戸定の昆虫 2019-2 (4~6月)


 いろいろ公的に忙しくなってしまう今年度ですが、時間があれば昆虫を撮影していきたいです。


 2019年 トップ

  6月 28日(金)

  今日から週末は出てしまうので、このページ最後の写真ということで暇もないのに撮影だけしました。 
  
  昨日撮ったのにツツジトゲムネサルゾウムシが気になります。来年は蕾内の幼虫も撮影したい。
  
  良い感じの写真が撮れて満足です。あと、ナガタマムシの一種もいました・・・・
  
  4ミリほどしかありません。ツツジにいる種なのかもしれませんが調べてもよくわからず・・・
 ただ、問題は右前脚に寄生性のダニがついているようなのです。他の昆虫でダニがついているのを
 観察するときは比較的大きな昆虫についているので、ダニは目立ちませんが、これだとほとんど
 邪魔な状態です・・・・ちょっとびっくりしました。
  ではまた来月・・・来月はいきなり沖縄出張です。

  6月 27日(木)

  先日行った試験でツツジコナジラミを見ていたら、他に小さいゾウムシがいることを教えてもらいました。
 2ミリほどしかないゾウムシです。拡大してみると口吻は長く、大きい虫なら人気者になっていたかも・・・
  
  でも新芽をかじる悪い奴でした。調べたら ツツジトゲムネサルゾウムシという種で、さらに
 幼虫がツツジの蕾に入り込んで加害する、親子揃って悪い奴でした。
  
  だから大きかったら大害虫になりますね(笑)せいぜい2ミリぐらいしかありませんでした。
  
  こちらは休止している個体、口吻がわかりにくい・・・

  一方、こちらがツツジコナジラミです。
  
  こちらは1ミリちょっとしかなかった・・・葉裏には幼虫もいました。
  
  このツツジの上にはアシナガバエの仲間もいましたが、ホソアシナガバエ亜科であることは
 わかりましたが、種名は・・・うーん難しい・・・
  
  接写リングを付けていたので拡大写真を撮影できて嬉しい!ツツジコナジラミを捕らえて摂食して
 いました。大きさは5ミリ位はあったかな・・・アシナガバエが天敵昆虫になっているところを確認
 できました!  

  6月 25日(火)

  真ん中のカメムシがどうしているかと見に行ったら・・・カメムシがだいぶ減っていました。
  (左は18日、右は今日の撮影です)
  
  しかも以前幼虫を守っていた方はいるのに、低い枝で卵を守っていた個体が3頭もいません・・・
 いずれの個体も葉ごと消えていますが、風で飛ばされたのではないと思うので・・・あまり考えたくないが、
 今回は場所がわかりやすかったので・・・かなと・・・ 残念な結果となりました・・・
  幼虫はミズキの実で大きくなるので、観察したら戻して欲しいなあ・・・
 
  
  もう2齢幼虫になったので、そろそろ解散ですね・・・私のせいで何頭かが災難に遭ってしまい
 申し訳ないです・・・

  6月 23日(日)

  「サンデーモーニング」の中継で使われた、エサキモンキツノカメムシたち
  
  まるでそこに付けたように3頭のカメムシがいましたが、もちろん自然のままの姿です。
  
  一番左のメスは卵を守っています。
  
  一番右のカメムシは、しばらく前から卵を守っていたので1齢幼虫が孵化していました。
  
  真ん中のカメムシは雌のようですが、まだ産卵していないようです。ここが気に入って産卵するのか
 テレビに映りたかっただけなのかは、まだ分かりません。明日も観察してみようと思います。
  他にもあと3頭のメスが卵を守っていました。
  
  
  
  低いところで産卵してくれていて良かったです。例年より今年は産卵時期が遅いので、中継には
 ちょうど良かったです。
  オスもいましたが、ミズキの木ではなく、下のツツジとかにいました。
  
  オスの方が紋が黄色いのが分かりますね。体もやや小さいです。
  ツツジつながりで・・・
  
  やはり単にとまっていたサビキコリです。
  ツツジを餌とする昆虫もいました。
  
  ルリチュウレンジです。この木だけ結構食われていました。
  
  アカスジチュウレンジとニレチュウレンジとこのルリチュウレンジと3種類のチュウレンジハバチが
 食害しているこのキャンパスは、チュウレンジハバチが暮らしやすいところなのでしょうかね・・・

  6月 21日(金)

  日植防の研究所で作業前に遭遇・・・
  
  自分の体よりかなり大きいイモムシを運ぶサトジガバチです。驚かしてしまったので、一時幼虫から
 離れましたが、また戻ってきたところ。麻酔されていても糞は出せるようで近くに落ちていますね。
  
  黄色い線にややピンクがかった紋がついていますが、アヤモクメキリガではないのでもう少し調べます。
 ハチが運び出すと意外に速い速度で幼虫を抱えて連れて行くのでびっくりしました。
  
  どんどん進んでいきます。
  
  砂利のところにも行きますが、途中で様子を見たりしています。
  
  ゴツゴツしていても構わずすんでいきます。
  
  少し小高いところも上りますが・・・結局は彼女も迷っているのか同じところを何度も行き来しはじめ、
 巣に運び入れるところは見ることができませんでした・・・園芸でもいたら写真撮りたいが・・・

  6月 4日(火)

  試験で必要なアメリカシロヒトリを採集しに筑波に出かけました。目的を達成してほっとしましたが
 帰りに気になるミドリシジミを観察しに行きました。
  
  暖かい日だし晴れていたので翅を開いてくれませんでしたが、まだ新鮮なオス個体でした・・・
 今週は忙しいのでもう来られないから、梅雨に入ってしまうしなあ・・・また次の機会に・・・
  細長いゾウムシがいました。
  
  カツオゾウムシよりやや細くて小さかったので調べたらナガカツオゾウムシという種でした。
 鱗片が全く落ちていないので、これも新鮮な個体のようでした。
  
  ジョウカイボンがいました。ただとまっていただけなので今度は摂食とかしている写真を
 撮影したいものです・・・
 
  時間は遡りますが、朝、学内のミズキにエサキモンキカメムシがいないかと探したら、他の
 昆虫が休んでいました。
  
  この時期に多いホリカワクシヒゲガガンボです。こうしているとわかりませんが、飛んでいる姿は黄色と黒で
 脚の長いハチのように見え、怖がる人もいますが、ハエの仲間ですから決して刺さないから大丈夫です。
  ガガンボにしては脚も太くて丈夫そうに見えます。

  5月31日(金)

  学内にいる試験用の昆虫の発生状況を散策しながら調べました。でも関係ない昆虫の写真が
 並びます。
  
  エノキの葉にヒシモンナガタマムシ(菱紋長玉虫)がたくさん発生していました。鞘翅の後部に
 見える菱形の紋以外にちょっとわかりにくいですが、頭部の額にあたる鱗片の金属光沢が美しいです。
  
  横から見るとこんな感じ。額の部分は他の部分と違う鱗片になっているようです。
  
  これは休んでいる個体でした。1本の木に7〜8頭程度見られました。
  
  交尾個体も見られました。こんなにたくさんの個体を見たのは初めてでした。
  
   今年はTBSの中継もあったエゴツルクビオトシブミですが、今エゴノキにいるのは揺籃から羽化
 した新成虫のようです。
  
  頭部と前胸部の長いオス個体。この個体は歩いていました。
  
  でも朝早くもないのに寝ている個体もいました。そのうち夏眠に入ってさらに冬眠となるようです
 が、どこで休眠するのか気になります。
  
  メスもいますが、葉に自分と同じ大きさの摂食痕を作っていました(笑)よく見ると前胸部の腹側
 には赤い紋があるようです。
  
  でもこの個体には赤い紋がないように見えます。各個体を調べてみます。
  
  アシナガバエの仲間もいますが、翅に紋がないこの種はわからないなあ・・・詳しい図鑑とかない
 ので、調べようがないのですが・・・
  
  キムネクマバチがハコベホウズキの花に来ていましたがほとんど動きません。もう寿命なのか
 と思ったりしましたが,」裏にクモがいて・・・という可能性もありましたね、いずれにせよ
 元気に活動という状況ではありませんでした。
  

  5月29日(水)

  学生実験があり、虫こぶを観察しましたが、そのときにいた昆虫です・・・ 
  
  ウシカメムシがいました。彼らはどこにいると限定できないので見つかるとうれしいですが、この
 個体は気がついたら学生の服に付着していたそうで、仕方なく(笑)サクラの幹に放しました。
  
  どうしてこんな格好しているのか気になりますね・・・

  5月28日(火)

  学内で観察・・・
  
  小さな(7ミリぐらい)ハナムグリ、ヒラタハナムグリです。ヤマボウシの花に来ていました。確かに
 翅の背中部分は真っ平らです。
  
  ハナムグリの仲間で後脚が長い種がいますがどうしてか知りませんでした。こうやって後脚を
 伸ばして体を縦にして(逆立ち状態)奥まで頭を突っ込むことができるのですね・・・分かって嬉しい!
  
  これも伸ばしていることが分かりますね・・・
  
  ハナムグリつながりでコアオハナムグリです。この子は後脚長くない・・・
  
  アカボシゴマダラの春型が、翅をひろげて休んでいて写真も撮れましたが、よく飛べるなというぐらい
 大きく翅がちぎれていて本当に見事なビークマーク(鳥のくちばしでパチンと挟まれた痕)かも

  5月24日(金)

  キャベツ圃場での調査を行っています。キャベツに関わる昆虫の写真を撮りました。
  
  アオムシサムライコマユバチです。アオムシから脱出した幼虫が作った繭しか撮影していませんでした
 が、成虫を撮影したのは初めてです。ちょうど翅を掃除していたので腹部がきれいに見えます。
  
  静止するとこんな感じ・・・翅の紋がわかりますね
  
  このところまた薬剤抵抗性によりキャベツ圃場の常連となったコナガです。英名のDiamond Back
 Mothのダイアモンド模様を撮影しようと上から撮りましたが・・・
  
  白い紋はべったりついていてややダイヤモンド型という感じですね。
  
  こちらは羽化した直後の個体でした。背中の紋は白くない!それとも色彩には多型がある?
  
  調査対象のタマナギンウワバです。
  
  良い天気でどうしても影が入ってしまいました。
  
  葉裏にいるところを映しました。精巣が透けて見えているのでオスです。

  5月20日(月)

  虫こぶ採集に出たときに見つけていた、ミズキの葉上の丸い構造物から出てきたのは、この
 ゾウムシの繭だったようで羽化して出てきました。シロオビタマゾウムシのようです。3.5mm
 程度しかありませんでした!
  
  丸くてかわいい感じのゾウムシです。
  
  どんな生活を送っているのか・・・ミズキの葉を入れたら少し囓った痕があるような!
  繭はこんな感じ・・・3mmも満たない小さな繭でした(下は定規)。
  

  5月16-19日(木〜日)

  打合せ等で出かけましたが、雨も多く撮影はあまりできず・・・供試虫の採集もできなくて
 原稿を書く仕事はできたものの・・・
  
  少ないものの、アサギマダラのそれなりに群れた写真が撮れました。
  
  これで満足して忙しい来年は行かないかもです・・・
  
  森に入ると休んでいる個体がいたりします。
  
  なぜか林道上でべったり翅を開いて休むモンキアゲハ・・・でも元気に飛んでいったので弱っていた
 のではないと思いますが・・・
  
  結構イヌビワが生えていて、イヌビワハマキモドキも多かったです。交尾個体もいました。 
  
  キシタアツバです。飛翔時は後翅の黄色が目立ちますが、とまっているとわかりませんね。
  
  メイガだろうと思ったのですが、調べたらシロアヤヒメノメイガという種類のようです。知らなかった
 のですが、ノメイガの仲間はメイガ科ではなくツトガ科に属するようなので、これまで間違っていま
 した。いくつかの形態上の相違でメイガ科とは異なるそうで、勉強になりました。図鑑だとよくわから
 なかったですが、写真だと斑紋がはっきりしていて幾何学模様的で気に入りました。
  
  これはハマキガですが、やはり同定は難しいですねえ・・・
  
  グミ?についていた幼虫です。ちょっとよくわからないですね・・・
  
  カラムシのアカタテハの巣で幼虫が上部の葉をかじっています。下からかじったりしないんですね・・・
  
  マイマイガの幼虫がいました。頭部の模様が垂れ目に見えるのでかわいい感じでもあります。

  
  初めて見たジュウシチホシハナムグリです。オオトラフハナムグリに似た感じで気に入りました。
  
  アカガネサルハムシもいました。昨年より寒いので、個体数は少ない気がします。
  
  新芽をかじっていました。
  
  いつ見ても綺麗だなあと感じます。
  ブドウつながりで・・・
  
  同じくブドウにいる、ブドウハマキチョッキリです。
  
  加害痕とともに新芽にいました。
  
  揺籃を作るメスと上で待機するオス、他のオスの浸入を警戒しているのかもしれません。
  
  ハスジカツオゾウムシのペアがいました。彼らは、私が遠出すると姿を見る気がします。  
  
  キボシツツハムシは、この場所でしか見たことがありません。
  
  5ミリ程度のハムシでしたが、調べたらオオアカマルノミハムシのようです。
  
  触角と脛節、跗節が黒い という特徴にぴったりでした。
  
  久々にラミーカミキリも見られました。
  
  ツマグロハナカミキリがいました。花に来ていたのはこのカミキリだけでした。
  
  アザミにも来ていました。地味で落ち着いた配色ですが、これも良いですね。
  
  ハネカクシは難しいですが、ハイイロハネカクシのようです・・・大あごの一部が赤いですね・・・
 樹上性で花などに集まり他の昆虫を捕食するようです。 
  
  これはサビキコリです。図鑑に載っていた特徴が当てはまりました!
  
  このハチはいろいろ調べてみたら、オオツマグロハバチというハバチの仲間でした。セリやミツバなど
 を幼虫が食べているそうで、広腰亜目だったとは・・・翅でよく見えずに同定に時間がかかりました。
  
  このハチもわかりづらい・・・ちょっと調べますが・・・  
  
  ツツジの葉にいたルリチュウレンジです。じっと動きませんでした。
  
  そしてこのハエ・・・ハチに擬態しているとは思いますが・・・  
  
  まだ未成熟のシオカラトンボのようですね・・・
  
  これは菱形の体系と翅がないことから、ハネナシアメンボだと思います。右がメスで左がオスかな?
 これまで意識していなかったので、もしそうなら初めて見ました。
  
  シマサシガメがいました。やはりこの虫も私が遠出すると観察することができます。
  
  アカメガシワなどにつくオオホシカメムシです。ちょっとくすんだ赤ですね・・・
  
  
  最後は怪しげなバッタの幼虫です。真っ黒にすることで捕食者から逃れているのでしょうかね・・・
  孵化したばかりの幼虫でしょうけど、こんなに複眼が大きくて黒いバッタは・・・分かりません。
  また調べてみますが、とりあえず諦めます。  ではまた6月に!

  5月14日(火)

  久々に圃場で撮影しました。
  
  アトキリゴミムシの仲間がいました。翅が短くて腹部が露出していることから翅の後の方が切れて
 いるということでの{アトキリ』だと思いますが、初めて見ました。樹上性のものが多いようですが、
 この虫も地面ではなく、低いもののツツジの株上にいました。アオアトキリゴミムシだと思いますが
 確信持てず・・・
  
  初めて確認するグループだと、いろいろ調べてみたくなりますね・・・
  
  マガリケムシヒキが交尾していました。
  
  園芸学部にもいました!ブドウハマキチョッキリです。ブドウ科の植物に揺籃も作っていました。
  
  これから少し観察してみます。
  
  アヤモクメキリガの幼虫、このところあちらこちらで観察できます。キャベツ圃場にもいました。
 もうすぐ土中に入って前蛹となるようですが、夏を越して蛹化するのは秋で11月に成虫が出現する
 ようです。こういう生活史もあるのですね・・・

  
  居室に入ってきたとs先生が持ってきてくれましたので、外で記念撮影(笑)
 もうオニヤンマが出てくる季節なのかと驚きました(詳しい出現時期を知って
 いるのではありませんが、盛夏にもいますので・・・

  5月11日(土)

  農林害虫防除研究会の打合せで沖縄に行きましたが、私は12日に用事があってなんと1泊2日の
 沖縄滞在でした。11日は外に出られたので本島南部で撮影しました。
  先ずはあまり見ないカメムシがいました。
  
  アヤナミカメムシです。私は初めて見ました。
  で、カメムシつながりでスタート。
  
  今回もナナホシキンカメムシを見ることができました。
  
  今回は幼虫も見られました!齢期によって色が大きく違って見えるのも良いですね。
  
  裏を見たらまだ他にも幼虫が!赤い幼虫は脱皮直後ですね。赤から青や緑へと・・・見事な変化です。
  
  この実が重要な餌なんですね。
  
  美しい虫つながりで、大変美しい虹色のルリスジキマワリモドキがいました!
  
  虹色を出すために少し明るくしましたが、肉眼でもこんな感じに見えました。
  で、甲虫つながりで紹介します。

  こちらのクワの木には、クワハムシではなくこんな綺麗なツツサルハムシがついています。
  
  
  構造色ですが、体色には微妙な違いがあるようです。
  
  多くの個体はこんな色ですが、緑が強く見える個体もいました。
  
  光る虫が好きな人も多いですが、写真には良いですね!
  
  アカガネサルハムシも見られました。本州とあまり色彩変異がないタイプです。
  ハムシつながりで・・・
  
  ヨツモンカメノコハムシです。南方系のカメノコハムシのようですが、人為的な移動で?九州に
 侵入したようです。
  美しいハムシもいました。
  
  タテスジヒメジンガサハムシです。綺麗ですが、小さいので(5ミリ)葉にいても気がつきません。
 キラッと光ったのでわかりました。
    
  
  ノミハムシだと思うのですが、種名は少しお待ちください。これも綺麗に光っています。 
 
  
  リュウキュウルリボシカミキリという種だそうです。ルリボシカミキリよりは小さいしグループも
 違いますが、見られたので嬉しいです。
  
  上から見るとこれも美しいですね。

  カミキリつながりで、キボシカミキリの沖縄亜種は本州と全く紋が違います。
  
  これを見てもキボシカミキリとは思いません・・・ちょっとびっくりしました。実は全然知らず
 石垣にいるように本州とほとんど同じ紋だと思っていました・・・今頃知るとは・・・   
  
  少し色が違っていたマメコガネですね・・・構造色も変化がありますね・・・
  
  沖縄だと普通に見られるジュウニマダラテントウです。トレンチして内部を食べています。
  
  大きなウバタマコメツキがいました。オオフタモンウバタマコメツキのようですね。
  
  あとはチョウ目ですが・・・
  
  ナミエシロチョウのメスがいましたが、オスに対して交尾拒否していました。私が近寄ったので
 オスは離れてしまい、メスだけの撮影となってしまって残念・・・
  
  モンシロチョウも至る所で交尾拒否していました。メスにピントを合わせたらオスが少し
 甘くなるので残念ですが・・・
  
  これもオスが止まらなくて残念・・・こういう写真もうまく写せるような技術が必要ですね・・・
  
  クロコノマチョウがとまっていましたが、翅は開かなくてそのまま飛んでいきました。
  
  アサギマダラは吸蜜中でした。これから北に移動するのでしょうかね・・・
  
  別の角度で・・・
  
  シジミチョウがいると思ったら、たいていはこのクロマダラソテツシジミでした。これはメス。
  
  オスは真っ青で綺麗ですね!
  
  綺麗な個体も多かったです。7月に大会があるので山原に行きます!   

  5月9日(木)

  三浦半島方面に虫こぶを探しに出かけました。 
  目的のタブウスフシタマバエのゴール
  
  とてもゴールには・・・見えません・・・いつも感心してしまいます。

  
  ヒゲコメツキがいました。この触角は確かに立派です。
  
  フェロモンを感知するためとはいえ、こんなに発達させる必要があるのかなとか思ってしまいますね・・・
  次に見つけたのは・・・
  
  ヤノシギゾウムシですかね?シギゾウムシの仲間は見るとテンション上がります!
  
  小さくても写真にして大きくすると、良いです!エゴシギゾウムシも撮影したい!
  
  ヨコヅナサシガメです。よく見かけますが、あまり撮影していないので、今回は撮影。   

  5月6日(月・祝)

  GWも終わるので、気合いを入れないと・・・自宅付近を少し歩いて撮影しました。
  
  モンシロチョウのメスが3頭一緒にいました。これはどういう行動なんでしょうね・・・
  
  クズ上のコフキゾウムシです。
  
  クロヒラタヨコバイがアカメガシワにいました。 

  5月2日(木)

  GWでも恒例の高尾の調査でしたが、この時期はウスバシロチョウが見られるので、調査の合間に
 写真撮影を・・・でも他にもいろいろな昆虫がいてたくさんの種類の撮影ができました。
  
  まずは林床にいたウスバシロチョウから(笑)今年は花に来ている姿を撮影したかったのですが・・・
  
  苗畑脇の空き地で吸蜜する個体を見つけました!
  
  まだ新鮮な個体で満足しました(笑)
  
  こちらはハルジオンに来ていました。このような角度の写真が撮れてうれしい!
  
  落ちた桜の花びらが背景に入り、季節感も出た、お気に入りの1枚になりました。

  他のチョウを見ると・・・
  
  地面で日向ぼっこするアカタテハです。
  
  途中から翅を開かなくなったので、近づいて横から撮影しました。 
  越冬したチョウつながりだと・・・
  
  エノキに産卵しているテングチョウです。だいぶ翅が傷んでいますね。
  
  テングチョウの卵はこんな感じで産み付けられていました。

  一方で春に羽化したチョウもいました。
  
  ツマキチョウのメスですが、せわしなく飛び回っていたので、良い写真にはなりませんでしたね・・・
  
  こちらは羽化したばかりのような、まだ新鮮なダイミョウセセリです。

  蛾の仲間もいました。
  
  ホソオビヒゲナガです。オスのヒゲ(触角)はどうしてこんなに長いのか、不思議です。
  
  こちらはクロハネシロヒゲナガです。「黒翅」と言いつつ、翅には美しい光沢があります。春しか
 目立たないヒゲナガガですが、いると非常に気になります。
  
  続いてコウチュウの仲間を紹介しますと・・・
  
  今年もサクラの葉に揺籃が!
  
  でも少しひんやりしていたせいか、アカクビナガオトシブミのメスは、まだ休んでいました。
  
  立派な触角を持つ甲虫も見つけました!
  
  クシヒゲベニボタルです。ヒゲコメツキほどではないですが、オスの触角は立派ですね。
  メスも見つけました!
  
  メスはほとんど枝分かれしていません。
  
  1週間前は腹部の膨張がハンパなかったクルミハムシですが、だいぶ小さくなっていたので、たくさん
 産卵したと思いますが、卵はどこにあるのかしら・・・
  
  少し大きめの腹部のメスもいました。少し見たけど卵は見当たらなかった・・・

  
  これはコマルノミハムシのようです。太い腿節を持つ後脚で飛び跳ねます。
  ハムシは結構いました。
  
  オレンジ色の斑紋がやや少ないけど・・・イタドリハムシかな?
  
  クワにはこのクワハムシがたくさんついていました。
  
  細長くて複眼が大きいこのコウチュウは、よくわからないので、詳しい方に聞かないと分からないかも。
  
  これは、この時期あちらこちらでみられる、モモブトカミキリモドキのようです。ハルジオンの
 花でよく見られます。メスなのでモモ(腿節)が太くありません。
  カミキリ虫もいました。
  
  すごく特徴的な斑紋ですが、セスジヒメハナカミキリのようです。
  
  花に来ているところの写真も撮りたいものです。

  で調査対象昆虫・・・シロオビアカアシナガゾウムシです。
  
  だんだんアジサイ上で姿が目につき始めました。
  
  口吻が太いですね。
  
  次はカメムシ目です。
  
  このヨコバイは特徴的な姿なれど、図鑑を見ても載っていない・・・もう少し調べます。
  
  下の白いのが幼虫の羽化殻で、羽化したのがムネアカアワフキです。薄茶のところが赤くなるよう
 なので、メスですね。
  
  固まったメスはこんな感じ
  
  オスは真ん中だけ赤いです。
  
  これは調べたらクロバカスミカメのようです。
  
  その他の昆虫を挙げると・・・
  
  ヤドリバエのようなハエですね。
  
  このハエはちょっとわかりませんでした。
  
  たまり水にいたボウフラ(幼虫)と黒いのがオニボウフラ、もう蚊の季節も近いですね・・・
  
  アサヒナカワトンボがいました。
  
  見られると嬉しいです。
  カワゲラもいましたが・・・
  
  黒い翅で・・・もう少し調べます。
  ヤマトシリアゲも出ていました。
  
  メスでした。次回はオスも撮りたいものです。

  
  前胸部が赤くて腹部に紋があるという特徴で、ナワヨツボシオオアリだとわかりました。複眼も小さく
 やや後ろに位置しているので可愛らしい感じがします。アリもよく観察するといろいろいますね。
  
  アリグモがいました。獲物を捕食していてほとんどなくなるところでした。
  
  最後にまたウスバシロチョウ・・・  
  
  ミツバウツギに来ていました。高いところの花に来ているのも良いですね。
  
  
  個人的にはこのカットも気に入っています。

  4月28日(日)

  ギフチョウを見に新潟に行きました。昨日は雨でしたが、今日は晴れ!久々の対面です。 
  
  新鮮な個体ばかりでした!数は少なかったけど写真は撮ることができました。
  
  少しひんやりしていたので、吸蜜するというよりは日向ぼっこして体温を上げたい感じでした。
 この個体が一番近づけたかな・・・
  
  どの個体も痛んでいなくて綺麗でした。久々に見られて嬉しかった・・・
  
  これは触角が背景に溶け込んでしまい残念・・・
  
  スミレから吸蜜する個体は、1枚撮って下から撮ろうと思ったらすぐに逃げてしまった・・・
  
  少し翅を後ろにずらしたとまり方・・・この角度も良いですね。
  
  この個体は翅をこれ以上広げませんでした。
  
  他のチョウは全然見られなかったのですが、1匹のルリタテハが突然やってきて木の幹にとまった
 ものの、あまり近づけないうちに逃げてしまいました。
  
  このニワハンミョウ?も、あまり近づけないうちに、逃げてしまいました。
  
  この時期に郊外に出れば必ず会えるビロウドツリアブです。日向ぼっこしていました。   

  4月25日(木)

  高尾の調査で、目的種のご本尊登場!
  
  シロオビアカアシナガゾウムシです。これまで「アカ」を入れていませんでしたね・・・すいません。
 昨年の被害が大きかったので、今年も出るのか心配しましたが、発生し始めましたね。
  
  交尾個体もみられ、産卵も始まっています。
  
  シギゾウムシの仲間とかとは違って、口吻が太くて頑丈です。アジサイの茎を折るのにも適した
 構造になっているのがわかります。
  昼から用事があり滞在は短かったのですが、この他にも少し撮影しました・・・
  
  クルミも新芽が展開していましたが、早速やってきたクルミハムシです。メスはこれ以上膨らまない
 と思うほど卵が詰まっています。
  
  何頭かいましたが、どれだけ産卵するのだろうと思いましたが・・・
  
  同じ樹にはカメノコテントウもやってきています。彼らはクルミハムシの幼虫を食べるので、被食者が
 産卵する前にもう天敵も登場していることになります。産卵数も多いわけですね・・・
  
  こちらも複数個体が飛来しており、クルミハムシの産卵とともにカメノコテントウも産卵すること
 でしょう・・・
  
  既に同じ葉に一緒にいるのですからこれから先の経過が興味深いです。
  
  これはドロハマキチョッキリという種のようです。悠然と葉を摂食中。
  
  少したったら動き出しましたが、どっしりとした感じがなかなかよかったです。

  4月22日(月)

  シロダモの葉裏にいた小さなゾウムシ・・・細かい毛が生えていて特徴的ですが、よくわかりません。
  
  ちょっとまだわかりません・・・でももっと調べてみます・・・
  
  サクラにいた幼虫でしたが、これもよくわからない・・・

  4月20日(土) 〜21日(日)

  個人的な用事で仙台に行きました。でもヒメギフチョウがいるからと行ってみたのですが・・・
  
  カタクリがちょうど見頃だったのに、ヒメギフチョウは一切見られず・・・寒の戻りで
 やられてしまったという説もありますが・・・他の昆虫を紹介します・・・
  
  ヒメギフチョウの代わりに?カタクリを訪れたミヤマセセリです。
  
  先日高尾で見た個体よりは、痛みの少ない美しい個体でした。
  
  縄張りを張っていたのはコツバメでした。表はきれいなブルーでしたが、とまったときは翅を
 開きませんでした・・・図鑑にも開かないと記述がありました。
  
  もうすっかり萎れたカタクリに来ていましたが、ここでも翅は開きません。裏側のオレンジが綺麗。
  
  テングチョウは翅を開いて休みます。
  翌日は市内の公園で少し散策
  
  このサクラだけ新芽にアワが・・・
  
  泡を落としてみたらやはりアワフキムシの幼虫が・・・でもこんなに早い時期に出るのって
 しかも仙台で・・・何だろう?少し調べてみます。
  
  4月18日(木) 

  高尾での調査でしたが、私は会議等があって午前しかいなくてしかも時間がなかったので・・・
  
  胸部の両端が黄色いのでハラナガハバチかな・・・ちょっと自信ないですが・・・
  
  こちらもはっきりしませんがムナキルリハムシだと思われます。サクラの葉の上にいるけど、もし
 そうならヤナギとかカンバ類を食べるようなので、食樹じゃないのかな・・・
  
  ヤブキリもサクラにいました。  

  4月17日(水) 

  学生実験で圃場をまわったのですがやや寒かった・・・でも観察はできました。
  
  ヒメバチの仲間ですが、種名わからず・・・
  
  葉の上にいましたが、専門家に聞いたらヒメスギカミキリだそうです。だからスギに放したら・・・
  
  かなり落ち着きました。
  学生実験中は撮影しなかったので、この2種だけです。

  4月16日(火) 

  暖かくなってきたのでそろそろエゴツルクビオトシブミが見られるかなと行ってみました。
  
  いました、いました!朝早かったのか寝ていました(笑)
  
  でももう歩いているメスもいました。
  
  オスは活動中、という感じでした。
  
  揺籃作りの撮影をする暇はないかもですが、背比べとか撮影したい・・・でも時間が・・・
  他の虫も少し見てみました・・・
  
  サクラが咲いてからしばらく寒かったので、ヒイラギモクセイの展葉も遅くヘリグロテントウノミ
 ハムシはまだ活動初期という感じです。
  
  バラの新芽にはイバラヒゲナガアブラムシがたくさんいました。
  
  右奥に見えるのはヒラタアブですね。産卵しに来たのでしょうか・・・
  
  またナミテントウも付近をうろうろしています。ようやく春本番ですね。
  
  バラの新芽にはクロケシツブチョッキリが産卵していました。左は口吻で組織に孔を開けていて
 態勢を入れ替えて産卵するという状況でしたもう少し詳しく写すと・・・。
  
  
  という感じです・・・
  
  タイワントガリキジラミのところに行くと・・・寒さで激減していました。
  
  寿命ではなく、寒さで減ったと思うのですが・・・
  
  個体数が少ない分撮影はしやすかったです。
  
  それでもたくさん産卵されているので、来年も数多く出るとは思います・・・

  4月13日(土) 

  所用で出かけていました。充実していたものの写真は少ないです。
  
  こちらはキタキチョウです。石垣島のキチョウはどんどん新成虫が出ていましたが、キタキチョウは
 成虫越冬した個体がまだ残っているので新成虫が現れるのはもう少し先です。彼らは白とか黄色より
 青とか紫の花を好みますが、このチョウもそうでした。
  
  やや小さかったですが、キマダラカメムシもいました。
  
  草むらでよく見かけるスカシヒメヘリカメムシです。ヒメヘリカメムシの仲間は小さくてヘリが
 出ているように見えないから紛らわしいですね。
  
  濃紺のハバチがいました。ルリチュウレンジハバチだと思いますが、確信はないです。
 やはりツツジとかの葉上にいないと確信が持てませんね・・・
  
  これはセボシジョウカイだと思います。近くにアブラムシがいたりしたので摂食しに
 来たのかもしれません。

  4月11日(木) 

  多摩森林科学園でのアジサイ新芽マーキングの合間に撮影・・・でも時間なく・・・
  
  ニホンミツバチの分蜂群がいました。木の根元なんですね。巣から出たところなのかと思うくらい・・・
  
  観光客も多いので望遠でここまで位が精一杯
  
  ミヤマセセリがいました。久々に見ました。

  4月6日(土)〜8日(月) 

  恒例の石垣島キチョウ採集に出かけました。昨年と違って今年は暑く、多くの昆虫が
 見られました。実験材料も多く採集できたので撮影の時間もありました。一日ごとに紹介
 します。はじめはチョウです。
  
  多くのキチョウが飛んでいました。初めて交尾個体も撮影できました。
  
  今年はアオタテハモドキも多かったです。メスはこの古い個体しか採集できず・・・
  見事なオオゴマダラがやってきて吸蜜してくれました。
  
  まだ羽化したての個体という感じ・・・基部の黄色がはっきりしています。
  
  大きくてゆったりしているので惚れ惚れします。
  
  毎年おなじみのリュウキュウヒメジャノメです。良い感じに翅を開いてくれました。
  
  リュウキュウミスジです。背面の緑に光る構造色が美しい。
  
  ツマムラサキマダラも多くの個体が見られたものの、飛び回っていて写真に撮れたのは
 少ない・・・ 
  
  リュウキュウアサギマダラも多かったが、午前中は採集しているので撮影の機会は少なく・・・
  
  
  スジグロカバマダラも多かったものの、やはり飛び回っていて撮影は大変・・・でもこの交尾個体は
 動かなかったので撮影できました。
  
  初めて撮影できたが、逃げてしまったために確認写真のみのベニイカリモンガ
 今度は近づいて撮影したいものです。赤い紋がはっきりわかります。
  
  シロスジヒトリモドキがいました。ややぼろかったのですが沖縄ではよく見る蛾なので
 撮影して残しておきます。
  他のグループですが・・・
  
  体に比べて妙に脚が長いハエがいました。少し調べたらセスジナガハリバエに形態は似ているものの
 体色が黒っぽいので、メスの黒みが強い個体なのか、もしくは近縁種か・・・コウチュウなどの幼虫に
 寄生するそうです(セスジナガハリバエならコフキコガネに寄生した記録があるようです)。
  続いてその寄生されてしまうコウチュウの仲間は・・・
  
  オキナワイチモンジハムシがいました。たまに集団でいますが、今回は単独でした。
  
  ジュウニマダラテントウのペアがいました。きれいにトレンチングしてその内側を食べているメスに
 オスがマウンティングしていました。
  
  キボシカミキリがいました。以前、沖縄の個体群は本州とは異なるが、石垣島の個体群は
 本州と変わらないという話を聞きましたが、今の見解はどうなのでしょうか?
  最後にカメムシの仲間です。
  
  マルカメムシの仲間ですが、本州のものとは色が全然違います。緑色で新鮮です(笑)
 調べたらタイワンマルカメムシのようですね。見慣れたマルカメムシも別種だと嬉しくなります。 
  
  もしかしたら羽化直後という感じで翅を開いているアカホシカメムシです。こんなふうに
 開いているから腹部のストライプがよく見えませんね・・・
  
  アカギカメムシも結構いましたが、警戒心強く写真撮れた個体は少ない。どの個体も色が薄い、
 と、濃い個体を探していたのですが、なんと越冬した個体は赤色が褪せて薄くなるそうで、確かに
 赤い個体は秋に見たんだったのだと納得!まだまだ知らないことだらけですね・・・
  カメムシの最後は・・・
  
  ナナホシキンカメムシです!この個体はちょうど良いところで静止してくれました。これは結構
 気に入った写真ですが、ストロボ使うとやや光ってしまうので、ナチュラルでも撮影すると・・・
  
  確かにきれいな緑色だが、赤い部分がやや目立たず満足はできません・・・
  
  でも角度によってはストロボで結構黄色くなってしまう・・・良い写真撮るまでは試行錯誤ですね。

  4月7日は北部の方に行ってキタキチョウを探してみました・・・でも途中にも良い採集ポイントが
 あって、立ち寄りました。
  
  真っ黒い幼虫ですが、トゲはあっても蛾ではありません。きれいな成虫になります。
  
  これが成虫。アオタテハモドキのオスです。このブルーが美しく好きです。
  
  ダンダラテントウがいましたが、やや色が薄い個体でした。
  
  今年はイワサキクサゼミの声もたくさん聞かれました。鳴いているオスです。
  
  木の葉を食べていたハムシですが、調べたら恐らくモモブトサルハムシという種だと思います。
 もう少し股が太いところがはっきり写れば良かったですね。
  
  特徴的な赤い縁取りを持つこのカメムシはアカスジヘリカメムシという種でした。日本では石垣島以南
 しかいないようです。
  
  白い十字模様を持つカメムシですが、これは頭部が黒いのでクロジュウジホシカメムシです。一方で
 赤い頭部の種はシロジュウジホシカメムシという名がついています。集団でいるとインパクトがありますね。
 結局は食草も無く・・・キタキチョウは今年も確認できませんでした。
  
  歩いている時に見つけた甲虫ですが、カッコウムシのような・・・わけがわかりません。
 何の仲間かわからないのも悔しいのでもう少し調べますが・・・ちなみに飛翔できました!
 調べましたが、イシガキフサヒゲカッコウムシに酷似していたので、合っていると思います。
 ちなみにメスは触角は房状でなく体色も違うので、いつかメスも見つけたいです!

  
  甘露みたいなものを舐めているように見えた、リュウキュウヒメジャノメです。
  
  産卵するキチョウのメス。葉が丸まっていたので産卵シーンは見えませんでした。
  いつもチョウの吸水とかが見られる場所に出向きました。
  ミカドアゲハが数多くいたから狙いましたが・・・
  
  少し表も見えますが・・・もう少し見えると良いのだが・・・
  
  この個体は翅を開いてますが、後ろ向きでした。でも鮮やかなブルーですね。
  
  手前のアオスジアゲハと一緒に吸水。仲間意識があるのかな・・・
  
  結構集まっています。カラスアゲハとクロアゲハも集まるので、近縁なものは仲間意識があるのかな!
  
  カラスアゲハは翅を開いてくれるので嬉しい!
  
  アサギマダラが花にいましたが逃げません・・・
  
  おかしいなと近づいたら・・・
  
  なんと!真っ白いクモが噛みついているのでした・・・白い花びらと区別つきません・・・

  キチョウの幼虫がいました。
  
  近くで交尾中のキチョウも見つけました。
  
  左はストロボ使わず撮影しました。この方が明るい背景ですね・・・チョウが目立つのは右だが・・・
  
  おばあさんの顔のような幼虫がいました。種名はお待ちください。
  
  これもすぐにはわからないかも・・・   
  
  このリュウキュウアサギマダラは色が青くなく灰色的でした。個体変異ですかね・・・
  トンボも撮影しました・・見慣れないのがいましたが・・・
  
  アカスジベッコウトンボという種類でした。与那国に入って現在石垣まで来たようです。確かに
 翅脈の赤色が印象的です。
  午後に他の採集ポイントにも行ってみました。
  
  それなりに採集できて他の昆虫を撮影。イワサキクサゼミこちらはメスかな?
  
  ギンネム上のダンダラテントウ。こちらは赤みが強い。
  
  ナナフシの幼虫がいました。
  本日も無事終了。市街地に戻りました。宿の近くで幼虫を発見!
  
  マダラチョウの幼虫だと調べたら何とオオゴマダラ!食草があるんですね!

  夜にヤエヤマヒメボタルを見に比較的有名な場所に行きましたが、単独行動だとツアーに紛れ込んだと
 勘違いされ、ネイチャーガイドの人に煙たがられました。ちょっと残念。
  
  これは発生地の端の方ですが、小まめに明滅しながらオスが飛翔しています。
  
  団体が帰ったあとに地面で光るものを撮影すると幼虫でした。もっと他の場所を知っていると良い
 のですが、誰もいないと成虫も撮影できるので・・・まあ仕方がないですね。
  
  帰るときに道路を横断するヘビを発見!サキシマハブかと大興奮しましたが・・・
  
  頭が三角形ではないのと斑紋が違うので、恐らくヤエヤマヒヴァというヘビだと思います。でも
 結構盛り上がりました。
  4月8日、オオゴマダラを発見した家です。
  
  何気に下を見ると・・・
  
  ・・・なんと羽化したばかりの個体が!
  
  さらにその近くに蛹も!食草植えて自然に飼育している人もいるんですね!
  採集してからまた川のスポットへ
  
  この個体はやや赤いので若いのか・・・アカギカメムシです。
  
  黄色いリンゴカミキリがいました!調べたらイシガキリンゴカミキリという種でした!ここまで
 色が黄色いと目立つ気もしますが、生き残っているんだから適応的なんでしょうね。
  
  黄色つながりでトンボも黄色でしたが、調べたら何とヤエヤマサナエです。準絶滅危惧種です。
 アブをむしゃむしゃ食べていました。個人的には伊坂幸太郎の「重力ピエロ」という小説に登場した
 トンボ(名前だけですが)なので、親しみがあります(笑)
  アブの頭がまるで人形の首が取れたように落ちているのが、それはそれで衝撃的です。
  
  これも初めて見るトンボ、コフキショウジョウトンボです。でもショウジョウトンボと近縁ではなく
 オオシオカラトンボとかに近いようです。成熟すると黒色部は粉が吹くそうです。まだ若い個体ですね。
  
  アカスジベッコウトンボは今日もいました。赤い翅脈が美しい・・・
  
  それなりに見かけるイヌビワオオハマキモドキ!金属光沢が美しいです。
  最後の撮影は・・・
  
  幼虫時代の刺毛が付着しているという感じの蛹ですが、有毒感があり、触れず(笑)
 これも種名はわからないかも・・・
  というわけで今年は暖かく天候にも恵まれ、充実した採集でした。  

  4月4日(木) 

  3月中旬以降は年度末行事に学会などがあり、花冷えの時期もあったので昆虫撮影は
 していませんでした。年度初めのガイダンスもあって4月以降も撮影しませんでしたが
 ようやく学内に出ることができました。
   
  久々に撮影したツマキチョウです。でもこの個体は少しもとまってくれなかったので、
 捕獲してとまらせました。今度は午前中に撮影して自然状態での翅を広げた個体をアップ
 したいですが・・・
  
  ということで記録写真的な扱いですが、すいません。でもこのチョウを見るといつも
 嬉しい気持ちになります。
  この他の春の昆虫です。
  
  園芸学部にたくさん生息しているヤブキリの1齢幼虫です。
  
  この時期は花粉を摂食していますが、タンポポの花粉を食べているところを撮影できました。
  
  黒いヒラタアブがいると思ったら、その名の通りクロヒラタアブだそうです。腹部の青みがかった
 白色部が美しいです。図鑑によると春先に多いそうで、確かに初めて見たかも・・・
  タイワントガリキジラミの写真を撮りにモチノキの生垣に行ってみました・・・
  
  今年もたくさん出ています。触角はやや長いが微小なセミという感じです。
  
  新芽にどんどん産卵し始めています。
  
  でもまだこれからどんどん産卵するという感じですね・・・
  
  そして昨年の葉の裏を見ると羽化間近の?幼虫の姿も・・・一部尖っているからこの名があるのかな・・・
  
  気の毒なぐらいの本種の寄生が今後も続くことでしょう・・・


 2019年 トップ