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  2017年 2月 11日(土)

   とうとう帰国となりました。  
   
   預ける2つの荷物と手荷物が3つ!どれもパンパンです。楽しかった思い出とともに
  帰ります。
   
   
   雪景色となったニューヨーク郊外です。また近いうちに短期間でも行こうと思います(笑)
  ということで、お伝えしましたこの滞在記もおしまいとなります。「楽しみにしている」と
  いう伝言を聞いて続けられた気もします・・・本当にありがとうございました。滞在記は
  終わっても「戸定の昆虫」は続けられると思うので、どうぞご覧ください。

   というわけで?、今回の思い出を・・・
   
   

  2017年 2月 5〜10日(日〜金)

   帰国前に、アメリカ雑草学会に出る後輩にくっついて開催地であるアリゾナに行きました。
  アリゾナに行くのは、元園芸の久保田さんに会いに行くという目的もあったのでした・・・。

   
   しかい、本当に圧巻の景色でした!これは滞在したホテルのすぐ近くにある州立公園ですが、
  子供の頃に描いたようなサボテンが!見たことのない景色に感動しました。
   
   
   ここは砂漠だそうですが、砂丘ではなく荒野という感じです。気温25度ぐらいですが、
  季節的には冬だそうで、落葉樹などは枯れていました。この州立公園は山の麓的な位置に帯状に
  サボテンが乱立していました。

   
   アリゾナ大学の Campus Agriculture Center に行きました。
   
   久保田先生の案内で、彼女のハウスとか見せてもらいました。久々に会えて嬉しかった!
   
   温室群をバックに・・・撮影してくれたのは久保田さんのご主人のマークさんです。
   
   
   彼女のオフィスの入口で。見慣れた?ラベルが貼ってありました(笑)

   その後、キャンパスに入り久保田さんが予約してくれた昆虫標本館を見学しました。
   
   農学部玄関校舎。見えづらいですが、一番上に AGRICULTUREとあり、その下の3つの扉の
  上には農学部の柱である "RESEARCH" "EDUCATION" と "EXTENTION" の文字が刻まれています。
  この建物の4階に昆虫の部屋がありました。

   
   説明してくれた Collection Manager のGeneさんと。彼は微小な甲虫の専門家でした。でも様々な
  昆虫に詳しい人で、「今は冬だから7月の頃に来たらいろいろ教えてあげよう」と言われて、本気で
  また行こうかと思います。この地域の昆虫の標本が充実しているので、見ていて飽きませんでした。
  また彼は日本が好きだそうで、三船敏郎が一番好きな俳優で坂本龍一が一番好きな音楽家だそうです。
   この写真を送る約束をしたので、日本の情報なども教えてあげようと思います。これまた素敵な
  出会いを持つことができました。

   午後からは久保田夫妻とこの時期にツーソンで開催されている ジェムショーに行きました。これは
  大規模な鉱物や化石の展示販売をするもので、ツーソンの各地で開催されています。アリゾナは鉱物や
  化石が出るようなのでこうしたショーが毎年あるんだそうです。2箇所行きましたがすごい規模でした。
   
   1箇所目の会場は、モーテルを借り切って各部屋に店が入っている所でした。
   
   庭的なスペースに恐竜が!もちろん置物ですが、風景とマッチしていて本物のようです(笑)
   
   奥の建物(モーテル)の各部屋に店が入っていて鉱物や化石、宝石などを売っています。
   
   こんな感じです。私は昆虫が入った琥珀を買うことができました!講義で学生に見せられるので
  なんだか嬉しいです。

   
   こんな大きいアメジストとかもゴロゴロしていました。日本で買うよりは安いのでしょうけど
  それでも立派な値段がついていました。久保田夫妻です。
   
   2軒目は大きなテントにたくさんの店が入っていました。
   
   色々な店が山ほどあります・・・
   
   昆虫の化石も売っていました。これはトンボですが、水に落ちて大量の砂が上にかぶさって
  このような化石になったわけですから普通は腐るものが化石になったということで貴重なもの
  となります。1億5千万年前のジュラ紀のもので850ドルでしたが・・・値段に諦めました。
   
   売り場の人はバッタだというのですが、脚なのかなあ・・・トンボのようにも見えます・・・
   
   確かこれは上のトンボよりもっと高い値段が・・・こういう化石は恐竜博とかの薄暗い片隅で、
  ガラスケース等に入っているので、写真撮りにくいのですが、何も遮るものがないところで自由に
  写真撮れるのが良かったです。これも講義で使える(笑)
   
   これはハエの蛹という説明でしたが、値段は手頃なものの、これではよくわかりません(笑)

   すいません・・・昆虫ばっかり見せても一般受けしませんから・・・
   
   こんな立派な恐竜の骨もなんと売り物で、よく見たらもう売却済みです・・・博物館が
  買うんじゃないのか・・・まさか一般人が?もしかして、とある国の人が買い漢方薬に・・・
  ものすごくいろいろなことを、この骨の前で考えてしまいました・・・
  
   
   久保田夫妻は魚の化石を購入するつもりでしたが、予算と折り合わず・・・でもこの店が良い値段で
  売っていて赤い服の店員さんの目の前にあるものをお買い求めでした。見ていると欲しくなるので
  かなり危険なショーであることがわかりました・・・

   最後に豊かな自然が残る地域に連れて行ってくれました。
   
   昨日行った州立公園はサボテンは帯状に生えていましたが、この場所は山の上の方までびっしりです。
  雄大な風景に言葉を失いました・・・
   
   あまりに雄大で・・・久保田さん、どうもありがとうございました。彼女はこの夏オハイオ州立大学に
  移るそうで、またオハイオにも行きますと約束してお別れしました。ここでもいい体験をしました。

   翌日は後輩と多肉植物の専門店へ行きました。
   
   いくつもの温室にびっしり・・・多肉植物好きにはたまらない場所でしょう・・・私も買いたく
  なったがもう荷物に入らないと思ったのでやめました(笑)
   
   その後、Desert Museum に行きました。植物園と動物園が合わさったような所でしたが
  いいところでした。
   
   敷地内の空間も雄大でございました。友達同士のような?後輩とサボテン・・・

   
   動物園ではピューマがいました。マウンテンライオンとか別名も多いです。ペンステートの
  シンボルでもあります。他の動物園で見てなかったのでようやく会えたね・・・
   
   コヨーテもいました。こちらの発音はカヨートという感じでした。翌日州立公園入り口で
  野生個体も見ました!でも写真は撮れず・・・
   
   これは野生のハチドリです。すごく小さかった・・・野生個体が見られて嬉しい!

   
   こんな看板があるのもすごい!

   これで帰るつもりが、帰りの飛行機のチェックインができない!と思ったら、なんとフライト
  キャンセル!理由はニューヨークが大雪だから飛行場閉鎖だそうで・・・こちらはこんなに
  いい天気なのに・・・仕方なく足を伸ばしてさらに観光モードに・・・
   
   フェニックス近郊のキャンプを視察しました・・・斎藤佑樹選手です。
   
   ここはマリナーズのキャンプ地でして、一角にこんなものが・・・イチローもいて感激!

   
   そして最後はまたアリゾナに戻りここは別荘地でもしたが、本当に手付かずの場所もありました・・・
  これはかなりすごい景色で息を飲みました・・・

   
   どうして別荘地に行ったかというと、恐らくここが Paul McCartney Arizona Ranch なのです・・・
  見られて感動しました・・・しかしすごい所です。もちろん入れませんでしたが、見ただけで感動!
   
   良い所でした・・・

   翌日は飛行機が飛んだので帰ることができました。
   
   夕方のJFK。まだ雪がたくさん・・・

  2017年 2月 3〜4日(金〜土)

   今回のニューヨークで、1日だけマンハッタンに行ってみました。
   
   ここはニューヨーク52番街 (52nd Street)、もう30年近く前のアルバムタイトルなので、
  個人的に気になる場所でございました・・・
   
   また昨年のアルバムタイトルになった場所も近くにあります。
   
   ジャケットは、この場所の反対側(左側)から写したのようですが、その時はよくわからず
  正確な写真にならず残念です・・・
   
   地名的には、看板の通りですが、アルバムタイトルは"57TH9TH" となっています。
  すいません、どうでもいい話題で・・・

   用事としては、トートバッグを買いに出たので、トートバッグの聖地のような本屋に
  行ってみました。
   
   外側は改修で見えづらく、残念でした・・・
   
   店内ですが、とても本屋さんには見えませんね・・・

   翌日はアリゾナが夏みたいな気温だということを忘れていたので、1枚夏服を買うため
  ショッピングモールに行きました(全部送ってしまった・・・アホだ)。
   
   これまでステートカレッジとニューヨークの往復に使っていた Tappan Zee Bridge
  です。ニュージャージーからニューヨークに入るには、George Washington Bridgeと
  Lincoln Tunnnel が有名ですが、どちらもNYCに入るのには $15の通行料を払います。
  一方この橋は、マンハッタンからかなり北になるので通行料は $5 です。後輩の家が
  この橋に近いのでカーナビでもこの橋を通るようにナビされますが、毎回通っていたので
  今回はこれが最後だと思うと感慨深いものがあります。
   橋の右に、新しく架かる橋がだんだんできてきました。次来る時は新しい橋を通るの
  かもしれませんね。

   
   モール内の宝石売り場の一角にありました!単なる野次馬写真ですいません。
   
   モールの中が吹き抜けになっていて、そこにアスレチックがあります。命綱がつく
  本格的なものでやってみたくなりました(笑)その他に観覧車やメリーゴーランド
  などもあって1日楽しめるようなところです。

   
   フードコートには日本食の店も2件ありましたが、一つは寿司とかで普通でしたが
  こちらは「オイシージャパン」というすごい名前ですが、メニュー的にはかなりおかしな
  炒め物中心で、日本で食べないだろうという感じ・・・ちなみに食べませんでした・・・
 
   
   融雪剤撒きまくりのこちらでは、雪の日とかに運転すると、こんな感じでいっぱい塩が
  跳ね上がります。錆びるのではないかと心配ですが、痛むんでしょうねえ・・・

  2017年 2月 2日(木)

   今日は、後輩宅でいろいろ作業とか仕事していました。
   
   こんな部屋です。マンハッタンのグランドセントラル駅から40分のところにある
  Hartsdale 駅から徒歩10分ぐらいのハイグレードアパートです。

  2017年 2月 1日(水)

   ニューヨークに着いた翌日、車を売ることにしました。思えば昨年4月に来た時も、
  翌日車を購入したのでした・・・あの時は何もわからないまま車を購入した感じでした。
  今はいろいろ体験した後で、何だか少し違う自分がいる気がします。
   39,860マイルで買った車も、今日見たら52,765マイルで、9ヶ月で12,905マイル
  運転したわけです。キロにすると 20,648kmですから、9ヶ月にしてはすごいなあと
  実感、ディーラーの店長も「この辺りの人の倍乗ってます」ということでした。荷物が
  多かったので、この地で車を売るしかなかったため、ディーラーにしましたが、周りの
  人からは「個人売買の方が高く売れる」とよく言われました。もちろん高く売れれば
  それに越したことないですが、手間暇を考えるとこれでいいかなと妥協したところも
  あります。買ったところだったので買い取り価格も結構上げてくれたし、個人的には
  満足しました(個人売買だとドタキャンも多いそうだし・・・)。

   そして、最後に・・・この地でいつも一緒にいた相棒と記念撮影・・・
   
   昨日の雪道で、前のプレートが見えないぐらい汚れていたのが、隣の店で洗車したら、もう
  よその子のような外観になり、寂しくなりましたが、使ったプレートと共に記念撮影です。
   
   店長と共に・・・車の売買では、車のタイトル書類の裏面の「売却時オーナー」欄に
  サインして、それが本当であることを公証人に認めてもらうのですが、こちらでは必ず
  銀行に公証人 notary がいます。そこでディーラーと契約している近所の銀行に行って
  notary を呼んでもらいましたが、生憎いないとのことで、次の支店へ・・・でもいなく
  て、店の周辺の支店はダメで少し離れた駅前の支店に行ってもダメで、結局は銀行で
  前にある薬局にも notary の資格を持った人がいると教えてくれたので、そこに行って
  私のサインとIDを出して証明してもらいました・・・契約銀行でないからお金がかかる
  そうで、高いのかと思ってどうしようと思ったら、なんと2ドル!日本でやったらもう
  少しかかるのでは(笑)そんな体験をしたので、駅のところで写真を撮ったわけです。
   後ろに見えるのは Hartsdale の駅舎です。スタバが中に入っています。電車の
  切符は駅のホームの自販機で買い、車掌さんが点検するので基本的に今は駅舎を
  使うことはないので、スタバが営業しているという感じのようです。

  何と店長のブログでも、似たような写真が使われていました(笑) 
   http://la.gulliverusa.net/jp/index.php/store/new-york/