戸定の昆虫 2009年 7〜9月


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 7月以降もいろいろなことが多く・・・でも更新はしていこうと思います。
  ※このページから「戸定の昆虫」の表示方法が変わります。更新の際に、新しい日付のものは上に書く
   ようにします。この方が更新にすぐ気がつくから便利かな?


   夏休み昆虫教室は、8月9日、無事終了いたしました。また来年度お会いしましょう!


9月23-25日(水〜土)

 徹夜明けで旅立って、やや南の島にやってきました。全然戸定ではないですが、昆虫を紹介し
ていきます。
     
 アオドウガネはいつもきれいですね。葉の上で休んでいる個体です。南国特有ではないですが、
出しておきます(笑)

  
 ショウジョウトンボかと思っていましたが、図鑑でみるとベニトンボのようです!翅脈までもが
赤く染まっています!南方系のトンボに出会えて嬉しいです。
 せっかくの青空だったので、背景にと写してみましたが、真っ赤な体色よく映えます。

  
 コオロギの幼虫にしては妙に翅が大きい気がしていましたが、もしかしたらクチキコオロギとか、
翅の小さい種の成虫なのかもしれません。もう少し調べてみます・・・

 
 枯れ枝にアオバハゴロモがいましたが、よく見ると枯れ枝ではなく、どれも枝のもとから小さな葉が
出ているのでした!でもその大きさと色はアオバハゴロモと同じようでびっくり!アオバハゴロモが
見事にかくれんぼしているようです。


  ムラサキツバメが数多くいる場所がありました。いずれの個体も占有行動を示していました。
   
 シャッターを押したと同時に飛び立ったこの個体は、翅の表を見せてくれました。美しく輝き、
ピントも合っていたので、とってもラッキーでした!

          
 大きなショウリョウバッタで、しかも単なる褐色ではなく、焦げ茶色もライン上に入っているという
見事な配色に感心しました。ここまできれいなラインが入っている個体をみたことがないので、戸定でも
チェックしようと思います。


 クロイワツクツクは山の中というよりは平地に多い気がします。山に入るとツクツクボウシの声が
聞かれ、棲み分けしているように感じました。クロイワツクツクの翅も赤く光りましたが、こちらは
翅脈が赤いわけではないようでした。

   
 南方には普通にみられるイシガケチョウです。展翅するようにきれいに翅を開いてくれますが、
ちょっとこの個体は傷んでいました・・・

    
 このツノトンボは偶然網に入っていた個体でしたが、ちょっと放して撮影したので、ずるい写真
です。幼虫の写真なども今度は撮影したいです。ということで、9月はおしまいです。

9月21日(火・祝)

 明日から採集に出かけるのですが、今日は大学で徹夜で観察があります・・・頑張ります。
大学に行く前にすごい写真が撮れました。


 ジガバチが獲物を巣に運んでいます!もちろん狩りをする場面は撮影できていないのですが、
こういう場面に出くわしたかったので、感動です(涙)。自宅近くの空き地ですが、近いうちに
宅地になるようで、そういう意味では残念です・・・・


 幼虫を置いてちょっと一休み・・・粘れば撮れるのかもですが、偶然出くわして嬉しいです。

     
 どうもこのあたりに巣があるのですが、撮影しまくっていたら警戒されたので、そっとして
あげました・・・感動です・・・

           
 アナバチ?は、今度はまた別の場所に巣を作っていました。でもここでも巣作りしか撮影できず。
しかし今回は十分近づいて撮影できました。獲物を運び入れるところが撮りたいものですが・・・

 
 右下が巣になります。後ずさりして土を持っていますが、警戒すると巣の入り口付近で放して
しまいます。左上の方まで後ずさりした場合は、巣穴に入るときに色の変わった出してきた土を
蹴って後ろに飛ばしていました。学習能力があるようにみえますね・・・

9月17日(木)

 長野に虫取りに行ったのですが、関越が通行止めで迂回を重ねひどい目に遭いました。何とか
行ったものの、目的の虫は採れたものと採れなかったものと・・・

    
 以前、このパイプで休む?アマガエルを撮影した、と話して近づいたら、またいました!しかも
今回は中にずっといたのか、体色が灰色に変わっています!と、そこへノシメトンボがやってきて
止まりました!お互いに無関係を装っていましたが、内心はどうなんでしょう・・・
撮影できて嬉しいです。

    
 あちこちで鳴いていたカンタンです。でも近づくとすぐに鳴きやみ、耳と目を頼りだと私には
きつい撮影でした(笑)1匹は撮影できましたが、今度はもっとしっかり撮影したい・・・
翅は透明で緑の縁取りがあり、翅の形と立てるところはスズムシの鳴き方のスタイルを感じました。

9月16日(水)

 西千葉の屋上緑化にまた行きました。ツチイナゴを撮る良い機会だったのでアップしておきます。
    
 この緑地ではハギの樹にだけいて、ハギの葉を食べています。そういえば他の場所でもハギの多い
ところにいたことを思いだしました。まだ成虫脱皮して間もなそうな個体でした。


 ツチイナゴの幼虫は、みんな左のような緑色だと思ったら、右のような褐色もいました。バッタ類の
色彩の遺伝というものはおもしろそうですが、年1化で、結果が出るのがこの場合は秋遅くですから・・・
でもおもしろそうかな・・・

9月15日(火)

 夕方にほ場にトラップを仕掛けに行くので、カメラも持ちました。
   
   
 すいません。これは偶然ではなく、捕まえて放した個体です。表から撮ると典型的なカギバの
成虫で地味ですが、裏を見てびっくり!かなりの赤さで、凄い印象深いです。調べてみたら
名前はアカウラカギバでした!表だけではわからないおもしろさのあるガですね。

     
 今年の長野レタスには見られなかったのですが、学内で見られました!ホソバセダカモクメの幼虫です。
こんな色彩派手なのに、成虫は地味です。いろいろな適応の結果でしょうけどおもしろいです。

           
 あちこちで見られるゾウムシですが、調べたらスグリゾウムシという種でした。触角が1本ないから
完全ではないので、また撮影してみます。

9月14日(月)

 徹夜でハイになっていたところ、ゴマの害虫採集に誘われ、参加しました。こちらの方がいろいろ
撮影できました。
 まずはゴマの優占種・・・
    
   
 一番多い鱗翅目幼虫は、このイチジクキンウワバと言ってもいいでしょう。あちこちにいろいろな
ステージがいます。これまででもっとも確実に手に入るので、ゴマキンウワバと改名したいぐらいです。

           
 話を聞いたときはこの種が一番多そうでしたが、シモフリスズメです。大きく育つとかなり大型に
なり、あちこちの葉がなくなっていました。被害が最も目立つのはこの種ですね。

     
 クサギカメムシは果実に多くいますから、農業害虫としてはこいつが問題ですね。果実を出荷する
のではないから被害はさほど目立たないかもですが・・・

    
 オンブバッタも葉を食害します。今は繁殖シーズンですから、オスがメスをガードしているように
なってきましたが、後ろから別のオスが忍び寄ってきました・・・

    
 昆虫が多く見られるから捕食性のものも増えています。ハラビロカマキリが葉陰に隠れています。
いろいろ捕食しているようで、おなかも大きくなってきています。

9月13〜14日

 13日の夜に、野外で徹夜の観察を行いました。一応うまくいったのですが、あと何度かしなくては
なりません・・・夏休み中なら可能かな・・・
             
 驚いたのは9月中旬でもセミの羽化が見られたことです。もう結構涼しいのにアブラゼミが羽化して
いました。夜が明けると飛び立っていきました。こんな時期にも羽化するのですね・・・

     
 夜の3時頃にクヌギの木を徘徊していたコクワガタです。これは立派なオスでした。立派なオスの
大あごは、先端が返しがついていてかっこいいです。

9月13日(日)

 自宅近くでの撮影です。
   
 小さなカメムシがアレチノギク系の花にたくさん来ていました。何だかよくわからないので、
同定してからアップしたいのですが、すいません・・・暇がなく・・・

           
 ヒカゲチョウが占有行動をとっていました。翅が鳥に食われたビークマーク状にちぎれていました。
これは明らかに捕食者に狙われたような感じですね。

   
 水たまりで水を飲むオオスズメバチ。ハチの仲間はよく水を飲んでいるのが見られます。ハチに限らず
多くの昆虫が水を飲んでいるところを目撃します。まだ暑かったので、巣の仲間にとっても水は重要で
しょう。

9月11日(金)

 校舎裏のマサキにとまっていたコガタスズメを見つけたら、威嚇してきました。それでも近づいて
撮影しました。
     
      近づくと迫力ありますね。もっと近づこうとしましたが、やめました(笑)

 今日は、某都立高校でも屋上緑地の昆虫を観察しました。
    
 植木鉢にためた水を飲みに来たモンスズメバチ、こういう水場は大きく役立っているのでしょうね。
条件が過酷な屋上緑化には水場も必要なのだなと認識しました。


 枯れた木の穴に潜っていたハチは、逃げてしまいましたが舞い戻り、オオモンツチバチとわかりました。
これもコガネムシ幼虫を寄主とするハチですから、定着可能なハチになるかもしれませんね。

9月9日(水)

 今日は西千葉の屋上緑地の昆虫を観察したので、それを出しておきますね。

 作って10年くらいになるので、昆虫もいくつかは定着していました。これはツユムシです。左が
幼虫で、右は成虫。捕食性の昆虫が少ないから集中して数が見られました。

       
 春から声が聞けるクビキリギスは今が幼虫期。頭部が大きく見えてユーモラスです。これも
草地の一部に結構いました。今が幼虫でやはり成虫越冬するツチイナゴもいましたが、これは
後日紹介します。

        
 アジサイの葉裏に潜むカネタタキです。もう少しいい写真を撮りたいので、またチャレンジします。

         
 屋上緑化にいる昆虫でも、トンボの仲間は通りすがりになりますね。ここは今は水を出していない
ので、定着はまだ先ですね。ノシメトンボだと思います。

   
 屋上に面した学生部屋?がありますが、その窓枠にオオハキリバチが来ています。何度も失敗して
いましたが、この写真の右の細長い孔に消えていきました。どうやらこの奥に巣があるようです。
こんな不便なところによく作るなと驚きます。竹筒置いたら賑わうかもしれませんね。少し調べて
みようかなと思いました。

   
 屋上から地上の薬草園に降りたら羽化したてのキアゲハがいました。近くにセリ科植物もあったので、
ここで生まれたのでしょう。薬草園は学生を案内したくなる場所ですね。

9月8日(火)

 すいません。9月に入ってもバタバタさが全く変わりません(涙)。今日は学内です。

     
クヌギハケツボタマバチによる虫こぶ(クヌギハケツボタマフシという名前がついています)だと
思います。もう少し熟成?するともっと毛深くなるようです。どうして毛が生えてくるような構造に
なるんでしょうね・・・虫こぶを見るたび何とも不思議な気持ちになります。

         
 組写真です(笑)クヌギの樹の樹液は少なくなっています。その付近の凹みに雄雌のコクワガタが
潜んでいました。左が小さいオスで、右は普通のサイズのメスです。ストロボを使用して撮影すると、
    
 左のオスは奥に引っ込んでしまいましたが、右のメスはなんと顔を出してきました。そこでまた撮影。
オスは臆病で(これが普通か)、メスは知りたがりの性格のように見えました(笑)。

9月7日(月)

 晴れていたので、先日のスズメバチの巣の写真を撮ろうと出ましたが、薄暗い林の中では状況はあまり
変わらず、いい写真が撮れたわけではなかった・・・
      
 この写真でいう右奥が入り口ですが、入る個体はこんな風に後ろ向きになります。まるで展翅した
みたいにきれいに翅を開いていますね。でも顔が見えず、何か持って帰っているかも不明です。

 出て行く個体はこれから巣を離れるわけですから、左向きで翅はたたんでいる状況です。前回とほとんど
変化なしです(笑)次回は獲物を持ち帰る写真が撮りたいですが・・・
 今回も蚊の来襲で長居できませんでした。

9月6日(日)

 自宅マンションの敷地内のサクラが枝先が皆坊主になっています。これはモンクロシャチホコの仕業だと
調べてみたらとにかくたくさんいました(笑)これで試験とかもできそうなので、大量に捕獲しました。


 若い幼虫は集団でいます。右は赤っぽいですが、黒い頭のすぐ下がふくれていて、これは脱皮前の眠である
事がわかります。
       
 終齢になるとこんな風に少しばらけて1枚の葉に1匹いるような状態になります。それでどんどん食害する
ので、かなりやっかいです。今年は発生が多いような気がします。

     
 クロウリハムシが、カラスウリの葉をトレンチしながら食害していました。こうやって傷をつけて葉の
苦みを抜いて食事するのがおもしろいですね。

    
     
 自宅近くの空き地に行ってみました。クルマバッタモドキは結構たくさんいて、さかんに雌雄でアプローチ
したり、オス同士が牽制しあっていました。こういう行動見るのもおもしろそうですね。時間があれば
いろいろできるのですが・・・

       
 せわしく動いていたので、あまりピンがよくないですが、ジガバチが自分の巣を探しているようでした。
私が歩いて何かを消してしまったのかしら?と申し訳なくなりました。もっときれいな写真を撮りたい。

    
 今日は望遠で脅かさないように、この前のアナバチ?の写真も撮りました。巣は作っては移動していま
した。今回は比較的わかりやすい場所にありました。


 今回は後ずさりして出てくる写真が何枚か撮れましたが、前回、土はたいした量取れないとしたものの、
今回の写真では、口器も使って比較的多くの土を出してくる事がわかりました。狩りをしてくれないかなあ。

9月2日(水)

 9月頭は大学院の集中講義がありました。「特論」という名がついているものの、学部で昆虫学の講義を
受けていない人が半数ほどいるので、昆虫の基礎から教えるということになっています(笑)講義の中日の
午後は学内の昆虫を見て回りましたが、生憎の曇りながらクワガタとかいろいろ見ることができ、まずまず
でした・・・その後に撮影したものをアップしますね。

     
 ヤブキリに代わって、学内の夜はこのアオマツムシの鳴き声になっています。この個体は脱皮直後で
その前に見たときは脱皮殻が横にあったそうですが、この時は食したのかありませんでした。今度は
鳴いているところとか撮りたいものです。


           
 春先に撮影したツチイナゴはこの時期まだ幼虫で、美しい緑色をしています。上の2個体は下の個体より
齢期が前ですね。下は終齢幼虫だと思います。

  オンブバッタが害虫となっていたので、撮りました。この虫はイネ科よりは双子葉植物が好きですね。
     
     
 上の個体はキクの生長点を加害していました。下の個体はゴマの葉を食害中です。ゴマには他にも
いろいろいたので一部紹介です。


 クサギカメムシはゴマの株上に多く見られるようです。いろいろな大きさの幼虫が見られました。種子も
加害するようなら立派な害虫ですね。

          
 イチジクキンウワバはこのように葉だけでなく果実の表面も加害していたので、立派な害虫候補です。
比較的コンスタントに見られます。

         
 林の中で見つけたノコギリクワガタの雌です。学内にやはりコンスタントに見られるクワガタですが、
今年初だったので、嬉しいです。
    
 イノコズチの茎に寄生するイノコズチウロコタマバエの虫こぶです。中には複数の部屋があり、ハエの幼虫が
生活しているようです。夏から秋の虫こぶはあまり見ていなかったので、新鮮な発見です。
         
 こちらは何度か登場したウリウロコタマバエの虫こぶです。ちょうど実がなっていたところに虫こぶも
あったので、撮影しましたが、この虫こぶがあっても植物はあまり関係ないのかなあ・・・養分が流れない
という感じではないようですね。

 最後に学生がスズメバチの巣を発見してくれたので見張って、出て行く個体と巣に帰る個体を撮影しました
が、いまいちなので、また行ってみます。


 左が帰宅で、右は外出です。もう少し近づきたいが・・・これはオオスズメでしょうし・・・ちょっと
勇気が必要です(笑)

8月24日(月)

 早朝にハチの巣穴に行ってみると、成虫が巣を作っているのか、入り口を開けているのか・・・
後ずさりしながら土を出していました。その後に行くと出てこなかったので、入り口を開けていたのか・・・
姿は確認できましたが、狩りの様子も写したいものです。
        
 上部にある入り口から後ずさりしながら出てきたところです。最後に土を掻き出していましたが、
たくさんの量を出している感じではなかったです。
           

 この日は(もう9月に入ってから書いているので(^^;))山武市役所に学生のインターンシップの件で
挨拶に行きました。その帰り道に「成東・東金食虫植物群落」というピンとくる看板を発見!昨年も通った
道なのに気づきませんでした。それで時間はないものの行ってみることに!しかし予想より濃い内容と
説明の方までいる意外な展開に1時間滞在してしまいました・・・
          
 説明してくれた方の一押し?のタヌキマメです。初めて見ました!かわいいですね。植物の世界も
いいモンだと思いました。
    
 これはミズオトギリだそうです。3時過ぎに開花するそうで、朝顔とかカラスウリみたいに開花時間が
異なるものがあることは知っていましたが、3時過ぎとかは微妙ですね。妙に感心しました。

       
 これが食虫植物の1種です。日本には20種あるうちの8種がここに生えているそうで凄い所でした。
これはナガバノイチヤクソウという種でいろいろな昆虫が粘着物質にひっついてしまっていました。
この他にモウセンゴケ等も見られました。

         
 この場所にいるバッタはショウリョウバッタモドキばかりでちょっと驚きました。もっとちゃんと
見ないとですが、私が確認したのはショウリョウバッタモドキばかりでした。久々に昨日見たと思ったら
連日の対面に少々びっくり(笑)雌雄が近い所にいました。


 見たときはアシナガバチかと思ったのですが、肉団子を作らず飛び去りました。写真見るとアシナガバチ
ではなくスズメバチであることがすぐわかりました。モンスズメですね。スズメバチは捕らえた餌はその
まま巣に持っていくようですね。

         
 帰り際に学生が見つけたフタモンアシナガバチの巣です。だんだん大きくなっているようですね。
この場所はおもしろい所だったので、また行きたいですが、少し遠いかな・・・説明していただいた
方には大変お世話になりありがとうございました。その時のアブラムシの同定をしなくては、
と思っているのですが、まだしていません(涙)

8月23日(日)

 自宅付近の空き地に行って少し昆虫観察しました。ジガバチ等が見られる場所で今は分譲中みたいに
なっているので、どんな虫がいるのか興味があったのですが・・・・
         
 ショウリョウバッタモドキがいました!いるところにはいるらしいですが、あまり見たことが
なかったので、嬉しいです。まだ戸定ではみていません・・・しっかり撮影もできて嬉しいです。

  
 2匹みましたが、背面が赤褐色のタイプでした。しかも脚まで赤くなっていて・・・また違う色の
個体がいるかとかも見てみます。久々に出会えて感動的でした。

    
 オオマツヨイグサにいた小型のカメムシは写真では黒ですが、金属光沢が美しく、気になって調べたら
なんとルリクチブトカメムシでした!ということは肉食性のカメムシで2年前に探していたものでもあり
ました。灯台もと暗し・・・たくさんいるなら実験しようかなと思います。
 頭部の水色のスジがきれいです。そこはきれいに写りました!

         
 う〜む・・・瑠璃色の金属光沢はうまく出ません・・・今度はもっといい色出るように頑張ります。

   アナバチ?の巣があったのですが、成虫の写真はダメでした。次回は粘ってみます。
     
 入口は3つあって成虫も2匹はいました。どういう構成なんだろうか・・・・興味深いです。
             
 成虫については、今回はこんな写真だけしか撮れず・・・残念・・・もう少しお待ちください。

 さらに自宅付近のサクラの樹に行ってみたところ・・・・

    
 モンクロシャチホコの成虫がいました。幼虫の写真は撮っているのですが、成虫は撮っていなかったから
初めての写真となりました。

 あとは樹にとまっているセミ3種の写真を出しておきますね・・・

 左からアブラゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクボウシの3種です。いつもの夏の定番ですが、今年は羽化とかも撮ら
なかったから、まとまって出すのは初めてですね・・・

     
 左のアブラゼミは胸部両端に赤いダニがついていました。捕まえて数えたら20匹ものダニが寄生して
いました・・・セミへの影響はあまりなさそうですが、どんなモンなんだろうと思いました。
 右のミンミンゼミは、翅の先も破れてだいぶ傷んだ個体という印象です。そろそろ夏もおしまいですね・・・

8月20日(木)

 まだまだバタバタしています・・・家の都合で休みを取りましたが、普通に仕事もあったので、午前は
大学にいました。外に出る用事もあったので、少し撮影しました。
     
 アキノノゲシにハラビロカマキリが潜んでいました。色もほとんど変わらないから見事に溶け込んだ状態と
いえますね・・・あともう1回脱皮して成虫になるようです。

       
 ウマノスズクサは学内に多くないのですが、1カ所生えている所はジャコウアゲハの幼虫に食い尽くされて
いました。そして発生した成虫によってまた産卵されていましたが、1枚の葉にこんなに産んでいて・・・
全部が育つわけないので、何とかしたいものですが・・・幼虫が見られたらレポートします。情報を教えてくれた
ほ場管理の方に感謝です。
     
 樹液ポイント付近で、サトキマダラヒカゲが交尾していました。樹液は彼らの出会いの場でもあるの
でしょう。彼らの交尾は初めて観察しました。

      
          小さくて地味なシャクガです。種名はちょっと難しそう・・・。

            
 午後、自宅付近でのアブラゼミです。だいぶ弱っていました。そろそろ彼らの季節も終わりかな・・・

       
 オンブバッタがアジサイの葉を食していました。このアジサイにはたくさんのオンブバッタがいて、ちょっと
びっくりしました。他のアジサイにはあまりいない気がしたので、今度あちこち見なくては・・・

 夜にセミの羽化でも見ようかと散歩したのですが、いつも見られるような場所にはちっともいません・・・
確かに8月も後半ですから遅いですけど・・・残念でした。代わりにいくつか撮影しました。


 近所の林の中にあった明かりの下にいたアオドウガネとキマワリです。付近にいたものだと思いますが、光に
誘引されたのでしょう。アオドウガネはきれいに輝くので美しいなあと思います。
       
 ものすごく大きなガガンボがいました。脚を広げたら10センチくらいありました!種名は調べておきます。

8月17日(月)

 いろいろな行事が終わって、ようやく自分の時間が取れるかという週になりましたが、まだまだ公的な
行事もあるので・・・お盆も休んでいないので、どうも疲れがたまっているかな・・・
 ほ場で実験をする学生とかと出たので、カメラも持参しました。樹液ポイントに行ってみましたら・・・
     
                
 サトキマダラヒカゲ3頭とルリタテハが1頭仲良く並んで蜜を吸っていました。でも本当はルリタテハが
入り込むときには少し争いもあり、チョウ同士でも良い場所の取り合いは普通にあるんだなとわかりました。
そしたら左奥に隠れていたコクワガタがチョウの脇に出てきました。
    
 チョウの脇を抜けて下に降りると、そこには少し大きなコクワガタのオスがいました。すぐに両者は
争いはじめました・・・
    

 同じくらいの大きさだったので、どうなるかと思ったのですが、やはり少し大きな方が分があったようです。
     
 ということで、下にさがった個体が追い出されましたが、大きな争いではありませんでした。自然状態で
のクワガタのオスの争いは見たことなかったので、良いところに居合わせてラッキーでした。

     
 チョウが吸蜜している上部には、もう1匹、もっと大きなオスのコクワガタが潜んでいました!
見事な個体でしたから、彼が参戦すれば圧勝だったかも・・・夜の樹液では彼も入っての争いが
行われているのかもしれませんね。

8月13日(木)

 森林総合研究所多摩森林科学園において、昆虫採集と標本作製の実習を行いました。少数精鋭で実習は
おもしろかったし、昆虫もいろいろ見られました。しかし・・・せっかくの野外実習なのにストロボ持って
カメラ本体を大学に忘れてくる、というかなり頭の悪い人で・・・コンパクトカメラでの撮影です(涙)

     
 樹を揺すったらアブラゼミが落ちてきました。落ちてくることは考えられないから交尾個体かと思ったら
果たしてその通りでした・・・地面での交尾個体は普通ではないですから、次は樹上で撮影します。

     
 ヒメキマダラセセリがいました。翅を広げていて、コンパクトカメラが近づいても逃げなかったので
ちゃんと撮ることができました!八ヶ岳の個体よりきれい!
 多くのセセリチョウ類同様、この種の幼虫もササなどを食します。


 伐採した樹に、たくさんのタマムシがいてびっくり!あんなに見たのは初めてかな・・・またこの樹に
いる個体の多くはメスで、産卵していました。彼女らは樹の裂け目に産卵するようで、上の左の個体が
そんな裂け目っぽいところに産卵管を突っ込んでいて一番自然な?産卵写真です。右は産卵管を挿入している
のがよくわかるので、これも嬉しい写真でした。しかし不自然?なのは下の写真で・・・

       
 伐採した樹なので当然切断面がありますが、乾燥してできた切断面の裂け目も産卵に利用していました。
人工的な切断面でも、できた裂け目は変わらず裂け目なんでしょうね・・・
 コンパクトカメラだったので、こんな作品しか撮れず残念でした・・・

           というわけで更新が遅れてすいませんでした・・・

8月7日(金)

 他大の実習が終了して久々に大学に行きましたが、ほ場の桑の木の伐採を行うことになり、学生と
働きました。腰に違和感があるので大して働けなかったのですが・・・
     
 桑の木にはつきもののキボシカミキリです。大きく伐採してしまったので居場所がなくなったかもです。
でも学内のあちこちに桑はあるし・・・移動するのかな?また様子見てみます。触角全部を入れるには
かなり離れての撮影となりました。

     
 以前からシナサワグルミを食害する網を張るイモムシが気になっていました。ネットを張るので
アメリカシロヒトリ?と質問されるのですが、明らかに違うので、違いますと言っていましたが、
正式な種名はわからず「知らないんですか?」と言われていました・・・今回はクルミではないけど、
同じ虫が発生しており、博士課程の学生に同定してもらったところ、「トサカフトメイガ」である
ことがわかりました。でも食していた樹はクルミではないし、ヌルデでもないので、詳しい先生に
聞いてみます。今度は渋い成虫の写真も撮りたいです。
     
 拡大写真です。黒地で背面が赤い特徴的な配色です。全葉落葉するのでは?と思うくらい
発生していました。

8月3〜6日(月〜木)

 講義が終わっても息つく暇なく、他大学の宿泊実習で八ヶ岳山麓に行っていました。文系の学生さん
でしたが、熱心で昆虫にも結構詳しくなってきたので教え甲斐がありましたが、自分の学生にもこういう
機会をもっと増やしたいと思いました。写真はたくさん撮ったので、挙げておきます。

●8月3日
        
 宿舎はコテージ的なものだったのですが、その近くにいました。調べたらミヤマツノカメムシのようです。
初めて見たので嬉しかったです。和名のとおり深い山でないといないのかな・・・

      
 ウンモンテントウがいました。このテントウムシはやや標高が高いところにいるイメージがあるのですが、
低いところにも生息していました。でも市街地にはいない気がします。この個体は標高1500メートルにいたので
私の理想に近い分布です(笑)


 リフトで上がって高度1800メートルにて出迎えてくれたのは、アカタテハでした。ノアザミの花に
いた個体は飛び立ちましたが、ピントが合っていたので、出しておきます。右は新鮮な個体が岩で休んで
いたので・・・色もはっきりしていてよかったです。

      
 高いところにいるマルハナバチですが、種名はよくわかりません。クロマルハナバチのオスのようですが、
はっきりしません。大きな個体でしたから違う気もしますが・・・あとでもっと調べてみます。


 クガイソウにいて花粉を食べているのはキバネハサミムシです。ちょこっと見える翅の黄色が特徴的です。
学生時代に八ヶ岳で写真撮って以来だし、その時よりきれいに撮れて嬉しいです。こんな風に昔出会った
昆虫たちに会えると感慨もまたひとしおです。

    
 1800メートルにいた、このハンミョウはアイヌハンミョウかな・・・前面から撮影できて嬉しかった
のですが、図鑑に載っている上面からの斑紋がわからないので(笑)、それでも図鑑等で判断しました。
間違っていたらすいません。今度は普通のハンミョウを撮影します。

         
 ノアザミの筒状花の下の部分は萼(ではなく総苞というそうです)その部分は粘着性があり、いろいろな
昆虫がくっついています。ここではカメムシがくっついていました。他にもハエやアブなども犠牲になって
いました。

●8月4日 今日は川の方に降りての実習です。

 イタドリに小さなオトシブミがいました。葉の側面をそぐようにしてゆりかごを作ったようでした。
調べてみるとルリオトシブミかカシルリオトシブミのようでしたが、色がどちらとも違うので、何とも
いえません・・・銅色とかの体色を持つようですが、この個体は黒っぽかったです。また調べてみたい
ものです。

   
 体色はいろいろ変わっていますから同定は難しいですが、これもミヤマツノカメムシのように見えます。
こちらは上の方の個体に比べてやや暗色ですね・・・
          
 この甲虫は斑紋的にはシロトラカミキリのようにみえます。斑紋に変異があるようですし、上から
撮影しただけではわかりにくいところもあるので、これ以上の同定は難しいかもしれません・・・
いつも思いますが、昆虫の同定はなかなか難しいですね・・・


 川に滝が流れ込んでいました。その付近にはトリカブトの花が咲いていました。上に被さっている部分は
萼にあたるそうでなかなか不思議な構造ですね。花の構造もおもしろくなってきます。

     
      カワゲラの一種ですが、オオヤマカワゲラとかにも見えますけど、わかりません。
     じっと隠れていました。

       
        川に降りる前にいたイチモンジチョウ、やや傷んだ個体でした・・・


 コムラサキは学生時代から撮影しても翅の紫色が現れないので、いつかはと思っていたチョウでした。
今回も日光浴している個体はすぐに移動するし、上の左写真のように片翅が限界でした。右の吸水の個体は
ごく一部しか紫色が見えません・・・(涙)
   
 しかしあきらめて帰る途中で川の入り口にあたるところにいたこの個体は、獣の糞を一心不乱に吸い
続け、翅も開いてくれたので、色が出るところで撮影できました。長年の目標が叶ったものの(笑)
コンクリートの上だから次回は樹上の日光浴での美しい写真にトライします。


 クロヒカゲは、林縁部にあちこち数多く見られました。左のように日光浴している個体は少なかった
ものの、右のようにとまっている個体は数多かったです。表はほぼ無紋なんですね・・・

     
 体は細いし、色も明るめなので、チョウと思う人が多いでしょうけど、昼行性のガであるキンモンガです。
アゲハモドキ科に属するガでした。吸蜜する個体の写真が撮れましたが、前日は産卵している個体がいました。

       
 食草はリョウブとありましたが、これがリョウブかどうかはわからないです(笑)警戒心が強く
産卵もなかなかせず、少し産んでは飛び去るという行動が見られました。

           
 このガはヤガでしょうけど、同定はもう少しお待ちください。アカバキリガのような黒い帯がある
ものの、その他の紋や後翅の色などが違うようだし・・・さらに出現時期も違います・・・詳しい図鑑で
調べてもよくわからないので・・・

    
 ムシヒキアブが大型の餌を捕らえていました。これも調べてみましたが、脚の色とか体色とかが
違っていてきちんと同定できませんでした・・・これももう少しみてみます・・・
         
 このクロヒカゲもムシヒキアブとかにやられたと思うのですが、そんな葉に乗っていた死骸をハサミムシが
見つけて食していたところに、ザトウムシが来ました。ザトウムシは林内にたくさん見ることができて、
森の掃除やさんになっているようでした。ハサミムシが鋏で威嚇すると逃げていましたが、あきらめきれない
のか、何度も近づいていました。

 
 ヤマトシリアゲムシのオス(左)と、メス(右)です。産卵間近なメスでしたが、腹部を持ち上げてメスでも
シリアゲムシ状態でした。やや暗い林道に多く見られました。

●8月5〜6日

 残り2日間はスキー場のゲレンデにあたる部分での訪花昆虫観察でした。
  
 斜面でも下部は湿地でしたから水は多く含んでいるのでしょう。右のようにモウセンゴケが見られました。
葉に粘液がついているのも見られて嬉しかったです・・・

      
 
    
 奄美大島等でも見られたアサギマダラでしたが、ここではようやく近づいての写真が撮れました!多個体が
ヒヨドリバナに来ていてこの花が大変好きなようです。ようやく写真が撮れて満足しました!最下段の個体の
ように、後翅下部に黒い性標が見られる個体はオスです。中段左の個体はメスですが、あとのほとんどの個体は
オスでした。数えてみたら1:19でオスが多かったです!

        
 林縁部にクロヒカゲとともにいたヒカゲチョウですが、ようやく撮影できました・・・この斜面には
多くないものの吸蜜個体はそれなりに見られました。

     
 ジャノメチョウです。この個体しか見つけられなかったです。この他に、クジャクチョウも1匹見ましたが、
撮影できず・・・残念・・・
         
 これはヒメアカタテハです。平地にもいますが、撮影できたので、出しておきますね。この斜面には
そう多くなかったです・・・

 
 ヒメキマダラヒカゲですが、今回は林縁部にいた個体はあまりよくなく、唯一降ろしたリュックの汗を吸う
個体がきれいに撮れていました(笑)ということで右に出しておきます。

        


           
 この斜面で多かったのはこのミドリヒョウモンかな・・・写真も多くなったので、たくさん出しておきます
(笑)表だとよくわかりませんが裏を見れば緑色をしているので、この種だとわかります。


 ウラギンヒョウモンも数多く見られました。裏側を見ると銀紋がはっきりわかるので、前種とは区別ができ
ます・・・でも翅表のヒョウ紋も違いますね。

          
 テングチョウはこの個体死か認識できなかったですが、撮影することができました。南西諸島から高山まで
分布域が広いチョウですね。いろいろな場所で出会うと不思議な感じがします。

       
 ヤマキチョウは初めて撮影できました!落ち着かない個体が多い中、この個体はじっとしてくれました。
キチョウはたくさん撮影していますが、ヤマキチョウは大して撮っていないので、もっと機会がほしいと
思いました。
             
 平地に普通に見られるイチモンジセセリですが、こんな所にもいるとは・・・分布域が広いですね・・・
比較的多くの個体が見られました。彼らも移動していくのでしょう・・・


            
 ヒメキマダラセセリです。このセセリチョウも多くの個体が見られました。表の黄色が見られないと
かなり地味な印象を受けるチョウです。ノアザミやウツボグサなど様々な花で吸蜜していました。


 トラフシジミもいましたが、傷んだ個体が多かったです。それでも翅を開いてくれたので、翅表の配色も
撮影することができました!
       
 ツバメエダシャクの仲間ですが、調べてみたらウスキツバメエダシャクのようです。顔面とかその他
あちこちを見ないときちんと同定できないようですが、この写真ではもうわからないのでウスキとして
おきます・・・
          
 スキー場のゲレンデはなく、林間コースのヒヨドリバナ花に来ていたキシタギンモンウワバです。
この虫の撮影も目標だったのですが、残念ながらこの個体ぐらいしか撮影できず・・・またチャレンジ
します・・・翅も細かく動かすために静止してくれませんでした。今度はアザミできれいに開いて
とまってほしいです。
           
 この斜めの帯状の斑紋が印象的なガは、ハスオビカバエダシャクというシャクガの仲間でした。あまり
シャクガに見えない感じで、ヤガに騙されました。夜間、ライトに飛来した個体です。
  
 左はアゲハモドキの幼虫かな?と思ったのですが、食草が違うので調べてみたら、なんとミツクリハバチの
幼虫でした・・・驚いたらみんな丸くなったので、ハバチの幼虫だと納得です。アゲハモドキよりワックスが
多すぎますね。右はクチバとかキシタバの幼虫的なフォルムですが、よくわかりません。

          
 色が褐色型みたいですが、キベリヘリカメムシ?いや違うようですね・・・。単なるホソヘリでは
脚が細いから・・・もっと粘って撮影してくれば良かったです・・・

      
 恐らくアオジョウカイと思われるジョウカイボンが交尾していました。鞘翅の色は変化があるよう
ですね。花に来る甲虫の写真もいろいろ撮影したいです・・・

 アカアシオオクシコメツキと思われるコメツキムシです。コメツキムシは金属光沢的なものもいたのですが、
撮影できませんでした。コメツキムシもいろいろ撮影したいものです。

        

 多くの個体が鳴いていましたが、向こうにいるときはナキイナゴだと思っていました。撮影もできたので、
調べてみると黒色が強いし、翅は長いし、触角も長い・・・バッタは触角が短いと定義していましたが、
こいつは妙に長いです。恐らくヒロバネヒナバッタと思われます。バッタの仲間もいろいろいるので、侮れ
ないですね・・・

7月28日(火

 このところ忙しすぎで何もできないのですが、今週で講義も終わるので、余裕が出るかもしれません。
というか余裕がないと困ります。朝早くに圃場で用事があったので樹液をみたら、雄のカブトムシがいて
慌ててカメラを取りに走りました。
     
 どっしり構えるのではなく、目の前のクロカナブンやカナブンを盛んに気にして追い払っていました。
でも初めての雄のカブトムシの樹液写真で満足しました。

7月22日(水)

 46年ぶりの皆既日食にわいた今日ですが、松戸は11時半頃に雲が薄くなり、欠けた太陽を少しの間
見ることができました。でもカメラを持っておらず、その後はまた厚い雲に・・・残念

 雨もぱらついていましたが、学内を歩きました。いろいろ仕事がたまっていて余裕はないのですが・・・

     
 ベニシジミが雨宿りしているようにとまっていました。なんともいい雰囲気でもっと撮ろうと思ったら
奥に行ってしまいました(涙)。

     
 クロアゲハがヤブガラシの蜜を吸っていました。望遠を持っていなかったので、ダメかと思いましたが、
ストロボの効果も出てややローアングルですけど良い感じだから出しておきます。

    
 樹液コーナーではカナブンやクロカナブンがやってきていますが、オオスズメバチもきてカナブンを
けちらかしています。左奥の凹みにはコクワガタの雄も見えました。

       
 少し離れたところにコクワガタの雌がいたので、写しておきます。小型のメスでした。ノコギリクワガタも
来ないかなあ・・・


 他の樹の凹みにウスバカミキリがいました。木の枝でつつくと刃向かってきました。さらに刺激して追い出した
ところで全身を撮影しました。学内でよく見かけますが、写真に撮ったのは久々で嬉しい。

     
 我々のほ場にあった樹を枝打ちしたので、その太い枝を積み上げていたところカミキリムシやいろいろ
甲虫が来ているようです。タマムシを國分先生が捕まえていたので、お借りして再現写真としました。
撮影を終えたタマムシさんは逃がしてあげました。

        
 作物研の鳥害防止ネットにはいろいろな昆虫が引っかかります。カブトムシもかなりの数がかかって
しまいますが、オニヤンマが入っていると連絡を受けたので、連絡を受けた学生と見に行きました。
網内のオニヤンマを少し冷やして植物にとまらせたのがこの写真です。そうでないとすぐ飛んでいって
おしまいなので・・・大きくて飛んでいって遠くに行ってもくっきり姿が見えました。

        
 トゲナナフシを見たいという学生が来たので、こんな所にいるよと案内したら早速見つかりました。
この角度から撮影した方がトゲがわかってよかった!暗い林部分で良く見かけるナナフシです。

7月19日(日)

 世間一般は夏休みに入ってしまいましたね。大学はまだ8月上旬まで試験や補講などあるので
休みという感覚はないのですが・・・
 今日は自宅近くの昆虫を撮影しました。

 カラスウリの茎が膨らんでいます。中には大きく変形したものもあって、何だろうと思いました。
でも先日の“虫こぶオリエンテーリング”の学生実験時に学生が持ってきたものを、「虫こぶじゃ
なさそう」と私は判定したのに、切ってみたら中から虫が出てきたために誤りであることがわかった
という失敗がありました(笑)。
 調べてみると、ウリウロコタマバエによって作られた虫こぶでした。『カラスウリクキフクレフシ』
なんていう名前もこの虫こぶについています。

 このハエが産卵した部位が膨らむようですが、左のように葉の付け根部分が膨らむ場合や、右のように
葉の一部の葉脈が膨らんでいるような場合もあり、かなり興味深いです。どんな生活を送っているのか
気になったので、調べてみたいですね。

      
 あちこちにいるクロウリハムシですが、こうしてちゃんと?カラスウリの葉を食しているので
嬉しくなっての撮影です(笑)。葉の一部をトレンチングしてその中を摂食するのは、他の
ウリを食べる甲虫類や蛾類にもみられる行動です。

     
 自宅前にいた甲虫。見たときは何の仲間かわかりませんでしたが、キマワリっぽい感じから
ゴミムシダマシかなと思って調べたら、ユミアシオオゴミムシダマシのようです。弓のように
湾曲した脚が特徴だそうですが、あとでわかったので、そういう特長を生かした撮影をして
いません(涙)。でもこんな所にどうして?単に灯火に来たのか、もう一つは朽ち木にいる
ことから、野外の朽ち木を使ってクワガタの幼虫飼育を行っていると、この虫が突然発生する
ことがあるそうです。それで捨てられたという可能性もあるのかな・・・もし後者だとしたら
少し複雑な心境です。でも知らない虫の写真が撮れて良しとします。

7月16~17日(木・金)

 農林害虫防除研究会の写真は研究グループのイベントコーナーに載せます・・・が、ここでは
祇園祭の宵山と巡行のなかで最高だった 蟷螂山(とうろうやま)の写真を載せます(笑)
 いわば祇園祭の昆虫です。


 その名の通り「蟷螂山」は「かまきり山」です。ここで詳しい謂われなどを書くつもりは
ないですので、皆さんに調べていただくこととして、蟷螂山を飾ってあるところと提灯です。

    
 蟷螂おみくじはこのように、ハンドルを回すことによって、お客さんの代わりにお使いとなった
カマキリの絡繰り人形が、おみくじの番号を受け取り、手前の箱に入れてくれるものです。
 感動してしまいました!ハンドルを操る人の帽子に見覚えは?・・・?・・・

     
 翌日の巡行時の蟷螂山です。上に乗っているカマキリは、頭をかしげ左右のカマを上げ下げする
とともに、写真のように翅を広げます。見事な仕掛けに拍手が起こっていました。

     
   農林害虫防除研究会疲れのはずなのに、案内してくださったT○さんに感謝します。

 その後、鴨川で昆虫採集をして帰りましたが、ふと見上げた樹にクマゼミがたくさんいました・・・
     
 ものすごい数の抜け殻とともに、成虫もとまっているのですが、カメラを向けても全く動じず、
見慣れた関東のセミの警戒ぶりとはえらい違いです。どこでもこんなにふてぶてしいのでしょうか?

   
 他の樹ではアシナガバチがやってきて、なんと襲いかかり、脚や翅に噛みついています!これ
にも動じないのかと思ったら、さすがに嫌がっていましたが、飛び去るのではなく歩いて逃げて
いきました・・・。どのセミもカメラを向けても全く逃げませんでした・・・

      
 川沿いのサクラには、どの樹にも必ずイラガがついていました。ヒロヘリアオイラガのようですね。
こんなに発生しているところをみたのは初めてでした・・・

7月14日(火)

 とうとう梅雨明けになりました・・・エサキモンキツノカメムシの幼虫は見た限りでは
全く見られず、上の方に行ったのか・・・残念です。
 それで梅雨明け記念に、撮影関係の来客とともにカメラ持って出かけたのですが・・・
そんなにいい写真がない・・・

 
 外に出て、いきなりいたのは黒いハチ!いわゆる「蜂の子」の材料になるクロスズメバチが
園芸にいるとは思っていなかったので、びっくり!コガネムシの死骸をかじって持ち帰るところ
でした・・・もっとローアングルから撮影すればよかったと・・・もっと撮影できるかな!

   
 ツマグロヒョウモンのメスが地面近くにいます。この斜面にはスミレがあったので、産卵かな
と思って近づくと、確かに腹部を曲げて葉裏に近づけています。スミレの葉裏には幼虫はいましたが、
卵はなかったので、なかなか産まないのかしら・・・関係ない植物にも腹部を曲げていました・・・
またこの地で撮影したいと思いました。


 駅から上がってくる道の近くに植えられたホトトギスにルリタテハの幼虫がいると教えていただき
ました。早速撮影しましたが、もう大きくなっています。右は脱皮直後みたいで脱皮殻を食していま
した。左の個体は葉を食べていましたが、ストロボ光に驚いて丸くなってしまいました。

       
      この幼虫も丸くなってしまい・・・次回は葉を摂食中とかの写真にします。

        
 この時期は夕方から夜どころではなく、昼間からもヤブキリのオスが鳴いています。どうして
こんなにヤブキリが多いのか?という質問を受けたこともありますが、新松戸でも鳴いています
からこの辺りは多いのかな・・・で、鳴いているオスを撮影したかったのですが、低い樹にも
いるものの、姿はさっぱり・・・しかし今日は1匹見つけました。でもカメラが近づくと警戒
してしまい・・・しかし逃げては困ると撮影だけはしました。今度はもっと粘りたいですね・・・

        
 オンブバッタの幼虫がたかっている樹があったので、撮影しておきます。まだ1センチほどの
小さな幼虫でした・・・

   
 カメラを向けるとこんな風に葉裏に隠れてしまいます。結構たくさんいるのに皆隠れると、
すっかり目立ちません。こうして保護色とかくれんぼで私たちには見えにくいことになって
いるのですね・・・

7月8日(木)

 学生実験の時間だけは雨が降らずありがたかったです。学生さん達とともに外を回っていい
昆虫がいたら撮影しようと・・・

     
 クズの葉上にアシナガバエがいましたが、これまでの個体と違って複眼の色が赤ではなく、
緑色をしています。恐らくこれまでの複眼赤色の種とは別種だと思います。詳細は不明です
けど・・・腹部が太かったのでメスのようですね。

   
 同じくクズ葉上には、オジロアシナガゾウムシがいました。ストロボ光に驚いたのか2匹とも
離れて死んだまねをしていました。

    
 先日初めて撮影したムシクソハムシですが、今度はツツジの葉上で発見!オスメスのようで
盛んに活動していたので、この前より脚が目立ち、昆虫に見えます(笑)。でも遠めだとやはり
糞とかゴミにしか見えないです・・・

    
 林縁部のシラカシにとまっていたのは、スカシエダシャクです。褐色ではない部分は透けている
ので、葉の緑っぽい感じになっています。どうして透けているのかよくわかりませんね。背景にとけ
込むのか?う〜む・・・

 
 実験を行った実験室の入り口のガラスに蛾がしがみついていました。カレハガの仲間ですけど
止まり方に特徴がありますね。表から見るとカレハガとわかりますが、この特徴的な止まり方は
翅をどう使っているのかが裏から見るとよくわかりました!わかっていそうで確認すると、なる
ほどと思う感じです。また顔は下を向けているのだというような事もわかったりします。
 ガラスでの撮影も楽しいものですね。

7月7日(火)

 久々の晴天にやはり撮影しなくてはと外に出ました(翌日の実験準備という理由もあった
のですが・・・野外に出る実験なので・・・)
  
 風が強く枝も大きく揺れています。エサキモンキツノカメムシは大きい個体もいるものの、集団は
見つかりませんでした。どんどん移動するのか、個体数が減っているのか・・・わからないですね。
また後日観察してみます。

         
 バラにゴマダラカミキリがいました。実家の庭にバラがあったときに、このカミキリムシがいて
なんでいるのか不思議だったのですが(森にいると思っていた)、バラが寄主植物だったのを図鑑で
知り、びっくりしたのでした・・・園芸学部はバラが減ったので昔よりは見なくなってしまいました。

   
 ムラサキシジミが日光浴で翅を開いてくれました!ちょっと古い個体で、影も入ったのでよくない
写真ですが、戸定で初の翅を広げた写真だからアップしておきます。


 こちらは初の撮影成功のムラサキツバメです。温暖化で分布域が広がったチョウですが、園芸学部にも
普通に見られるようになったのですね・・・何枚か撮ろうと思ったら飛翔してしまいました。でも翅表が
少し見られたので、この写真もアップしておきます(笑)

 
 学生がわざわざ犠牲になってヒトスジシマカの写真を撮らせてくれました(笑)せっかくだからと
だいぶ吸血して腹部が赤くなった個体を撮影しました。少しわかりにくいですが、もっと真横から撮影
できるとよかったかな・・・協力ありがとう。そしてまたお願いします(笑)

7月4日(土)

 今日は、兵庫の友人を我孫子の谷津に案内しました。
    
 ミドリシジミには遅すぎたものの、いろいろ観察してある意味リフレッシュしました。のんびり
語りながら過ごす時も重要ですね・・・どうもありがとう。

        
 久々にカメノコテントウを見つけました。やはり大きい!いた場所はクルミハムシはいなかった
ので、幼虫などは見つけられませんでした。久々に見て嬉しくなりました。

       
 アカハナカミキリが交尾していました。花がないところだったので(笑)これも生活場所とは
少々離れたところでの撮影となりました。

 ハンノキにいるハムシだから、ハンノキハムシだろうと思いましたが、調べてみたらそう
でした(笑)今回は幼虫だけで成虫はいませんでした。
    
 サンゴジュハムシのように葉の表面を削る感じで食していました。成虫も撮影したいので、
もう少ししたらまた訪ねたいと思いました。

    
 クビボソハムシの仲間と思われるペアが交尾していましたが、ストロボに驚き離れてしまい
ました。詳しい図鑑を見ないと種名はわかりません。でもよく見かけるハムシですね。戸定の
昆虫企画を行って注目するようになった昆虫は、カメムシとハムシのような気がします。もっと
彼らのいろいろな生活の一面を紹介できたらと思います。

     
 サクラコガネの仲間がハンノキの葉にいました。彼らはいろいろの葉を食するのでしょうけど
葉にいるのは初めてだったので、生活の様子を撮影できてよかったです。

   
 イネ科植物の葉裏にアブラムシがついていました。ワックスを分泌していていろいろな体色を
持っているように見えました。種名はまた今度調べます。今回はカメムシの仲間はこのアブラムシ
しか撮影できませんでした。

        
 富山で撮影した、翅に斑紋のあるアシナガバエを撮影できました。これも反応はやや悪く飛翔の
写真を撮ることができました。斑紋もはっきりしているので種名までわかりそうですが、同定は
簡単ではないようです・・・。

   
 久々にヒラタアブのホバリングを撮影しようと思ったら、葉先にとまってしまいました。
でもそんなに変じゃないから載せておきます。

 谷津は湿地帯ですので、トンボも多いです。ハグロトンボは撮影できませんでしたが・・・

  
  
 オオシオカラトンボがいました。縄張りとか作っていて他のトンボを威嚇していました。これ
からもっと個体数も多くなるのかもしれませんね・・・

  
 こちらはシオカラトンボですね。縄張りを持っているようでしたが、この個体は地表面のオオバコの
葉にとまるので、あまりいい写真になりませんでした(笑)

    
 これはノシメトンボのようです。小学校のプールからもたくさん羽化してくるトンボですね。
この谷津にもたくさんいました。

 そんなノシメトンボがとまったところを襲ったと思われるクモの食事風景です。トンボは全く動か
なかったので、毒液を注入されたのだと思います。右はアップ写真ですが、なかなか迫力あります。
単眼が妙に無表情さを出していて、そこがまたすごい!

       
 毎年見られるこの毛むくじゃらさんは、オビガの幼虫のようです。いわゆる「毛虫」という感じで、
虫嫌いの人にはすいません(笑)。虫嫌いの人も見ていると聞くので謝っておきます・・・

   
 あちこちに見られたオビガですが、こんな風にコマユバチに寄生された個体も発見しました。
幼虫も大きかったので、寄生数もものすごく、まるで繭を身にまとっているよう!100個体
以上のハチが羽化してきたと思われます。体内からハチが出てきても腹脚で枝にしがみついた
ままで絶命していくのは壮絶ですが、どうしてしがみついたままという状態に制御できるのか
とっても疑問です。・・・びっくりしてしまいます。


 ハチつながりで・・・これはオオモンクロベッコウのようです。クモを狩るハチだそうで、狩りのシーンを
見てみたいものです。ですので、戸定でも注意したいと思います。

      
 ハバチの幼虫もいました。ハグロハバチ的な黒い紋がありますが、もう少し地味な感じです。
こちらの方がかわいい感じです(笑)先日のツユムシと同じでこれも寄生性のダニがついていました。
こういうダニは結構気になります・・・

 ハチつながりの最後はフタモンアシナガバチの肉団子作りです。絵本でフタモンアシナガバチを
見てから、彼らを撮影したかったのですが、戸定ではセグロアシナガバチしか撮影できず、今回
ようやく夢が?叶いました!

  
 気がついたときはこんな感じでしたから何の幼虫かはよくわかりません。かみ砕きながらも
消化管の内容物は避けて作業をしていました。そしてその部分を切り離して、もっとかみ砕き
ます。


 そして良く噛んでから・・・それを持って飛び立っていきました。巣も撮影したかったな・・・
幼虫に餌をあげるところとか・・・いつか撮影してみたいです。

 最後は昆虫ではないですが・・・
    
    
 カタツムリに右巻きと左巻きがあるのはご存じですか?稚貝が大きくなっていくので、中心部から
みて、上は右巻きで、下は左巻きです。多くの種は右巻きだそうですが、左巻きの種もいます。また
左巻きになっている突然変異もあるそうです。でも巻きが同じでないと交接できないようで、そのために
同じ巻きの方向の個体一人では生きていけないようです。この谷津では湿地を挟んで一方は右巻きで
もう一方は左巻きが多くおもしろかったです。両方比較すると明らかに別種そうですけど、いろいろ
調べるとおもしろいでしょうね・・・

7月3日(金)

 このような形で“上の情報が新しい”というのを示すために今日は無理矢理更新します(笑)。

 午後に堆肥場?に行きました。カブトムシは相変わらず動物に食べられています。でも掘れば
出てきます!
     
           前回はオスでしたから、今回はメスを紹介しておきます。

    
 コカブトムシがいました!小さい角が頭にあるので、オスのようです。幼虫が朽ち木で育つので
出てきたのだと思いますが、地表面には動物に食べられたカブトムシの死骸がごろごろしているので
それを食べているのかもしれません。そういう死骸などを好む食生活をしています。

 更新と言うとやはり定番ですが・・・いつもいる場所に幼虫がいません。
     
   代わりにツヤアオカメムシがいました。メスがほしかったのですが、これはオスでした。

   で、少し上の方をみたりしました・・・すると他のコロニーでしょうけどいました・・・
    
 こんな感じで葉表にいましたが、カメラを向けたらどんどんバラけました。決まったところではなく
あちこち移動するのか、大雨等で移動や落下を余儀なくされているのか・・・詳細はわかりませんが、
集団でいて、移動もしているという感じですね・・・いろいろ観察したくなります(笑)

      
 3齢の他に一回り大きい4齢幼虫もいました。こうしてだんだん大きくなっていくのをみるのは
うれしいです・・・今は2〜4齢があちこちにいるという状況です。

    
 これも定番ですが、ベニシジミがいたので撮影しました。少し違った昆虫も写したいですが、時間が
限られているので、そのうちということで・・・

7月1日(水)

 もう7月になったかと月日の流れの速さを感じます。明日は長野で調査ですから新しいページにしようと
更新材料を探しに出ましたが、時間が無く、結局は今年の定番に・・・


 エサキモンキツノカメムシは一回り大きな個体が出てきたので、3齢幼虫の登場です!2齢を一回り大きく
しただけで色彩変化はありませんね・・・成虫はどうしているのかと見ると実に来ているものが多いです。

      
 中には交尾している個体もいたのですが、このまま産卵する個体がいるのだろうか・・・非常に興味
深いです。まだしばらくは見ますからどうなるかはわかるかもしれません・・・

    
 チャバネアオカメムシかしら?他のカメムシもミズキの実が好きなようでした。正面から撮影できて
嬉しくなりました。


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