは
久々にみました。

 
 テングチョウは、この時期今回はあちこちで見られました。関東では少ない気がしますが・・・頭の先が
出っ張っているのを天狗に見立てているのでこの名前があります。

 さて、姫島に渡りました。入った食堂のおばちゃんがいい人で、孫を呼んでアサギマダラのみられるところを
車で案内してくれました。3カ所も行ってくれてありがたかったです。ありがとうございました。
 1カ所目は海辺の正式な?ポイントです。
 
 
 20頭位はいましたが、例年よりは少ないものの、それでも初めての光景に感激でした。複数の個体にピントが合うのは
なかなか難しかったですが、これも多いときにまた撮影したいですね・・・

 次にチョウを呼んでいる人のお宅を訪ねました。
 
 このようにチョウが集まる草を吊るして、海岸よりも多くのチョウが来ていました(笑)集まるのはほとんどがオスでした。
 
 こんな感じで、庭先にアサギマダラが群がります。

 3カ所目は島の灯台です。ここもチョウを誘引する植物が植えられたり、吊るされていて海岸より多かったかも(笑)
 
 こうして地面にたくさん群がっています。手前の個体は、翅に番号がマークしてあるのがわかりますね?
これから北上して本州のどこかで捕まるかな?

 6月1日は雨が降っていて、宿の方に海岸まで連れて行っていただき、そこで過ごしましたが、雨が酷くなった
午後は休養でした・・・
 
 
 今回は、こんな数でも満足しました。次は多い年にまた出かけます。

 少し林の中にも入ってみました。
 
 イラクサ科の植物に、ラミーカミキリがたくさんいて、嬉しかったです。もう少し紹介します。
 
 

 そしてちょっと嬉しい写真が!
 
 飛び立とうとするラミーカミキリです。腹部背面の水色が美しい。私の恩師が飛翔写真にはまっているそうですが、
その気持ちがわかる気がします。

 
 オナガバチの仲間がいました。久々に見たので嬉しくなりました。

 
 草に妙にしっかりしがみついていると思ったのですが、これは病気で死んだバッタの幼虫ですね。
病原菌がバッタを操り、高いところに登らせ、そこで死んだバッタから胞子がまかれ、下にいる個体に
感染するという仕組みですが、なかなかすごい世界ですね・・・

 2日はさらに雨が強く、早々に島をあとにしました。また行きたいものです。

5月 28日(火)

 学内にカメラを持って出たら、ほ場のエノキにアブラムシが発生し、そこに複数の天敵が
来ていました。
 
 江ノ島では撮影できなかったダンダラテントウの成虫です。黒に赤い斑紋が比較的多い個体です。

 
 そしてダンダラテントウの幼虫もみられました。

 
 アブラムシを捕食するナナホシテントウとその後ろはナミテントウの幼虫です。3種のテントウムシが同所的にみられました。

 
 産卵しようとしているのか、ヒラタアブが飛んでいました。久々にホバリング写真を撮ることができました。

 
 
 そしてアブラムシのそばにはクサカゲロウの卵が・・・アブラムシを食べる天敵のオンパレードです。

 
 ヤブキリの幼虫も大きくなりました。この個体(メス)も、いろいろな昆虫を捕食するのでしょう。捕食性の
昆虫の密度が高過ぎです。

 
 
 100周年記念花壇に植えられたフェンネルにはキアゲハの幼虫がいました。上はまだ3齢かな?
下はもう終齢ですね。

 
 カラムシの葉にとまるヒシバッタ。いつも逃げるように後ろを向いてしまいますが、
横からの撮影ができました。

5月 24日(金)

 すいません・・・まだチャドクガの写真撮っていました・・・
 
 どうも、こうして整然と並んでいると、様式美を感じます(笑)彼らは1匹では生きていけず
兄弟がくっついていないと育たないのですが、こういうところを可愛いと思ってくれる人が
いるので、少しでも昆虫の見方が変わるといいですね・・・

 学生と外に出たのですが、まずツチイナゴを見つけてくれました。
 
 成虫越冬して、ちょうど繁殖の時期ですから、こうして交尾個体の写真も撮れて嬉しいです。

 
 ツバキの樹にアカスジキンカメムシがいます。幼虫と成虫がみられ、羽化した成虫も多くなってきました。

 ほ場から戻るところで、プール脇にショウジョウトンボがいるところを発見!いつもはすぐ逃げるのに
動かないから、最後はアスファルトに腹這いになって撮影しました(笑)遠くから笑い声が聞こえたりしたので
不思議な光景に見えたのかもしれません・・・
 
 前脚は摺り合わせるようにしていました。本当に赤いトンボですね。

5月 23日(木)

 今日も学内に出たので撮影しました。

 
 コマルハナバチが蜜を集めています。丸花蜂の写真もいろいろ撮りたいのすが
やはりあちこちでないとダメですもんね・・・出かけたいものです・・・

 
 
 
 ハチが交尾をしていましたが、離れたというのが本来の順番ですが、前も撮影したハチだと思いますが
どうも良くわかりません。最近の図鑑など見てまた種名出します。

 最後は昨日と続くチャドクガの幼虫です。
 
 
 
 
 
 少し大きくなったもの、まだ孵化したばかりと、大きさには違いがありました。やはり小さいうちは
表面をかじる感じですね。こうしてみてみると、整然と並ぶ姿に感動さえ覚えます(笑)もうこれで
チャドクガの写真はおしまいです(見た目は下と続きますが・・・)

5月 22日(水)

 農薬の試験で使用するチャドクガですが、今年も大量に発生しました。かぶれたりするので困り者ですが、試験をする
我々には有り難い昆虫です。
 
 しかし、この葉の表と裏にいて、両側から食べていく様は、気持ちのいいものでは
ありませんね。数日チャドクガ出てきますがご勘弁を。
 
 
 小さいうちは、葉の表面しか食べられないので、表裏から同時に食べると、丸ごと食べられるのかなと
今回の写真で思いました。下の写真は表の表面しか食べていないですね・・・

 
 今年もサムライアリの奴隷狩りを目撃しました。巣も隣接していて、クロヤマアリにとっては気の毒な
状況です。たくさんのサムライアリが乱入していきましたが、出てきたアリは、わずかな幼虫しか持って
いなかったので、今回は失敗といえましょう。もしかしたらクロヤマアリの巣の力が弱くなっているのかも・・・

 
 途方に暮れる感じのサムライアリの働きアリ。

 
 園芸でもよく見かけるサビキコリです。今年も見られました。

 
 サトジガバチと思われるハチが、盛んに獲物を求めてチャボヒバを探索していましたが、
獲物の匂いがするのかなあ・・・でも少しすると飛び去りました・・・

 
 シオヤアブが、ニホンミツバチらしき個体を捕まえていました。さすがに大型なのでハチも
抵抗できないようでした。

 
 
 バラの上に2匹のツユムシ的な幼虫がいましたが、昨年対馬で見かけた子と同じ種のようです。普通のツユムシ
よりも、体のラインなどがはっきりしているので、まだ種はわからないということで、ごめんなさい。

5月 21日(火)

 学内で観察しました。今日もまたアリの結婚飛行が見られました。
 
 巣から近くの植物に上がってきて、体勢を整えて?今回も西の方向に向かっていきました。ピークを過ぎた感じ
なのか、どんどん飛び立っているのではありませんでした。またオスばかりでメスは少なかったです。
 
 1匹だけメスがいてこのあと飛び立ちました。
 
 オスが群がっていますが、どんどん飛んでいくという感じではないのは、
メスを待っているのか?この時期にしか見られないアリのオスをご覧ください。

 
 
 
 この日はウズラカメムシがイネ科の植物の穂にたくさん見られました。目が離れていてなんかとぼけた
感じがあり、個人的には好きなカメムシです。こうして見ると赤い触角が印象的ですね。

 
 ようやくあちらこちらで、鳴き声が聞こえるようになった、クビキリギスです。昼間から鳴いていましたが
カメラを向けたら逃げてしまったので、あまり面白くない写真です。

 
 アキニレにコクワガタがいました。越冬から覚めたという感じの汚れ感ですが、大きな個体でした。
結構アキニレにクワガタがいることが多いので、探してみるといいかもしれません。

5月 19日(日)

 江ノ島にテントウムシ採集に行きました。目的のテントウムシも採集できて安心しました。その他の昆虫も
採集しました。
 
 海岸植物であるトベラに、アブラムシがついていて、そこにテントウムシがやってきています。 全体的には
ナミテントウが多かったです。

 
 ナミテントウ幼虫です。小さな同種のナミテントウの幼虫を捕食しているようです。テントウムシの共食いは結構
目立ちますね・・・

 
 そしてこちらがメインでしたが、ダンダラテントウです。一部の樹にしかいませんでしたが、その樹では優占して
いました。蛹がたくさんありこれからたくさん羽化してくるところでした。まだ羽化したての成虫です。

 
                左はもう前蛹状態の幼虫、右は共食い?している終齢幼虫。

 
                     大きな幼虫も結構見られました。

 
 こうして仲良く蛹が近くにある葉も多かったです。ナミテントウより一回り小さいテントウムシです。

 
 トベラにキジラミがついていました。セミのような外見ですが、触角が長いです。こうして見ると
興味深いです。また見つけたら撮影してみます。

 
 近くの樹の花にハナバチが来ていましたが、この子が誰だかちょっとわかりません。調べてみます。

 
 アリグモの仲間がいました。上顎がこんなに出ているのはオスですが、こいつは特に大きかったです。この大きさで
オスの価値が決まるようなので、不便だとしても(不便かはわからないが)重要なんですね。調べたら恐らくですが
ヤサアリグモのようでした。

 
 アオキミタマフシです。アオキミタマバエの虫こぶの名前です。本来ならとっくに落下している実がハエの寄生によって
こうして残っていて、6月ごろにタマバエが羽化してきます。虫こぶの写真は撮っていますが、その虫こぶを作った
成虫の写真などはほとんど撮っていないので、これからの目標にしないと・・・

 
 鎌倉の桜並木にスカシクロバの仲間がいました。平地に多いのはウメスカシクロバで、サクラなどの害虫だと
リンゴハマキスカシクロバなのですが、オオムラサキツツジの赤に負けてしまい、種が判別できるような写真に
なっていません・・・(涙)またの機会にいい写真を撮らねば・・・

5月 12日〜17日(土〜金)

 14日を先に紹介してしまったので、他の日も含めて紹介してみましょう。17日までの写真をお見せします。

 
 これはシズオカオサムシのようです。ゾウムシ?の死骸にやってきてもぐもぐ食べていました。この日はカメラを
持っていなかったのでいい写真が撮れず残念です。

 
 カラスノエンドウ上のナガメです。赤いラインが美しいですね。ナガメは菜っ葉のカメムシという意味ですから
「菜亀虫」と表せます。

 
 エノキの葉上に見られるエノキトガリタマバエの虫こぶ。もう少しで、この虫こぶは脱落し地面の上で幼虫は過ごします。

 
 チッパーなどのおかげでたくさんの木屑や腐葉土ができていますから、学内にはカブトムシの幼虫が
結構見られます。この夏もたくさん出てくるかな!

 
 アジサイの花のあとに隠れていましたが、チャエダシャクのようです。茶の害虫にもなっているようですが、
いろいろな植物を食べるようです。確かに近くにお茶の樹もありましたが、他のものを食べているようでした(笑)

 
 17日はガムシの採集に印旛沼の方に行きましたが、休耕田ぽい湿地に3種ほどいました。そして初めて
みましたが、ガムシの卵を学生が見つけました。葉で巻き付けているので容易には見つかりませんね・・・

5月 14日(火)

 今日はクロオオアリの結婚飛行の日でした。午前中にほ場の高橋さんに声をかけられ、行ってみると、巣門に出てきた
羽アリを働きアリがなだめている感じでした。しかし午後にのぞいたらオスアリがどんどん飛び立っているところでした。
もうメスは出てしまったのかな・・・高橋さん有り難うございました。

 
 中央の一番大きいのがメスで、あとの羽アリはオスアリのようですね。この時は働きアリがガードしていました。

 
 次々と出てきては飛び立っていくオスアリ。時間がなくてずっと見られなかったのが残念です・・・

5月 10日(金)

 チョウの師匠に誘われて、長野県にヒメギフチョウを見に行きました。このところGWもずっと原稿書きでこもっていましたので
大変なリフレッシュになりました。昼ごろから曇りになってしまったので午前だけでしたが、大変嬉しかったです。どうもありがとう
ございました。

 
 斜面で待っていると突然現れます。せわしなくちょこちょこ飛ぶので、ヒメギフの写真を撮るのがやっとでこの写真のように
草や枯れ葉が入ってしまうのは仕方がないですね・・・また見に行きたくなりました。
 
 この斜面にはスミレ(タチツボスミレ?)が咲いているので、吸蜜に来る個体もいましたが、1つの花に5秒
しかいないのでこれまた大変です。でもこの花には15秒くらいいたので、マルハナバチとかに吸われていなかっ
たようです(笑)この写真も枝とかが・・・
 結局この日は4頭しか見られず、写真が撮れたのはこの2個体だけでした。でもそれなりに満足です。

 
 道ばたにはクジャクチョウがいて占有行動をとっていました。ヒメギフチョウはこの春の羽化ですが、これからお見せする
子たちは越冬個体です。この個体は越冬したとは思えないほどきれいな翅をしていましたが、左右対称にビークマーク
(鳥についばまれた跡)がありました。間一髪で命拾いしたのかもしれませんね。

 
 川の岩上でやはり占有行動的な行動をするキベリタテハです。8月に羽化したての個体は鮮やかな黄色をしていますが、
越冬して今は「シロ」ヘリタテハとなっています。師匠のお話ではもっと季節が進むと「ヘリナシ」タテハになってしまう
そうです。それも撮影したいものだ!

 
 スジボソヤマキチョウのオス個体です。少し風が出てきたので枯葉上にとまって体を横倒しにして風を防いでいました。
こうしてクローズアップになればわかりますが、遠目には背景にとけ込んでいました。

 山のほうはまだ早春でした。今回はこれらのチョウだけしか撮影しませんでした。連休中に行けなかったので、
とってもリフレッシュできました。

5月 1日(水)

 学生実験があり、奇跡的に?晴れたので、野外観察ができました。昆虫を採集してリストを作りましたが、種名を調べたものは
持ち帰ったので、放したときに撮影しました。というわけでいくつかは野外そのものと放して撮ったものがあります。

 
 午前中は、1年生の引率で柏のセンターにいましたが、そのときに撮ったので、これは放したものではありません。バラに
いたハムシでしたが、サルハムシかと思ったら、バラルリツツハムシのようです。バラだけではなくいろいろな葉を食べるようです。

 
 けやきにいた幼虫を捕まえてくれました。調べたらオカモトトゲエダシャクという種でした。図鑑の幼虫はどれも
白と暗褐色のもので、鳥の糞に似ていると書いてあります。驚いて丸まった姿は鳥の糞的でしたが、この個体は
暗褐色ではなく緑色を呈していました。もう少し発育すると黒っぽくなるのかな・・・

 
 その近くにあったマサキにはミノウスバの幼虫が単独で葉を食べていました。今年はこのところ寒いので、
まだ蛹化しないのですね・・・学内でもミノウスバが見られてよかったです。このミノウスバは自然状態撮影です。

 
 ムクゲにたくさんアブラムシがついていますが、ワタアブラムシのようです。たくさんついているので天敵類も
多いです。これはヒラタアブの仲間の幼虫です。他にもナミテントウなどが見られました。これも自然状態です。

 虫コブも出てきています。これはアキニレのアキニレヨツスジワタムシによる虫コブです。虫コブは葉に等しい
密度でできるのではなく、かなり偏りがあります。でもなんででしょうねえ・・・
 
 最も酷いのはこの葉です。こんなに集中しては葉が落ちてしまわないのかしら・・・

 
 
 
 こうして葉に1つ?できているものは、赤い色をしています。あと1月もすると中から有翅虫が出てきて
虫コブの利用は終わります。

 以下は採集した個体を置いて撮影したものです。
 
 
 ツマキチョウは何年も撮影できていませんが、今年は出るのが早かったけど寒くて発生期間は長かったようです。
どうせ置くならと園芸品種の花に乗せました(笑)次は自然状態を!

 
 
 オスメスのツチイナゴを採集できました。大きさからすると上がオスです。

 
 クビキリギスも早くから鳴き始めましたが、ずっと寒いので最近は昼に少し鳴くぐらいですね。このところは昼も
鳴いていません。普通に夜に鳴くのはもう少しあとのようですね。あ、この個体はメスでしたが・・・

 最後にとても不思議なものを・・・幼虫の体に何かがくっついているのですが、考えられるものとして寄生者の
繭があります。でもこんな形の繭はハチではない気がします・・・偶然植物の種子がくっついたということも・・・
考えられますが・・・7〜8ミリあって大きいので・・・
 
 持ち帰って飼育していますが、なんとこの繭?種?は取れてしまいました。幼虫は元気なので!種子かしら・・・
しばらく様子を見ます。

4月29日(月・祝)

 ゴールデンウイークですが、私は用事がありかなり忙しくしています。今日は委託試験のアブラムシカウントがあったので
大学に来ました。クマバチの縄張りの撮影をしたくて、ほ場にでました。今の時期が真っ盛りという感じです。

  右の個体の後ろ向きがなんとも可愛い(笑)

 
 これまでは上空にいるハチを下から撮影することが多かったのですが、それだとシルエット状になるので不満でした。
今回は低いところでホバリングしている個体を見つけたので、胸部の黄色も映って嬉しいです。

 
 
 縄張りを主張しているものの、すぐに隣の個体と争いが起こります。追いかけ始めたところにレンズを向けて撮影したところ
奇跡的にピントもほぼあっていました!左上から始まって右上のところでこちら側に方向転換し、今度はこちら側に向かって左に
進路を変えつつ追いかけているところが撮影できました。

4月26日(金)

 午前中のわずかな時間に撮影しました。

 
 ほ場にいたヒラタアオコガネ、胸部背面の長い毛が印象的でした。各地に普通のコウチュウのようです。

 
 先日も撮影したオスグロハバチですが、今回は雌雄が見られました。左がメスで右がオスのようです。少し
オスの方が大きい感じがしました。

 
 ヤマトシジミが日向ぼっこしていたので撮影しました。回りの草の影が入ってしまい少し残念でした。

4月22日(月)

 ほ場の高橋さんがチャボヒバ(ヒノキの園芸品種)に甲虫がいると教えてくださいました。見たらゾウムシでした。
で、写真を撮りにいきました。チャボ檜葉の昆虫です。

 
 調べたらヒラズネヒゲボソゾウムシでした。スギやヒノキの新芽を食べる普通種だそうですが、その存在を
全く知りませんでした。2002年の昆虫リストにもなかったので、意外に見逃してしまう種なのかもしれませんね。
もっと青い色が美しいゾウムシなので、そう撮影できるようチャレンジします。

 先日のハグロケバエはあちこちにいるので、やはりチャボ檜葉にいた雌雄を撮影しました。
 
 
 メスは頭が小さく見えますが、オスは複眼のせいで頭が大きく見えます。すごいもんです。
群飛しているときに、やって来たメスを見つけるためにこんな大きい複眼をしているのでしょうね。

 夕方だったので、もういろいろな昆虫はお休みモードでした。きれいなヤマトシジミがいました。
 
 今度は翅を開いているときに撮影しないと・・・

4月19日(金)

 少し時間をとって撮影に出ました。
 
 今の時期のほ場はあちらこちらで、このハグロケバエが群れています。このカエデの付近では本当にたくさんの個体が
群飛していました。この写真だけでも7匹確認できますね。
 
 休んでいる個体はこんなハエです。複眼が大きいとオスですけど結構大きめですね。17日のがメスなら明らかに
オスのようです。今度は同時に撮影してみます。

 
 セアカキノコバエかと思って撮影しましたが、顔が完全にハチなので、これはオスグロハバチかしら・・・
だとするとこの胸部が赤い個体はメスということになりますが、今度はオスがいるか探してみます。

 
 図書館脇のツゲの樹を見たら、もうこんなに大きなツゲノメイガがいました。このところ多く発生していて
私は嬉しいですが、多くの人はいやでしょうね(笑)でも目立たないので気づかれないとは思います。この個体は
頭蓋の部分に新しい頭蓋が現れているのでもうすぐ脱皮します。
 
 この個体は黒い頭蓋の部分が大きくはっきりしているので、脱皮したあとの個体ですね。

 
 枯れた樹にやってきて皮を削っているセグロアシナガバチの女王。巣の材料として大あごで削って
いますが、何度も同じところに戻ってきて削るんですね。後日どこまで削れたかまた撮影してみます。

4月18日(木)

 これまでよく見かけたものの写真は撮っていなかったヘビの仲間ですが、アオダイショウの撮影に成功しました。
 
 体の真ん中あたりが膨らんでいますから、ネズミかなにかを食べていると思われます。1メートル少しの体長でした。
 
 お腹いっぱいなのか動きも鈍く、アップになっても動きませんでした。舌も出してくれました(笑)

4月17日(水)

 この時期はどうしても外に出たくなります。チョウも撮影できました。
 
 少し風もあったので、ヤマトシジミが避難するように草の中で休んでいました。

 
 ようやくベニシジミも撮影できました。タンポポで吸蜜し、その後は食草で休んでいました。
 

 ニホンミツバチがタンポポの花に来ていました。どのタンポポにも来ているわけではないから
少数派なのかもしれませんね。
 
 
 

 ムクゲの樹にアブラムシが結構ついていて、これを狙ってナミテントウも来ていました。
 
 

 ほ場で一番目立つのはこのハグロケバエですね。これは複眼が小さいからメスかな?
 

4月15日(月)

 講義も始まりました。忙しくしているので、夕方しか外に出られず風も強かったので良い写真はないです・・・ 
 
 ユキヤナギにガの幼虫がついていますが、周辺に食痕もなく・・・上の樹から落ちてきたのかなと思いました。
種を調べてからでないと安易なコメントですが・・・

 
 試験用のパンジーに多くのヤブキリたちがいて花の花粉を食べていました。ここにしばらくとどまるのかな?

4月13日(土)

 いつもだとこの時期は集合しているミノウスバが、今年はもうそろそろ単独生活のようです・・・季節が早いです。
 

4月12日(金)

 夕方、外に出ましたが意外な昆虫に出会えました!
 
 学内ではじめてみたヒゲナガガです。嬉しくなりました。夕日で翅が輝いていました。

 サクラの古木にはヨコヅナサシガメがひなたぼっこ的に日のあたる樹皮に集まっていました。
 
 そろそろ成虫に脱皮のシーズンですね。

4月11日(木)

 ゴマダラチョウを見にいきましたが、早くも見つかりません。私が見つけられないだけで
擬態ならいいのですが・・・

 
 でもそのかわり、ツマグロオオヨコバイの交尾が撮影できました。嬉しいです。

 
 エノキを利用している昆虫は多いです。これはクロヤマアリですが、明らかに何かに興味を示して
います・・・展葉した若芽に何かあるように見えます。

 
 この毛虫は葉の先端をかじっているようです。同定は後日しますね。

 
 キタキチョウはずっと飛んでいますが、幸い、芝生で休んでくれましたので一枚撮影できました。

4月9日(火)

 エノキにゴマダラチョウがいると圃場の高橋さんに教えていただき、撮影しました。有り難うございました。 
 
 越冬明けで脱皮して大きくなっているようです。

4月6日(土)

 今夜から荒れるというので、フェロモントラップを回収して倉庫に入れました。クマバチのオスがホバリングして
縄張りを作り始めていましたし、ツマキチョウも飛んでいました。なんとか撮影して紹介したいものです。

 
 4日の個体もそうでしたが、ヤブキリはもう2齢になっています!今年は早いですね。

 
 ツマキチョウはとまってくれず、モンシロチョウだけ撮影することができました。。

4月4日(木)

 雨ばかりでしたが、今日は晴れたので、外に出ました。

 
 ユキヤナギの花はもう終わってしまいましたが、結構ヤブキリが来ています。花粉というよりは
アブラムシ狙いなのかな・・・と  思ってしまいましたが、この個体は口で脚など掃除中でした。
鋭い大あごがよくわかりますね。

 
 チョウもいろいろ出てきましたが、敏捷なものは撮影できないなあ・・・とまっていて撮影できた
このチョウはルリシジミだと思いましたが、裏の模様は図鑑的には夏型に近い・・・今だと蛹から
羽化した春型だろうと思うので、もう少し調べてみないと・・・

 
 サクラの樹の回りを、越冬したルリタテハが気持ち良さそうに飛翔していました。日光浴もしていましたが、
角度がやや悪く頭部が暗くなってしまいました・・・残念。

4月1日(月)

 新年度スタートで昆虫を探しに学内に出ましたが、もう早くもヤブキリの幼虫がいます!

 
 
 タンポポの花の上にいるのが絵になりますね。今年もたくさんの個体が大きくなってほしいものです。

 昨年はこの日に孵化していたミノウスバですが、今年見るとすっかり育っています!
 
  今年は成長して、孵化した葉からずいぶん前に新しい葉に移っています。講義で紹介する前に蛹になる勢いです。    
 
 
  下の写真のように、孵化時に摂食していた頂部は、だいぶ痛んでしまっています。


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