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  2016年 7月 30〜31日(土日) 

  結局は研究室に行っても何もなく、午前はただ座っていて昼には帰ってくるという生活が水曜日
 以降続き、メンタル的にもかなり疲れました。今週も夏の停電とかがあるようで、こちらの大学も
 同じなんだと思いました。でも実験は再開するというので、制限があるが行くことになりそうです・・・

  だから、疲れていて行くのが大変でしたが・・・週末は心の洗濯にでました。 

  初めて北に向かったのですが、ペンシルベニア州の北には、意外にもニューヨーク州があります。
 そして Corning とどこかで聞いた地名だと思ったら、本当に理化学のガラスのメーカーのある所
 で、ガラスの博物館もありました(行かなかったですが)。
  またさらに進むとIthacaという町に入りました。コーネル大学とか論文とかで著者の所属で出て
 くる地名だったので、ここか!と驚きました。ニューヨークでもだいぶ郊外だったんですね・・・
 初めて知りました。でも田舎町的で良かったです。

  しかし心を洗うはずの日曜日の予定が、荒天などで無くなったので、仕方なく?趣味を・・・ 
  
  James Taylor というシンガーソングライターのコンサートでした。 昔からの人ですが、昨年出した
 最新アルバムが初の全米1位になり、今が頂点と言ってもいい活躍ぶりです。当然現役バリバリです。
 バックも売れっ子のセッション・ミュージシャンが揃って、ジェイムスも「ベストだ」と言い切る
 素晴らしいメンバーで、すごく良かったです。
  2部構成だったのですが、1部が終わって20分の休憩の間、彼は明るくなったステージに残って、
 ファンの差し出すものに次から次へとサインしていて、結局休まずサインしてそのまま2部が始まるという
 信じられない光景を見ました。あ〜何か持ってくるんだったと後悔しても仕方がないですが・・・(涙)
 真のスーパースターなのに、本当にいい人なんだなと、惚れ直しました(笑)
  すいません、趣味のことはもう書かないようにしますが、もう1人だけ?書くかもしれません・・・

  実は日曜日に雄大な「ナイアガラの滝」を見て心を洗う予定だったのですが、近づくにつれ土砂降り、
 おまけに休日なので大混雑で駐車場に入れず、少し離れたパーキングはボッタクリ料金で、あとはアメリカ
 にしては珍しく、おみやげ屋さんとか看板が立ち並ぶあまり見たくない光景・・・こんな天気の日に滝を
 見ても周りの景色が見られないし、たくさんの人で癒されそうになく・・・ここまで来たのに、と迷いました
 が、「昨日のコンサートで心の洗濯をした!」と自分に言い聞かせて、朝から2時間半かけて来たけど、
 滝の周りでは車から降りることもなく、そのまま家に向かいました。
  しかし帰り道は、さらに5時間の運転でしたが、さすがに途中で休憩はしたものの、その休憩1回だけで
 あとは家まで帰ることができました。
  7時間半の運転で1回の休憩・・・なんだか運転の体力がついた気がします。

  夏休みが終わって、秋の天気がいい時にリベンジすることにします。でも日帰りは無理だな・・・
 一人だからこういう観光はモチベーションが低くて・・・もう北部でのコンサートもないだろうし・・・
 でもせっかくだから滝には行くようにします・・・かね・・・

  2016年 7月 27日(水) 

  思わず車を停めて写真を撮ってしまった標識です。
  
  3 + 3/4マイルを Long とすると・・・まあわからなくて結構です・・・(笑)

  2016年 7月 26日(火) 

  このところの雨不足は特に大学構内に広がる芝生には深刻です。食堂前の大広場もこの通り・・・
  
  5月はしたの写真のようでしたから、違いますよね・・・
  
  こちらは、反対側から食堂を撮った写真です。奥の建物前の樹付近から上の茶色の
 写真は撮影しています。

  2016年 7月 25日(月) 

  夏休み中に大学内では施設などの更新を行うみたいで、駐車場は入口でチケットを取る
 方式をやめるのか単に機械を更新するのか、今日はまた朝からブースに人がいて、私の
 タグをしっかり確認していました。その代わり?夕方の人は何も見なかった(笑)
  さらに今度は研究所の入口でも工事が始まっています。これは先月の写真ですが、この
 宇宙船のような入口は格好いいものの、この下に庭園があります。大きく開いた開口部
 からは光や雨が注ぎますが、他は雨が当たりません。
  
  ということで、手前の植物は枯れているのがわかります。また今年は雨が少なく、この
 2週間以上、まとまった雨がなかったので、この写真よりも多くの植物にダメージが見られました。
 そのためこうして水やりしていますが、間に合っていないようでした・・・・
  
  今朝来たら、こんな風に潅水の配管工事が行われていました。デザイン重視のツケ?なのか
 なんとも言えない気分になります。まあ植物が元気になるのは嬉しいですけど・・・

  2016年 7月 24日(日) 

  疲れがひどかったのですが、気分転換に近くの州立公園に行きました。湖があって
 水生昆虫がいるよと教えられたところで、今回は Bald Eagle State Parkという車で
 40分程度のところです。
  湖があると必ず遊泳場があります。湖で泳ぐことは、日本ではあまり多くないかもですが
 海のないペンシルベニアは当たり前です。
  
  こんな感じです。砂を持ってきての人工砂浜にしています。ここでは分かりにくいですが・・・
  
  ここBlack Moshannon State Parkの遊泳場は水草を間近に泳ぐことができます!
  まあ海だって海藻が生えたりしているところと、結局は繋がっているので、変わりませんけど・・・
 なんか閉鎖的なイメージがあるので、検査しているのか?とか気になりました・・・

  2016年 7月 23日(土) 

  " WINGS IN THE PARK の光と影"

  ステートカレッジに戻ると表記のガーデンの最大のイベントがあったので、準備など
 忙しくしていました。そしてイベント当日、係?は朝7時半に集合し、若い?私は机や椅子の
 運搬と会場の設置などをすると10時近く・・・子供達が大勢やってきて"Wings in the Park"
 の始まりです。
  
  こうやってみなさん仮装してきています。翅をつけてドレスを着た子供達が多く、似合って
 いました。私も仮装しろと言われたが、帽子に紙のチョウを止まらせただけでも好評でした(笑)
  
  私が手伝ったのは "Native Bees Conservation"のコーナー、養蜂もしているステファニーと
 クリスティーンの2人の女性と組んで、説明などしました。ハチがついた黄色いカツラをかぶる
 ステファニーは笑顔の絶えない陽気な女性です。クリスティーンは静かだが聡明な人です。
  端のブースで来客はそう多くなかったが、こうやってハチを見せたりインセクトホテルを紹介します。
  
  ステファニーはもう分かりますね?奥の黄色いシャツの女性がクリスティーンです。
 顔写真がなくてすいません(笑)。
  
  他のブースを見てみると、この人は先日会った人で子供の頃の昆虫標本を見せて
 世界各地の写真を見せていました。(本も出版している)
  
  このガーデンの仲間に入りませんか?の募集コーナー
  
  ここも野生のハチの保護をしているところで、今回初めて来たようで我々のブースに
 来てコラボすることになりそうです。来年以降みたいだから私は参加できないかもだが・・・
  ここではミツバチとマルハナバチの観察巣箱が展示されてて時間があればずっと見て
 いたかった・・・子供が来ると譲らないとならないので・・・
  
  さらにここはPennStateの博物館の展示で、前からの知り合いのイシュトバーンも来ていて
 お互いにびっくり・・・こういう連絡もできていなかったので・・・残念・・・
  彼らの展示も面白かったので、今度は博物館に行きます!
  
  今回のメインイヴェントは、正午から飼育していたオオカバマダラを放すというものでした。
 この辺りの個体群だそうですが詳細ははっきり分からず、今度もっと聞いてみます。まあ
 イヴェント的には盛り上がったのかな・・・子供に触らせないようなので少し違和感があり
 ましたけど・・・

  10時から2時までのイヴェントは大盛況でした。個人的には他のところにちゃんと行け
 なかったので、展示した組織かわかる所には、個人的に後で行ってみたいものです。
  ここまでが光の部分・・・

  2時に終了して自分の所を片付けた人たちは、みんな元気に帰って行きましたが 、会場には
 朝に用意した机や椅子が残っています。これは誰がどうするのだろうと思ったら、結局は
 ダグとパムのフォード夫妻が片付けています。少し残った人もいましたが、結局は皆帰り・・・
 私はさすがに帰れず、あとは彼らの息子さんが出てきて4人で車に机などを入れて、彼らが
 持って行き、また戻ってきて私も机や椅子を運ぶという作業を・・・4時間行いました。もっと
 人が残れば1時間ぐらいで済むかもしれないのに・・・と驚きましたが、パムに聞いても
 毎年こうなってしまうのだそうで、ゴミの片付けまでして、彼らも疲れていました・・・
  イヴェントが始まるときは盛り上がるが、当日終了するとみんな帰ってしまうというのは
 フォード夫妻もだんだん年をとるのでやめたほうがいいと言いましたが、彼らも強制はしたく
 ないようで、こういうボランティアで成り立つイヴェントは本当に大変だなと思いました。

  帰国するまでには、来年はこうしたほうがいい!というのを考えたいものです・・・
 片付けを含めた役割分担だと実行難しいかな・・・うーん・・・

  朝7時半から夕方6時過ぎまで働き続け、さすがに今日は疲れ果てました。面白いイヴェント
 でしたが、ちょっと複雑な気分で1日が終わりました。

  2016年 7月 中旬 

  これまでも何回か行きましたが、今回は半分は都市緑地の見学、半分観光的な感じで New York に
 いました。後輩にまた世話になりました。
  
  Brooklyn Bridgeを歩いて渡るのは、なんとも気持ちが良いものですが、車がすぐ下を
 走っているので空気は良くないです。でも摩天楼を目の前にして古い橋を渡るというのは
 やはりここでしか味わえない体験で嬉しいです。
  
  こちらは都市緑地開発の成功例である、古い鉄道の跡地を遊歩道にしたハイラインです。
 3年前はまだ完成していなかったのですが、今回は全線開通していました!上の写真は
 今回初めて通った北側の端の地域。たくさんの植物が植えられていましたが、街中なので?
 (植物も少し単純なためもある)昆虫は多くなく、モンシロチョウぐらいしか・・・
  
  そしてここが写真などにもよく出てくる南の端です。鉄道の高架を利用していることが
 わかりますかね・・・こうして人気の観光地になったので、今度は周辺地が改築され
 さらに活気があふれ、治安も良くなり良い循環になっているようです。完成したと言っても
 北部はまだ周辺に多くの改築工事が入っているので、今後もビルができるなどして景色が
 どんどん変わることでしょう。何年か先にまた行ってみたいスポットです。都市開発や
 緑地の保全としていいモデルだと思いました。

  Highlineがあるなら、今は Lowline も考えられています!
  
  まだ研究段階なのでLab.となっていますが、使われなくなって60年経つ地下鉄の駅の廃墟で
 緑を育てて、Highlineのように憩いの場に!という企画です。
  
  こんな風に太陽光を取り入れ、地下で植物を育ているというものですが、太陽光は無料!
 とうたっているものの、設備費で結構お金がかかりそうですね・・・
  
  建物内で実際に植物の生育実験などを行っていました。太陽光は明るかったが、
 光の外れた場所の植物は悲惨でした。こうやって植物を選定していくそうです。
 またコナダニなどの発生があるようで、実用化に向けては結構問題も多いかなと
 感じました。でもこういうものを実現しようとすることに、ニューヨークのパワーを
 感じました。どこで聞いてくるのか人が多くやってきていて、寄付なども集まって
 いるので、意外と資金面も大丈夫なのかな、とも感じました。
  
  また、屋上に作られた畑がある!! と聞いて、行ってみました・・・
  
  屋上に上がるといきなり畑でした。ビルの6階にある屋上農園です。街中ですが
 野菜の力は偉大なのでしょう、昆虫も多く見られました!
  
  こちらは同じ組織がやっている別の場所にある11階建てのビルの屋上の農園です。
 ここは自由に見学できませんでした。昆虫も見られましたが、時間など制約で写真は撮れず・・・
  ということで、都市部の緑地のあり方についていろいろ考えた今回の見学でした。

  さて、こちらに来てまだブロードウェイには行ったことがなかったのですが・・・
  
  なんと今回アラジンを見ました。本場はものすごいと思いました!観客も熱狂的! !
 ジーニー役の俳優の存在感がハンパではなく、トニー賞受賞も納得です。
  すっかりはまりそうです・・・次は日本でやらないだろう?から"On Your Feet"を
 観てみたい!帰国までには・・・

  ということで有意義な見学の他に、観光も少し楽しめました。
  
  最後はブルックリンに本店がある、日本にも最近進出した某珈琲店の外観です。
 雰囲気がいいのと味も素晴らしかったので、また行きたい・・・おいおい・・・

  2016年 7月 11日(月)

  ニュージャージーからフィラデルフィアに向かうハイウェイは、途中まで片側6車線で
 上下12車線ありました!びっくりしました。
  
  ちょっとわかりにくいが、3車線ずつ区切られていて、それが4つあるのがわかりますか?
 やはり土地が広大にあるのですね・・・

  2016年 7月 10日(日)

  銀行の小切手の口座ができないとから待っていると書きましたが、あまりに遅いので電話で
 聞いたらそんなに遅いことはないらしく、調べてもらったら、同時に行った住所変更終了後、
 担当者がそこでおしまいにしていたことがわかり、愕然としています・・・間に合わなかったら
 本当に困るので何とかしてくれと、お願い中です(やれやれ・・・)。

  こちらに来て2ヶ月以上経ったので、髪が伸びたので床屋に行きました。ネットで検索すると
 「アメリカの床屋は本当にひどい」というような書き込みが多く、かなり勇気がいりましたが
 どうせ経験するなら地元の店に行ってみる!と思っていたので、実行してみました。長さとか
 いろいろ聞かれるのかと思って説明しようとしたのに、「短くするのね?」というので、
 "NOT too short!" と2回も言ったのに、バリカン3種類使って、さらにハサミと一部剃りまで
 するというすごい切り様・・・「すいてください」なんて会話も想定していたが、そんなこと
 言ったら髪は完全になくなってしまうのではと、不安になり止めました。ここまで短いのは
 もしかしたら初めてかな・・・
  これで短くないというのなら、短くしてくれという意味はスポーツ刈?crew cut??
  ちなみにシャンプーなしで、ドライヤーで髪を吹き飛ばすだけなので、首回りが大変チクチク
 するので、帰ってからシャワーに入り細かい毛がくっついているので服も洗濯しました。
  所要時間は10分かかったか、という感じです・・・噂通りですね。腕とか何もかも・・・
 日本の床屋さんははるかに良いので、素晴しいです。

  ここまで説明して写真出さないのもと思うので、出しますね・・・(涙)また他の店とか
 行っていろいろ体験します(笑)
  

  2016年 7月 7日(木)

  <買い物>
  買い物と言っても、ニューヨークにいるわけではないし、あまり買いたいものは
 ありません。荷物が届いたのでもう買い物もほとんどなくなりました・・・というわけで?
 日用品の買い物について書いてみましょう。
  ここ State Collegeは、大学を中心としたきれいな街なので、ダウンタウン周辺は
 少しゴタゴタしたような感じもありますが、郊外に出ると新しいショッピングモールが
 たくさんあるという感じで、きれいだし様々なものがあるので、個人的には気に入って
 います。大きなスーパーマーケットなども数多くあるので、そういう意味では何も困りません。
  ただ、食料品とかも種類があるものの、量が多すぎることと私が買いたくなるようなものは、 
 あまりありません。だから品揃えは豊富でも限られたものしか買っていないという感じです。
 例えば日本だったら、お惣菜なら煮物とかカツとか焼き鳥とかもあるでしょうけど、
 こちらだとサラダ的なもの、鳥の丸焼き、ピザとかそんなものぐらいかな・・・
 煮物なら自分で作れば良いのかもしれませんが、これはどの家庭もそうですけど、
 換気扇が大変貧弱です。そのため私のように共同生活だと長い時間の煮炊きは匂いが
 こもるので出来ないのです。したがって私はサラダの材料の野菜とハムとかチーズ、
 卵に牛乳、あとは夜のメインディッシュに肉とか魚(マスの類)、鳥の丸焼き、それに
 フルーツぐらいしか買いません。調理するのはパスタぐらいで、誰もいない時に急いで
 作って外のテラスで食べます。肉や野菜を焼くのはテラスにバーベキューグリルがあるので、
 匂いは大丈夫です。ということでメニューはかなり限られていますが、飽きていないので、
 これから米が食べられるようになれば多分問題ないでしょう。
  まとめると?食料品はたくさん売っていますが、ごくわずかのものしか買っていないです。
 コーヒーは最初はスーパーでスタバのハウスブレンドを買ってみましたが、大学内には有名な
 「クリーマリー」というアイスクリーム屋さんがあり、そこでオリジナルコーヒーも
 売っていたので、深煎りの Happy Valley(この名は大学の愛称でもある)というブランドを
 買いました。最初に買った時は美味しかったですが、なくなってもう一度買ったらあまり
 美味しくなく(というか不味く)、味にムラがありました。
  日用品はスーパーにもあるし、近くにTargetというこちらでは有名な何でも売っている店が
 あるので、そこで購入します。セールになると半額とかで安く買えるので靴入れとか机は
 安く入手しました。DIYの店は無いのかと思っていたら、この前紹介されて行ったところ
 凄まじく広い店内にあらゆる材料や工具が売っていて感動しました。でも何も買わなかったけど・・・

  
  Targetの外観、こちらの店はただ店の名前が書いてあるだけで、宣伝的なものが無いので
 何も知らないと何の店だか全くわかりません。小さな店だと売っているものも併記していますが
 この店は何を売っているんだろう?と気になるが入れない・・・という所もあります。
 (本当に知りたければネットで調べますが)

  レジの人は、こちらでも地元の人がパートでやっているので、レジでお客さんと話し込んだり
 してゆるい感じです。それで少し待たされるとしても後ろの人はイライラしません。でも
 レジの人も無教養ではないのでいい感じです(逆に大都市だと変な店員がいます)。
 でも店員さんもあまり専門的な人はいないです。洋服の店でも適当にプラスティックバッグに
 入れるだけで、日本のようにきれいにたたむとかそんなことは一切ありません。サイズを
 聞いてもかなり適当なことしか言わないし、服をコーディネートすることもないです。
 サイズは試して自分の責任で決めるというのがこちら流儀です。私も物によってMが合って
 いたりLが合っていたりと様々でした・・・
  でも人間的には皆明るいので、入れば「ハーイ」とか「How are you?」とか聞いてきます。
 公園ですれ違う人でもそういう声をかけることが多いので、個人的には良いことだと思います。

  私が体験した中で、店員で一番ひどいのは某携帯会社です。ニューヨークで携帯購入するので
 店に行きましたが、まず入ると灰色のシャツを着た人が迎えて、名前や用件を聞かれます。
 この人は用件を聞くだけで「待て」というので、待ちます。その後奥から出てきた
 黒いシャツの人が実際の用件を聞くのですが、出てくるまでに結構時間がかかります。
 また出迎えた店員はまたお客が来れば用件を聞きますが、新たなお客が来ないと暇そうで、
 周りの人とかとほとんど冗談を言い合ったりして話しています。こっちはずっと待って
 いますが気にしないようです。で、出てきた人にまた用件を説明するので面倒です。
 プリペイドのものを買ったので、今後の支払い方法とかを質問すると、表にいる店員は
 こんな基本的なこともわからないみたいで、奥の部屋に入って責任者かわかっている人と
 話して出てきます。5minutes と言って消えてももっと長いので、この時間は全く当てに
 なりません。またネットで支払うときのアクセスコードを教えてくれましたが、これを入れても
 違うと言われ、結局は入力した私のアカウントはロックしてしまいました。で、電話して
 解除しろと表示されるのですが、電話すると自動音声で何段階か行くとそのコードの入力を
 求められるので入れても違います。「だからそれがわからないんだって!」と日本語で
 文句を言ってももちろん対応してくれません。
  仕方なく期限が切れる月末にステートカレッジの店に出向いたら、客の応対は全く同じ
 システムでした。出てきた黒シャツの兄ちゃんにまず店で払い、来月はネットで払うがロックされて
 いると言ったら、「番号は大丈夫だし、ロックは解除された」ということでしたが、家に
 帰って確かめたら、相変わらずロックされたままで、悲しくなりました。プリペイド料金を
 いつまでもネットで払えないし、毎回店に行くのが面倒で、しかも対応が悪いから憂鬱になります。
  そして翌月の6月末にまた店に行ったら、今度出てきた人が初めてコードが違うからと、新しい番号を
 教えてくれましたが(やっと今かい)、パスワードがわかったのだから解除は電話でというので、
 電話をかけたら、今回はようやくオペレーターが出てきて、パスワードも口頭で聞かれたが
 答えられたので、ロックも解除されました。これで来月の支払いができるのかはまだ未定ですが、
 まだ何が起こるかわからないぞ、という意識でネットで支払います(便利なはずのネットでの
 支払いに、何でこんな気持ちにならないといけないのか・・・)。しかも支払った翌日に
 「あと数日で支払い期限だよ、注意してね」というテキストメッセージが届くのでかなり不安に
 なります。当日になって「支払ってくれてありがとう」というメールが来るので、どうして
 迅速にリンクしないのかが不思議です。

  支払いといえば、こちらは圧倒的にクレディットカードなので(発音はクレジットではない)、
 基本はクレディットにしています。日本で作ったカードでほとんど問題はありませんが、
 たまに500ドルを超えると拒否される時もあります。だから航空券とか高い場合は困りました・・・
 安くてもダメなのは、ガソリンスタンドです。機械に入れても受け付けない場合や、カードを認識
 してもzip codeを入れろと言われるので、これは日本のものを入れても桁数が違うから
(こちらは5桁)受け付けてくれません。結局は窓口に行って20ドル分とかプリペイドの申請を
 すれば大丈夫ですが(毎回面倒だし、店員もなぜこのカードがダメなのかと理解できていない
 ので、毎回いろいろ試すから時間はかかるものの)、生活で本気で困ったことはまだないです。
 またインターネットでも、支払いのアドレスがアメリカ国内でないとダメな場合や、スマホのアプリも
 無料だとしてもApp StoreでDLできない、とかあるので、長く住むならこちらで作ったカードがないと
 不便です。私はようやく作れたのですが、まだ銀行と繋がっていないので自動引き落としにならず
 これについても、支払いで少しドキドキするかもしれません・・・
  こちらは check 小切手の社会ですが、私の無知で銀行の口座は Saving という貯蓄の方に
 してしまったので、小切手が作れません(現在申請中だが時間がかかっている)。でも今のところ
 一度も小切手以外はダメという経験は無いので、結構大丈夫です。小切手と同等で受け付けるのは
 Money Order というやつで、これは郵便局で作ってくれます。こちらで作ったクレディットカードで
 払ったものが銀行が繋がっていないから check を送れとなるはずなので、早く申請中の小切手が
 来ないかと待っています・・・。でも小切手がこれまで全然必要無いのは私ぐらいなもので、
 多くの人はは家賃とかは小切手払いだそうです。私の場合はマックスが "Cash is fine!"と
 言ってくれたので、毎月現金払いです。これからアメリカ生活をする人は銀行口座はチェックで
 アメリカののクレディットカードも必要だと認識したほうがいいと思います。
  そんなこちらの生活です。

  2016年 7月 6日(水)

  <車や交通>
  私は車通勤ですが、時間的には毎日あまり変わらない時間に学内の指定駐車場に
 入れています。駐車場は6階建てで緩やかなスロープのところに停めていくので
 収容台数はかなりだと思います。朝9時に入れるとだいたいこの辺とかわかるように
 なってきましたが、夏休み後はかなり空いています(学生は停められない駐車場
 なのに・・・たぶんマックスのように夏は大学に来ない人もいるのでしょうね・・・)

  
  いつも停めているEast Deck駐車場

  
  朝だとびっしりと車が停車しています。わかりづらいが・・・

  
  5時過ぎだと多くの車が帰っています(笑)。枠線が駐車スペースです。
  
  しかしある金曜日、8時半なのにパーキングが長蛇の列で、入口に Swimming Park と
 看板が立っています。どうもその週末は室内プールの公開日のようで、たくさんの
 周辺の住民が人が来ているようです。若者もいますが、おじさんおばさんから
 お年寄りまで・・・しかもみんな横にも大柄なのでプール場での光景が凄そうです。
  駐車場の職員も、いつもの朝は入口のブースは不在なのに、今日は中にいて、皆の
 駐車許可証のタグをチェクするので驚きました。一般の人と分けるために今日は
 学内者であることを認識しないとまずいからなのでしょう。このように入口にいるのは
 その時しか経験していませんが、出口のブースではお金を払うので普通は職員が
 います。しかし、時間によっては不在なこともありゲートも開いているので、当然
 何時間駐車しても無料で出られます(駐車料金は基本1時間1ドルです)。
  私は車の登録が取れて帰国までの駐車場料金を払って堂々と駐車できるようになり
 ましたが、それまでは毎回出口でお金払っていました。でも夏休みに入った最初の週は
 全く人がいなくて、毎日タダだから、許可証をとったほうがいいのか迷いました(笑)
 でも2週目から大抵は係員がいます。でも出る時にタグを見えろという人や、
 全くノーチェックの人など、係員によって対応は全然違います。
  駐車料金は月37ドルでした。「結構高いぞ」という教員がいたので、窓口で恐る恐る
 聞いたら月に4000円ぐらいなので驚きました。2月までで3万円ぐらい払ったのですが、
 日本ではこれはほぼ1ヶ月分にあたるから安い、と言ったら逆に係員に驚かれました。

  以前書いたように、車は左ハンドルで右側通行なので運転は大変そうですが、私は
 左に入ることもなく、問題なく運転しています。こちらの交通ルールで日本と違うのは
 小さな交差点なら「赤信号でも右折可能」ですかね・・・日本でいう左折可能交差点が
 基本という感じです。でも少し大きな交差点は右折用の信号があり、これが赤だと右折
 ダメと書いてあります。守る人が多いですが、ステートカレッジのような街だと交通量も
 そう多くないので、見通しの良い交差点で車が来なければ、赤でも右折する車は多いです。

  
  この車は信号が赤でも右折しています。これでも全く違反ではありません。
  
  右にあるサインボードがあるときは、赤信号では右折できないということですが、
  守っていない車も多いです。でもニューヨークのマンハッタンだけは全ての交差点が
  右折禁止で守らないといけないそうです。

 でも最初はわからないから私は曲がりませんでしたが、それでクラクションを鳴らされる
 ことはありません。最近は曲がることにしていますが、それで捕まるのかはわかりません・・・
  逆に左折はもちろん信号に従いますが、赤から青に変わる時、まず左折の車を先に
 通してしまいます。下の写真のように直線は赤なのに左だけは青ですが、これは日本のように
  
 最後に右折車を通すのではなく、最初に左折車を出す仕組みです。この方が交差点の
 見通しがいいから便利だと言っている人は多かったです。

  ステートカレッジは道が広いので運転しやすいです。5車線のところが多く、上下
 2車線ずつと、真ん中は左折用の車線で左折したい車はそこに入るという仕組みに
 なっていて、これは便利だと思いました。でもピッツバーグのように大きな都市だと
 そういうところは少なく、途中で左折の車が対向車の様子見で止まっていて、これは
 日本と同じ光景でした・・・

  
  ステートカレッジの5車線道路。黄色のラインで囲まれた車線が左折専用レーン。矢印は
  対向車線の左折車のためについていますが、もう少し行くとこちらの左折車のレーンとなります。
  結構便利な気がします。

  あともう一つ大きく違うのは、こちらの小中学校は、基本バスで通うようですが、その
 スクールバスが生徒を乗せるために停車しているときは、後ろの車が抜いてはいけないし
 2車線とかの道路だったら対向車も止まらないといけません。バスがチカチカ光って STOP
 というサインを出すので、これが出たら車は停車します。守らないと捕まります。夏休みなので
 ほとんどスクールバスと遭遇しませんが、これは本当に気をつけないとならない事項です。
 (なぜ対向車が止まるのかは、遅れて走ってくる生徒が反対側から飛び出すこともあるから
  だそうです)

  ハイウェイは街と街を結ぶ高速道路のようなものですが、いきなり街に入ると速度も
 制限されるし、信号が出てくるので注意が必要です。70マイルから急に55マイルに
 なったりするので、こういう時にスピード違反で捕まるようです。遠出した時は必ず
 どこかでスピード違反で捕まっている車がいるので、注意しています。日本と同じように
 覆面パトカーとかが走っていたり、横道で測っていることもありました。こちらの車は
 クルーズコントロールがあるので、ハイウェイではその制限速度のプラス2〜3マイルで
 設定していれば、アクセルを踏む必要が無いので便利です。プラス15マイルまでなら
 大丈夫と言われたりもしましたが、捕まるのも嫌なのでせいぜい5マイルアップにしています。
 それでも急に速度が変わるとずいぶんオーバーしているので焦ります。右側を走っていれば
 左側を速い車が抜いていくので問題ありません。
  でもニューヨークとか大都市に近づくと交通量や車線が多くなるのでかなりストレスです。
 車も慌ただしくなりクラクションも多く聞こえるようになり、やはり田舎の街がいいなあと
 感じます。でも車で移動しないと不便だから結局は車を使うことが多い生活でございます。

  2016年 7月 5日(火)

   今週は実験などしているので研究室と家の往復が多いため、あまり書くことがありません。
  でも「この滞在記を楽しみにしている人がいる」という情報を得たので、反応を聞いたのが
  ありがたく・・・少しこちらの話をします。
   
  <空調>
   ここ、ステートカレッジは北海道並みの緯度ですが、今は蒸し暑くなくて爽快な気候です。また
  梅雨も無いので、結構快適です。さらに日中は30℃近くなっても熱帯夜はほとんど無いです。
  ということで日本だったら爽やかなので冷房もそう必要無い感じですが、こちらの建物は冷房が
  ガンガンに効いています。設定温度は71℉ぐらいみたいです。全部華氏なのでピンときませんが、
  摂氏だと21℃程度ですから低すぎます。しかも寒いような日でも冷房が入っているし、これは
  研究所全体の設定でこちらでは調整できないのでびっくりします。また私の机の近くの天井に
  ぶっきらぼうに菅が出ていて、ここから冷房の風が出ていて驚きました・・・
   
   研究室の天井からいきなり出ている冷房の管

   空調が部屋とかで制御できない仕組みは、どこでもそうらしく、ニューヨークの友人がいる会社も
  夏の冷房のせいで多くの人(日本人)が風邪をひくと言っていました。また出かけた先のホテルでは
  部屋に入るなり震えがきて、設定温度を見たら65℉となっていて、これだと摂氏18℃だからたまげ
  ました(これはスイッチOFFにできましたが)。
   でも研究室にいる人は皆薄着かというと、そうでもなくて長袖の人もいます。女性で着込んでいる
  人を見ました。じゃあ省エネのためにも設定変えれば良いのにと思いますが、そういうことはないの
  でしょうね・・・また逆にそんな中でもどんなに寒い日でも、いつも半袖短パンの人というのも多い
  ので、これはかなり驚きます・・・やはり大柄なせいでしょうかね・・・学生も薄着の人が多い
  です。でも私は研究室ではパーカーを買って、上から着ています。キャンパスを歩いている人も、
  アジア系の人は上に着るもの持参とか長袖の人が多いですね。でもこの研究室に東アジアの人は
  いないので、私だけ寒がっている感じです。
   でも一概に「大柄」というだけでこの冷房の低さがあるのではないことも、わかってきました。
  自宅の空調も各部屋では制御できず1箇所でオンオフをする仕組みなのですが、1階にいるマックスは
  75℉という設定で満足のようです。でも2階にいる私ともう一人のアレックスは、設定温度が75℉だと
  やや暑い気もします(暖かい空気が上にあり実際はもっと暑い)。でも暑いというほどでもないか
  ら私はこれでいいのですが、アレックスは「暑い!」となるらしく、夜中にいきなり70℉とか設定を
  変えてしまいます。そうなると薄いタオルケットだけで寝ていた私は、夜中に寒くて目が覚める
  ことになり、勘弁して欲しいです。ちなみにマックスもアレックス、2人とも大柄ではないので、
  少なくても設定を変えてしまうアレックスは(またアメリカ人は)暑がりなのかもしれませんね。
   さて、このままでは毎日夜中に寒くなり、風邪ひくことも夢ではない?ので、家にある装置の
  タイマーを研究した私は、午前3時に温度が75℉になるように設定し(つまり午前3時に
  冷房が自動で切れるように設定)、明け方までずっと寒いのは避けようとしてみました。でも翌日は
  明け方も寒くて、設定を戻されたかとがっかりしたのですが、設定は75℉になっていて、普通に
  外気温が65℉ぐらいまで下がっていたのでした、こういうことはよくあるそうで、気温の乱高下は
  当たり前のようです。
   日本ではそれこそ春になったら冬物はしまうと思いますが、こちらでは夏になっても冬物をしまう
  ことはないという話でした。洋服の店やスポーツ用品店では、今の季節のものを売っていますけど、
  厚地のものもたくさんあるので(ダウンだけはなかったが)、日本のように夏物中心というような
  売り方ではなくて、長袖やセーターも売っています。
   夏でも1日の気温差が20度ぐらいもある日も珍しくないそうで、夕方いきなり摂氏10度近くまで
  下がり震えるなんてこともあるそうです。それはそれで体験してみたいものですが・・・

  2016年 7月 4日(月・祝)

   今日は独立記念日で私が中学の時に建国200年で話題になっていたのを覚えていたので
  今年は240年ぐらいのはずですが、そういうお祝いは見ませんでした。10年後は盛大かも
  ですが・・・ここステートカレッジでもいろいろお祝いのイベントがあったのでしょうけど、
  このところの外出で疲れていたのと天気が悪かったので、出かけなかったためにイベント関係の写真は
  ありません。すいません・・・
   こちらの人たちも翌日話を聞いたら「この日は雨が降らないのに」とか意外がっていました。
  記念の花火も寒くて風がなくて煙とかが充満して、離れた所から見た人は途中から見えなくなって
  しまったということでした・・・私は行かなかったので花火の写真もなく、すいません・・・・

  2016年 7月 3日(日)

   ペンステートの日本人教授の村上さんから誘っていただいて、ハイキングに出かけました。
  10時に迎えに来ていただき、車で出かけ、昼を現地で食べて歩くというアメリカンスタイル?
  なものです。行先は Canoe Creek State Park という所でした。良い公園でした。
  
  村上さんと化学のポスドクの山上さんと奥さん。バーベキューでホットドッグとコーンを
 食べました。その後ハイキングをしました。
  
  登山道も整備されていますが、階段を作るとかそういうことはなくて、山道も除草した
 道を直線的に登るというすごいスタイルです(最初の登りは直線がずっとできつかった)。
 こんな感じで道も傾いているところもありました(笑)これはこれで面白いです。
  昆虫写真は戸定の昆虫に出しましたが、一緒に行った3人は化学の人たちなので、昆虫に
 惑わされることなく進みますが、私は写真とか撮るので常に遅れていました・・・

  2016年 7月 1日(金)

   私はサバティカルでアメリカに来ていますが、研修という名目で実験もしています
  (JIKAウイルスの蛋白をクローニングして、それはうまくいったので、研究室の准教授は
  かなり喜んでくれました)、それ以外にも昆虫を見に出かけたり、観光なども行う
  つもりです。国際課の職員も「あなたたちはこのアメリカの文化を見るというのも一つの
  目的であることを認識してほしいです」と言っていました。だからどうだと言われそう
  ですが(笑)、今回は完全に観光目的で、初めてピッツバーグの街に2泊したので、
  街の紹介をします。先月末決意を新たにして観光かよ、というツッコミは・・・すいません・・・
  
  ハイウェイを走りますが、こういう空の雄大な感じは日本では味わえないですね・・・
 この光景にいつも感動します。本当に広大な国なんだなあと思います。
  ピッツバーグは川に挟まれた街なので、橋もそれなりに多く架かっているものの、
 やはり交通渋滞はすごかったです。街に入るのにも出るににも時間がかかりました。
  
  パムはピッツバーグ出身だったので、オススメのスポットとして Incline という所を
 教えてくれました。ケーブルで山を登ると街並みが一望できるという場所でしたが、
 ケーブルカーも空いていたし景色も素晴らしかったです。
  
  ケーブルカーはStation Squareというテーマパーク的な観光地の近くから出ていますが、
 Station Square内には全く案内がないので、朝食を食べたカフェで聞いたら、建物の裏の
 通りの向こうだというので、行ってみたらありました・・・
  この小さな建物の真ん中のドアに「入口」と書いてあるだけで、他には何も書いてない
 のが素晴らしい・・・日本なら大きな看板が至る所にありますよね・・・
  
  建物の横に看板がありました。1870年からやっているようですが、派手に出ていないのが
 かっこいいです。彼らからすると当たり前なんでしょうけど・・・
  下の建物には本当に誰もいなくて自動販売機があるだけでした。しかもチケットの種類は
 ガイドを見ないとわからない感じで、私は迷いましたが無事に往復券をゲットできました。
 (住民の足にもなっているので、チケットの種類がやや多かったのでした・・・)
  上の建物には係のおじさんがいて、チケットを機械に触れたら「往復」とランプがついたのか
 「お前は降りられる!」と褒められました(笑)
  
  このケーブルは先頭に乗って写真撮ろうと思ったら、上の方は裏側という感じで窓も
 装飾があって外を写せません。一番下のボックスに乗って下を眺めるのが正解です。
 普通に上側に乗ろうとして驚きました。
  
  川に挟まれた雄大な景色は良かったです・・・

  街並は古いけど緑も多くいい街でした。ソースとかの「ハインツ」の名を冠した施設が多い
 ので、調べたらやはりこの地で1876年に創設しているようで、工場も1890年から動いて
 いるそうです・・・ まさにこの土地の顔の企業なんですね。
  
  これはハインツホールというコンサートホールです。ここに用事がありました(笑)
   とっても良かったです。
  
  ピッツバーグ動物園にも行ってみました。
  
  これは敷地内に併設されている水族館ですが、どこも良い雰囲気で、各動物の展示は
 わかりやすいです。
  ペンシルベニア州は体格のいい人が多いのですが、この写真の中にも痩せた人はほぼ
 いません。私の住むステートカレッジも全く同じです。ローティーンの子からもう太り
 気味の人が多く、ピザとかたんまり食べているので心配になります・・・反面教師が
 多いせいか私は痩せました(笑)
  
  そんなにじっくり見なかったのですが、動物の展示はこんな感じ・・・奥のレストランの
 前にいるのももちろん本物です。
  
  6〜7歳の子供たちのための半日キャンプと8〜9歳の子供たちのための1日キャンプツアー
 などがあり、楽しそうです。たくさんの子供が嬉しそうに列を組んでいました。またこのように
 飼育員の一般向け講義もありました。彼が手に持っているのはヘビです。
  
  また、展示と展示の間でも、実際のゾウの大きさを体感するコーナー(左)や
 道路標識を出してその下にその意味を書くなど(右:シマウマはジグザグに走って
 敵の追撃を避ける)の工夫もありました。
  
  ホッキョクグマの展示にも力を入れていて、これは下から水中の姿を見せる
 コーナーでした。空いているから良かったものの、皆立ち止まって動かず、掃除の
 お姉さんまで働かずに、ずっと見ています(笑)こういうところはかなり自由ですね。

  この日は夜にピッツバーグパイレーツの本拠地であるPNC parkに行きました。
 
  ホテルから球場までシャトルバスが出ていて、それに乗って降り立つと街は大雨で
 かなり濡れましたが、少したったら晴れました。虹を探しに出たらありました!

  しかし虹のご利益はなく、球場に小さいカバンを持って行ったら、入口の係員から
 「今日はカバンは持って入れない」と冷たく宣言されました。預けるところは日本と
 違って全く無いし、今日のホテルは遠いしと盛んに訴えたのですが、全く取り合って
 くれません。でもよく見ると持っている人もいるので・・・?でも私は許してくれず、
 他の入口に行っても、どうも目立つのか?他の係員でもダメでした。そこで考えて・・・
 昨日泊まったホテルは少し離れているが、歩いて行ける距離なので、行って事情を
 訴えて、このカバンを預かってくれないかと、交渉することにしました。
  必死に走ってフロントで話をしたら、意外に結構あっさり預かってくれて、本当に
 ホッとしました・・・テロ以降厳しいのですね・・・次回からは手ぶらで行きます。
 
 
  その後も長い列を通り過ぎ、球場に入っても案内はいないので、どこに行くのかも
 わからず、また係員についても対応がいい加減でしたが、なんとかグランド内の席に・・・
 一番上まで超満員です。前座はもう終わっていました・・・でも間に合って良かった!
 
  Billy Joelのコンサートです。ステージはこんな感じでしか写りませんが、スクリーンは
 写せました。もうヒゲも白くなって歳を感じますが、40年間ファンの私には嬉しい限り・・・
 しかも以前NYで見たときより曲も多いし、ゲストも出るわで大盛り上がりで感動しました。
 
  アンコールのライト点灯、昔はライターだったのですが、今は携帯のライトが主流です。
 私ぐらいの人が多いけど、若者やお年寄りまでみんな歌っていて国民的な歌手という
 感じがしました。本場で見るのはなんともいいですね・・・
  9時から11時20分までやって、街は球場の人で盛り上がっていました。

 
  球場からでて橋を渡って街に行くとき、斜面にライトアップが見えました。もしかしたら
 Incline?・・・でもちょっと違うか?・・・・忘れられない一夜になりました・・・